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いよいよ、新刊「季節で綴るフィレンツェ202」が発売されました。予約してくださった皆さん、本当にありがとうございます!
そして、この場を借りて、私たちを辛抱強く支えて下さった、イカロス出版編集部の鈴木さんに心より感謝します。


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すっかりとパンデミック前(またはそれ以上)の賑わいを取り戻したフィレンツェ。
この街に住んで25年、変わらない部分もあれば、時代の変化を感じることもあります。そんなフィレンツェが見せる様々な表情を紹介しています。また、この街に流れる空気を伝えてくれる、向井さんの素敵な写真も是非お楽しみください。



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ここ数日のフィレンツェでは、夏の暑さはやや収まり、涼しい風が吹いています。
そうそう、今週の日曜日は、本の中でも紹介しているマラソン、Corri la Vita が開催されるんですよ。今年のフェラガモ社提供のTシャツの色は何色かな?


季節で綴るフィレンツェ202 世界でいちばん美しい街の愛おしい毎日、とっておきの場所

奥村千穂/イカロス出版

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# by lacasamia3 | 2023-09-23 06:46 | お知らせ | Comments(2)

ラーラ、列車に乗る


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先月からユキは、お友達2人とアパートを借りて、フィレンツェの郊外に住んでいます。車がないとどこにも行けない我が家と違い、自転車でどこにでも行けるフィレンツェでのアパート暮らしは、最高に楽しいらしい(笑)。それについてはまたいつかゆっくりとご報告します。
で、私とアントネッロがプーリアに行っている間、ラーラはフィレンツェでユキが預かってくれていました。一足先にプーリアから私が高速バスで帰ってきたので、ユキの家にラーラを迎えに行きました。車を駐車しているおらが村まではローカル列車に乗りました。

多分、ラーラにとって列車に乗るのは初めての体験。


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列車をがっつり見てます(笑)



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イタリアでは、レストランや駅、空港、バール、美術館の一部など、犬を連れて入れる場所が結構あります。
列車の券売機でも、犬用のチケットを普通に買えます。大人1人3.9ユーロの区間が犬は2ユーロ。「Cane(犬)」って書いてある(笑)


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一応、口輪を持っていなくては行けないので、リードにぶら下げて「持ってます」アピール。


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他の人の邪魔にならないように、一人がけの席に座っていたのですが、ラーラはちゃんと私の足の間に入って大人しくしていました。



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たまに犬好きの人が「あら、可愛子ちゃん」って頭撫でてくれて、でも取り立てて構うわけでもなく、サッていなくなる。見られているっていう感じもしないし、イタリア人って、こういう時、心地よい無関心な態度を取ってくれるので、気が楽です。
30分の列車の旅、大人しくしてくれました♪

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でもラーラはやっぱり森が一番なんだな。

いよいよ明日は新刊の発売日です!
現在、ご予約受付中です。どうぞよろしくお願いします。

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奥村千穂/イカロス出版

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# by lacasamia3 | 2023-09-21 06:53 | イタリア犬物語 | Comments(0)
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さて、アントネッロ企画のワンデイトリップは、海水浴場→塔→教会とここまで来て、最後は「城」でした。
これだけ盛り沢山にできるのは、海が近くて、あちこちに塔や城があるサレント地方ならではなのかも。


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行ったのは、ガラティーナから車で20分ほどの、コペルティーノという小さな街のお城です。
ここには、馬車のコレクションが展示されているんです。





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おお〜。
馬車と一口に言っても、2人乗りから6人乗り以上と、大きさも形もそれぞれ違います。


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この内装、とっても素敵♪






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こちらは少しシンプルなタイプ。



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幌がないタイプもあります。
揺れたんだろうなあ・・・





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豪華なフレスコ画が施された礼拝堂もありました。
プーリアの見所は海だけじゃなくて、内陸部にもあります。








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帰りにジェラートを食べておしまい。


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今年も色々と企画してくれてありがとう!
一緒に夏の思い出を沢山作りました。この後、私は長距離バスに乗ってフィレンツェへと戻りました。




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# by lacasamia3 | 2023-09-16 06:59 | プーリア滞在記 | Comments(0)
プーリア版スクロヴェーニ礼拝堂_f0106597_07041524.jpg

さて、アントネッロが教会内に入って感動していたのは、内部の壁を全て覆い尽くす美しいフレスコ画のせいでした。

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1400年代前半に描かれたとされるフレスコ画には、アダムとエヴァの楽園追放やノエの箱舟、キリストの生涯などの物語の他に、この聖堂の聖人であるアレッサンドリアの聖カテリーナの物語も描かれています。


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エジプトのアレッサンドリア(アレクサンドリア)の知事の娘であった聖カテリーナは、ローマ皇帝によるキリスト教徒の迫害を批判し、斬首刑にかけられます。
遠いエジプト出身の聖人なので、不思議な動物が描かれているのでしょうか?7つの首を持つヒョウ(?)とか、口が2つある馬とか。

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この聖堂は望遠鏡を持っていくと良いかもしれません。
上は「アダムとエヴァ」

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こちらは、アントネッロが一番好きだった「創世記」
きになる部分が余りに多すぎ!時間をかけながらゆっくりと鑑賞しました。


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底なしの淵の入り口と、その鍵を手にする天使。
この下にはうようよと這い回るいろんな怪物が描かれています。

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人々の表情とか怪物のバリエーションとか、15世紀のプーリアで、これ程までに表現力が豊かな画家が存在していたことに驚きます。ジョット ーよりも時代は後ですが、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂を思わせるような、空間でした。

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Basilica di Santa Chiara d'Alessandria
Galatina

プーリアのサレント地方に行かれる機会があったら、この街、ガラティーナのこの聖堂をぜひ訪れてみてください。
お昼休みがあるので、注意してくださいね。






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# by lacasamia3 | 2023-09-14 07:43 | プーリア滞在記 | Comments(2)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho