イタリア料理に良く使われる野菜・・・というと何といってもトマトがすぐに思い浮かびますよね。旬の畑の野菜を食べるようになってから、「何でもトマトソースで煮込む!」という調理方法から少し離れ、かなりバリエーションが広がったので、年間のトマト缶(ホールトマト)の消費量は減ってきたものの、やはり少なくとも1週間で1.5キロ(250ml缶6個)は消費します。ということは・・・1ヶ月で少なくとも6キロ、1年間で70キロ以上を消費していることになります。
今年は頑張って、何回かに分けながら、我が家一年分のホールトマトを作ることにしました。
我が家のトマトだけでは足りないので、↑ドンッ!GASを通じて有機農家から20キロのトマトを買いました。1キロ当たり1ユーロ。スーパーでは今の時期、瓶詰め用に安いトマトが1キロ0.3ユーロで売られていますが、下のほうはかなり傷んでいて、一部捨てなくてはいけないのです。それを思うと、生で食べても美味しいほど状態がとても良く、オーガニックで育てられたトマトがキロあたり1ユーロというのはかなり良心価格かも。
①まずは、我が家の外に置いてある薪ストーブに火をつけます。その上に大きな鍋を置いて、お湯をグラグラと沸かします。
②お湯が沸騰したら、その中にトマトを放り込み、その後、皮を湯剥きします。
皮をむきながら、ザルの上に置いて、余分な水気もちょっと取ります。母はトマトから出た余分な汁をトマトジュースにして、冷やして飲んでいました。美味しいですよ。
イタリアでは、種や皮を取り除く機械も売られているのですが、それをやってしまうとかなり量が少なくなるので、私は、皮だけ剥いて、ざっと水気を取ります。(←この工程の写真を撮るのを忘れていました)
私が薪を作って、ストーブを燃やしている間、母が湯剥きをやってくれました。有難う!
こうして湯剥きしたトマトは、バジルの葉を入れながら瓶に詰めていきます。↑この瓶には1.5リットル入りますが、小さい瓶でも勿論okですよ。
③最後は、瓶の蓋を閉めて、瓶同士がぶつからないように、間に布を挟み、お水から沸かします。ポイントは蓋を閉めすぎないこと、そして水が必ず蓋の上まで被っていること。蓋を閉めすぎてしまうと、瓶の中の空気が蓋を通じて外に出ないのです。ギュッと1回締める程度で良いですよ。
お湯が沸いたら、そのまま15分ほどグラグラ沸かして、その後はお湯の中で冷まします。
更に蓋をギュッと締めて出来上がり♪ 蓋の上面を指で押してみてペコペコしなければokです。もしペコペコしてしまったら、再度、③の工程を繰り返します。
常温で暗い所に保存すれば、1年ほど持ちますよ。
今回は20キロのトマトから大瓶が6瓶できました。今まで数回作ったのと合わせて、今の所、大瓶20個分ほどが出来ました。あともう1回くらいやらないと足りないかな?
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