フィレンツェのイル・プラート通り48番に、木の大きな扉があります。年中閉まっていて、今までこの扉が開いているのを見たことがありませんでした。
実はこの建物は、パスクワ(イースター)の日に行われるスコッピオ・デル・カッロの山車が収められているのです。
パスクワの日の朝、早起きをしてアントネッロも誘って、この山車を出すところを見に行ってきました。
かなり早く行ったのに既に扉は開いてた(アントネッロは開くところも見たかったらしい)。
スコッピオ・デル・カッロとは、フィレンツェで古くから行われている伝統行事です。パスクワのミサの途中で司祭がボタンをポチっと押すと、作り物の白い鳩がケーブルを伝って祭壇から外に飛び出し、山車の周りをぐるりと周って祭壇に戻ります。そのタイミングで山車に付けられた爆竹が弾け、賑やかに春の訪れとパスクワを祝うというもの。
でも、お祭りの運営スタッフがあーでもないこーでもないってワイワイ手伝っているのを見るのも面白い。こういうお祭りの準備段階のワクワク感って、日本のお祭りでも同じですね。始まったら神妙になるんだけど、準備段階は皆、ウキウキしてる。
↑この人が手に持っているのはお祭りの主役であるコロンビーナ(鳩)。何やらしばらく書き書きしてました。何を書いていたんだろう?
梯子の後ろに置いてあるのは丸く束ねたワイヤー。これを伝ってコロンビーナが外に飛び出し、ぐるっと山車の周りを周ってちゃんと祭壇に戻らないといけないんです。ちゃんと戻ったらフィレンツェの街にとって豊かな一年になるんだとか。だからスタッフは責任重大。
これは、山車の周りに設置する爆竹。
一応、火薬を取り扱うので、消防車も来ていました。
いちいち記念撮影するからなかなか作業が進まない(笑)。でもこれもお祭り。
さあ、いよいよトラクターで山車を外に出します。かなりギリギリの幅で入っているので慎重に。
出た!
現在の山車は1765年に造られたものなのだそうです。
爆竹が沢山付けられています。こんなに近くで見たのは初めて。
車輪に至るまでほぼ全て木製です。
ちょっと長くなったので、続きは明日書きます。













































