ご近所さんのアントニオは、私達の山暮らしの先輩。キノコ名人でもあり、畑上手な彼が最も得意とする分野は「野草採り」です。今日は、ポカポカ陽気で、ピクニック日和でした。彼の家にも我が家にもフィレンツェから押し寄せた友人達で賑やかな一日。500メートルほど離れている2軒の家を結ぶ山道を、友人達が行ったり来たり(笑)。共通の友人も多いので、皆、こっちでランチをして、あっちでコーヒーを飲み、またこっちに帰ってきて・・・と自由に楽しんでいました。前から、アントニオに食べられる草をレクチャーして欲しいと思っていたので、絶好のチャ~ンス!!
我が家の周りで見つかった、サラダとして食べられる野草を教えておもらいました。
写真左:"piscia a letto"(ピッシャ・ア・レット)「おねしょ」という名前がついたセイヨウタンポポです。根を煎じて飲むとトイレが近くなるのかなあ???名前の由来は謎です。別名dente di leone (デンテ・ディ・レオーネ=ライオンの歯)とも呼ばれています。
写真右:"strigora"(ストリーゴラ)写真では、かなり拡大していますが、実際には全長5センチほどの葉っぱです。こするとキュッキュという音がします。みじん切りにしてリコッタチーズに混ぜ、ラビオリの具にしても美味しいですよ。
写真左:"papavero"(パパーベロ)夏、トスカーナのあちこちで咲いているひなげしです。ちょっと甘みがあってとても美味しいんですよ。
写真右:"cicervita"(チチェルビタ)ちょっと苦味があって美味しい葉っぱです。
写真左:"salvastrella"(サルヴァ・ストレッラ)噛むとレモンのような酸っぱい後味があります。
写真右:"lattughina"(ラットゥギーナ)野生のレタスの一種です。
アントニオは、たった20分でボール一杯にサラダ用の野草を集めてくれました。葉が柔らかい春が食べ頃なんですよ。
有難う!アントニオ、お陰で、我が家の裏の雑草伸び放題のお庭が、急に、宝の山のように見えてきました。
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