コーヒーな街角

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随分昔、日本にアントネッロと始めて帰国した時のこと。着いた翌日に私の実家で、母が、「アントネッロに日本の伝統的な朝ごはんを食べさせてあげたい」と焼き魚にご飯、お味噌汁を用意してくれました。
朝起きてきて、食卓を見たアントネッロは、のけぞっていましたっけ(笑)。イタリア人は朝からしょっぱいものが食べられないのです。和食は何でも食べられるアントネッロですが、さすがに朝ごはんだけはイタリアンコーヒーと甘いパンかビスケットのみ。しかも母が淹れる「コーヒー」はいわゆる日本で言うコーヒーで、アントネッロは「これは紅茶?」と聞いていました。
数日後、あ~、イタリアで飲むみたいなコーヒーが飲みたい・・・。とワザワザ電車で新宿まで行き、その当時、やっと展開し始めたアメリカ系のコーヒーショップチェーン店で「エスプレッソ・・・かな?」というややエスプレッソ気味のコーヒーを飲んだのを覚えています。そして、その翌年に実家に帰ったときには、母にコーヒー豆とmokaという家庭用のイタリアンコーヒーメーカーを母にプレゼントしたのでした(笑)。

さて、今回のバール本で、表紙の写真や帯文言をお借りしたセガフレード・ザネッティ社は、イタリアではとてもポピュラーなコーヒー豆ブランドです。
イタリア中、街角のバールでは良く、Segafredo Zanettiの看板を見かけます。これだけイタリア人にとって身近な存在のセガフレード社は日本では19店舗ものイタリアンバールを展開しています。イタリアと同じ美味しいエスプレッソコーヒーが飲めるから、きっと、贔屓にされている方も沢山居らっしゃるのではないでしょうか?


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今回、Club Mio Barメンバーの方を対象に、セガフレード社のご好意で、「バールのイタリア語」のプレゼントキャンペーンが企画されました。会員の方が対象ではありますが、8月5日から14日の間に応募していただけます。

また、品川店、中目黒店以外の合計17店舗で、店内で「バールのイタリア語」を販売してくださっています。日本に居ながらにしてイタリアのバール気分に浸るには最高のロケーションですよ。セガフレード社のホームページでコーヒーのメニューを拝見したら、イタリアのバールとほぼ同じでした。

次回、日本に帰国する時には(←いつになるか判りませんが・笑)、アントネッロもコーヒー切れにならずに済みそうです。

セガフレード社の皆様、この度は、ご協力を頂き、どうもありがとうございました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

追伸:ブログのコメント欄に本の感想を沢山頂き、とっても嬉しく拝見しています。アマゾンの「バールのイタリア語」の詳細ページの下のほうにカスタマーレビューを書き込むボタンがあります。宜しければこちらの方にも感想を書いていただければ、後々まで残るのでとっても嬉しいです。ドキドキですが(笑)、沢山のご感想をお待ちします♪

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# by lacasamia3 | 2009-08-06 16:20 | フィレンツェという町 | Comments(15)

再び南へ

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昨日の朝、南イタリアのプーリアに着きました。
暑い~!


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2週間ぶりに会ったユキちゃんは、真っ黒に日焼けし、ちょっと背が伸びて(?)肩がちょっとガッシリしたような気がします。すっかりプーリア弁になっています(笑)。

というわけで、今週はプーリアから再びアップしますね♪

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# by lacasamia3 | 2009-08-04 23:42 | ユキちゃんと海2008 | Comments(27)

届いたかな?

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メールやコメントで少しずつ「本が届きました~」というご報告が届いてきています。嬉しいなあ。
いやいや、自分の本が本屋さんで並んだりして、きっと日本に住んでいたら、気が気じゃなくて、きっと柱の影から一日中ズーッと横積みにされている本を観察してしまうかも知れません(←アヤシイ・・・)。そういう点では、正直な所、海外に住んでいてちょっと気が楽かも。


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「バールのイタリア語」では、ツーリストでもイタリア人のようにバールを楽しんでみよう!ということをコンセプトにして、必要会話、単語集などを紹介しています。
イタリア人に聞いても「えっ、そう?」と言われるほど、イタリア人にとってはとても普通な光景、でも日本人の私にとってはすごく不思議な光景を目にすることが多いバール。今となっては当たり前になってしまったけれど、ちょっと留学したての頃の私に戻って、そんな素朴な「不思議」を取り上げたのがこの本です、

携帯電話に付いているストップウォッチを持って、フィレンツェのレプッブリカ広場のバールのテーブル席に張り込み、コーヒーを飲みに入ってくるイタリア人が果たして何分でコーヒーを飲み、お会計をして出て行くか?なんてことを一日中やっていました(←やっぱりアヤシイ・笑)。お陰で何杯コーヒーを飲んだことやら・・・。


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毎日同じバールにランチを食べに通い続けてみると、3日目で常連さんの仲間入りになってしまいます。「今日は、何にする?」とか、「どう?今日のセコンド、美味しかった?」なんて声をかけてくれます。相手が外国人であろうとイタリア人であろうと、イタリア人の店員さんの「お馴染みさん扱い」は絶妙です。こういうサービスが、ちょっと嬉しくさせてくれて、また来ようっていう気持ちにさせてくれるんだなあ・・・。

暫くすると、同じく毎日ご飯を食べにきているお年寄りのおじいさんがいることに気づきました。バールの店員さんが「ブオンジョールノ、プロフェッソーレ!コメ・ヴァ?(こんにちは、教授!調子はどう?)」と元気に挨拶します。
こう毎日顔をあわせると、いつもの時間におじいさんの顔が見えないとちょっと心配になったり。おじいさんが杖を突きながらバールのドアを開けて入ってくると、何だかちょっとホッとしたりして。

バールってイタリアのどの街でも、その地域に根ざした憩いの場。


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とってもイタリアらしい場所だと思うんです。美術館やお土産物屋さんでは見えないような、イタリア人の素顔が覗けるような場所。

イタリアにいらしたら是非、お気に入りのバールを見つけてくださいね♪
「バールのイタリア語」は、いよいよ明日8月3日から、それぞれの書店でも発売されるようです。

そうそう、千葉県の「すばる書店 佐倉店」では、明日8月3日から「ビジュアル語学書」フェアとして、同じシリーズの語学本と一緒に、「バールのイタリア語」を紹介してくださるそうです。本当に感謝です。

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# by lacasamia3 | 2009-08-02 20:27 | 私の本棚 | Comments(29)
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ここ数日のユキちゃんは、夕方の海を見るとちょっとブルーになっちゃうそうです。電話をすると、良く、
「マンマ、おじいちゃんのイチヂクとっても美味しいんだよ。マンマと一緒に食べたいなあ・・・」とか、
「バッボ、海で3回連続でんぐり返しが出来るようになったんだよ!バッボに見せたいなあ・・・」
と言いながら、語尾がちょっと下がってしまいます(苦笑)。そろそろ限界かな?泣きはしないそうですが、夕方ちょっと寂しくなっちゃうみたいです。
いよいよ、明日の夜、車でプーリアに向けて再度出発します。今回は、と~ってもお世話になっているお友達も二人一緒に♪ユキちゃん、もうちょっとだからね~。

というわけで、バカンスに出発する前に恒例の第一弾トマトの瓶詰め作り。今年は去年のソラマメの転作が良かったからか、特大のトマトがたわわになっています。


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用意するのは、トマトとフレッシュバジルと保存用の瓶。
お好みでニンニクを入れても美味しいですよ。


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毎回作り方がちょっと違うので、判りにくいのですが(笑)・・・



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基本的には、
1、瓶を良く洗います(我が家の場合は事前の煮沸消毒はしません)

2、フレッシュトマト、または湯剥きしたトマトをバジルやニンニクを加えながら瓶に詰めていきます。

3、瓶の蓋をやや緩め(女性の力でしめる程度)に閉めます。余りきつく蓋を閉めすぎてしまうと、沸騰させた時に瓶の中から外に出なくてはいけない空気が外に出られないのだそうです。


今年第一弾!トマトの瓶詰め作り_f0106597_4344573.jpg4、お水を入れたお鍋に瓶を並べ、したから加熱して沸騰させます。この時、瓶の蓋が水面下になっていること。もしベコベコしていたら、そのままもう一回4の工程を繰り返します。

5、翌日までそのままで冷まします。翌日蓋がベコベコしなければok。更に蓋をギュッと閉めて、このまま直射日光が当たらない場所に保管します。こうして1年間程保管できます。


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テキパキ・テキパキ、マメマメマメ・・・


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さあ、作業がちょっと一段楽したから白ワインで休憩♪


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こうして出来たトマトの瓶詰めは、冬場に夏を思い出しながらパカッと開けて、お料理に使います。味は・・・既製品のトマト缶とは全く別物!美味しいです~。
計算してみると、どうも我が家では1年間でトマトの瓶詰めを100kg以上消費しているようです。その中のほんの一部だけれど、少しずつ手作りのトマトの瓶詰めが占める割合が増えてきています。またプーリアから戻ってきて、何回か作らなくてはね。

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# by lacasamia3 | 2009-08-02 05:40 | トスカーナ山暮らし | Comments(30)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho