昨日の午後は、アグリツーリズモ、ポデーレ・ベッチのすぐ近くにあるディコマーノ村で毎年1回開かれる牛の品評会に行ってきました。この村近郊の農家の殆どは、肉用の牛を飼育しています。
この茶色の牛は、Razza Limousin(リムジン牛)と呼ばれるこの地域の牛です。キアニーナ牛に比べるとちょっと華奢ですが、骨細なので、お肉は沢山とれるそうです。厚めに切ってオリーブオイルでさっと焼くとさっぱりしていて、とっても美味しいんですよ。左は、ずらりと並んだリムジン(笑)。
昔、山の家に引っ越してきたばかりの頃、近くのおじさんに、畑用の肥やしを分けてくれそうな農家があるかどうか尋ねたことがあります。
おじさん曰く「あ~、この先の農家でわけてくれるさ、リムジン沢山持ってるからね。」
私「?????」
リムジンを数台持っている農家って????農業ってそんなに儲かるんだ~?
でもこの道、リムジンじゃ上がれないよなあ・・・(と私の頭の中では車高の高い4駆リムジンがグルグルと回っていました)
行ってみると、農家の前にトラクターが停まっているのみ。そしておじさんと話をしてやっとリムジン=牛の種類ということが判明したのです。
巨大な牛がごろんと横になっていて、それぞれの名札に名前、生年月日、種類、生まれた農家などが記載されています。
写真左:額の部分にグルグル巻き毛があるのが特徴です。
写真右:積極的に牛にほし草をあげるユキちゃん。離れすぎず、近寄りすぎずのビミョ~な距離のとり方は見事!えらいっ!さすが山の子。全然怖がっていませんが、こちらが心配するほどは近寄らず、馬や牛と置くべき距離を良く判っているようです。後ろ側には絶対周らないように自分で気をつけていました。
私も思いっきり楽しんだ「牛祭り」レポート、まだまだ続きます・・・
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