パパとお料理

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毎度、同じような写真で申し訳ないのですが・・・先週の日曜日、一緒に夕食を作るアントネッロとユキちゃんです。ちょっと時間に余裕がある冬の週末、アントネッロは決まって"pasta al forno"(パスタ・アル・フォルノ=オーブン焼きパスタ)を作ります。まずは、パスタの生地作りから。練りものはお得意のユキちゃん。パパと一緒に伸ばすのが楽しいようです。
予め調理しておくこともできるので、パスタ・アル・フォルノはお客様の時にも便利な1品です。また、お誕生日や、家族でのファミリーランチ、ピクニックのお供としてもしばしば登場します。日本のちらし寿司のような感覚かな?


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粉さばきも板についてきたユキちゃん。このまま、私を通り越して「イタリアン・マンマ」になって下さいっ(爆)。


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アントネッロは、パスタ・アル・フォルノにはベシャメルソースを入れません。具は、モルタデッラハム、パルメザンチーズ、モッツァレラチーズ、薄切りゆで卵、トマトソースです。パスタは軽くお湯にくぐらせてから水分をふき取り、これらの具を並べながら層を重ねて行きます。最後にトマトソースをかけてオーブンに入れて焼き上げるだけ♪普通の乾燥パスタを固めに茹でて使っても美味しく出来ますよ。


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エプロンを取るのも忘れて、かぶりつくユキちゃん。パパと作るご飯は美味しいね♪

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# by lacasamia3 | 2006-11-10 01:52 | 山の食卓 | Comments(24)

「田舎風」行列の並び方

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写真は、ポデーレ・ベッチの近くで見つけたドングリ。ドングリってこんな風になるんですね。今まで気をつけて見たことがなかったので結構新鮮です。今年は、ドングリが沢山なって、鹿やイノシシ、リスたちは大喜びです。食べきれないほど沢山足元に落ちていました。
さて、今朝は、村の郵便局に行って来ました。私が住んでいる場所には、銀行が全くないため、住民にとって郵便局は銀行代わりでもあります。勿論、口座も作れるし、公共料金の支払いも郵便局で行います。村の小さな郵便局は、窓口がたったの2つ。そのうち1つは、郵便が届かない山の上に住んでいる人たちが局留めの郵便を取りにくるための窓口。だから、いつも公共料金の支払いや振込みが出来るもうひとつの窓口が混んでいるのです。
さて、村では皆が顔見知りだから、順番待ちをしている間も皆、おしゃべりに夢中。足の悪いお年寄りや、子供連れのお母さんは近くのベンチに腰掛けているし、気が付くと列はグチャグチャです。こういう光景に出くわした時、大切な言葉は、" Chi e' ultimo ?"(キ・エ・ウルティモ?=一番最後の人は誰ですか?)。そうすると、"Io"(イーオ=私よ)と誰かが必ず手を挙げます。そして他の人たちも、「私はこの人の後で・・・」とか、「私の前には、今車を移動中のおじさんがいるわよ」などと、途端に順番確認をし始めます。こうして、皆、誰の前で誰の後ろなのかを確認し、再びお喋りを再開するのです。
こうして誰の後ろで誰の前なのかさえ判っていれば、行列がきれいに並んでいなくてもいつか自分の番が来るものなんですね。黙って誰とも話さなくても生活して行くことが出来そうな日本のシステムに比べると、何だか秩序がなくて、時間の無駄が多いのかもしれませんが、常に表現したり主張することが求められるイタリアのこうしたシステムは、なんだか合理的で、人間らしいなあって思います。
もちろん、割り込みもたまにはありますよ~。下の村では遭遇したことはありませんが、もうちょっと大きな町で、ズカズカッとマダムが入ってきて、気の弱そうな私の横にスタンバイしたことがあります。そんな時には、一言、"Lei e' dietro di me, vero ?"(あなたは私の後ろですよね)と釘をさしておきましょう(笑)。

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# by lacasamia3 | 2006-11-08 02:57 | トスカーナ山暮らし | Comments(18)

テッサのおうち

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昨日は、お散歩がてら、我が家から500メートルほどの所に住んでいる友人テッサの家に、日本からのお土産を届けに行きました。お土産は、「絹の5本指ソックス」。私の友人達の間ではとても好評なので、毎回、日本に行く度に何足か買ってくるのです。最近は、フィレンツェのカッシーネの市場でも売られ始めたけれど、絹製はまだ見たことがありません。
オランダ人テッサとフィレンツェ人アントニオのカップルは、現在住んでいる借家の敷地内にある納屋を買い取って直しています。トスカーナ州では、家があったところにしか家を建てられず、しかも残っている部分を活かして、もとあった家の通り建てなくてはなりません。窓の大きさや数、階数も変えることが出来ないんですよ。かなり四苦八苦して、やっと許可が下り、現在は屋根が完成。


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写真上と左: 現在二人が住んでいる家。
パティオのスペースには、天井に畑で採れた玉ねぎがぶら下がっていたりして、素朴だけれど何だかとってもお洒落なんです。

写真右: 今、修復中の家の窓。壁がとっても厚いんですよ。どの家も大体こうして石とレンガを組み合わせた壁で出来ていて、室内側はセメントを塗り、漆喰を塗って出来上がり。屋根以外、断熱材などを使うことは殆どありません。


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まだ足場が組まれていますが、寝室の窓から見えるであろう風景。この奥に見えている草原には、夕方になるとイノシシやカモシカたちが姿を現すそうです。数年前からこの一帯で見かけるカモシカの群れ(オス1頭とメス5~6頭)がいて、夕暮れ前に何故か輪になってグルグル回りながらダンスをするんですって。そんな光景が寝室から見えるなんていいなあ。

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# by lacasamia3 | 2006-11-06 19:24 | トスカーナ山暮らし | Comments(14)

収穫後の絞り

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今週は、ポデーレベッチでワイン作りに大切な工程が行われました。
収穫して、茎を取り除いた実は、金属製のタンクに皮付きのまま入れられ、2週間程、発酵させます。
そして、汁の部分と皮の部分を分け、汁の部分はきれいなタンクへ移し変えます。この工程をイタリア語では、"svinatura"(ズヴィナトゥーラ)と呼びます。写真は、タンクの底や壁面に残った皮の部分をかき出しているところ。これらを"torchio"(トルキオ)と呼ばれる絞り機にかけて残った汁を絞り出します。この工程は"torchiatura"(トルキアトゥーラ)と呼ばれています。


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皮を一杯に詰めたトルキオ。上部に、積み木のように重石を組み立てていきます。
こうした昔ながらの器具を使ってのワイン作りは、イタリア全土中小の農家では、極一般的に行われています。


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レバーをもって、トルキオの周りをおじさんがグルグル回ると・・・
下からなみなみと絞られた葡萄の汁が出てきました。この絞った汁は、別のタンクに入れ、熟成させます。


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さて、絞った皮はどうするかというと・・・まだまだ、捨てませんっ!絞りかすは、グラッパを作っている業者に持って行きます。絞りかすに砂糖を混ぜて熟成させ、それを蒸留させるとグラッパが出来るんですよ。
最初に分けた上澄みの汁、モストを味見させてもらいました。前回、収穫したての時に味見させてもらったモストに比べると色が濃くなって、炭酸の舌触りがなくなっていました。これからは、だんだんと発酵のスピードがゆっくりになっていくそうです。


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オリーブの実もそろそろ採りごろです。ポデーレベッチでは明日から2週間ほどかけてオリーブを収穫します。この時期に丁度ご滞在になるお客様には収穫体験をしていただけます。
今年の初物オイルが楽しみです♪

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# by lacasamia3 | 2006-11-05 19:08 | フィレンツェのアグリツーリズモ | Comments(6)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


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