ズッキーニの花のフライ

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今の季節、毎朝、畑にズッキーニの花が沢山咲いています。今晩のおかずは、このズッキーニの花を使ったアントネッロの得意料理、"fiori di zucca fritti"(フィオーリ・ディ・ズッカ・フリッティ)です。そのまま、衣をつけて揚げても美味しいのですが、アントネッロは、中にリコッタチーズを詰めて揚げます。


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写真左:イタリアでは、リコッタチーズは、牛のミルクで作ったものと、羊のミルクで作ったものの2種類があります。牛のりコッタチーズは、あっさりとしていて、羊のリコッタチーズは羊独特の臭みがあります。アントネッロと私は断然、羊派。
さて、具になるリコッタ300gには卵の黄身1個分とお塩で味付けをします。刻んだミント少し入れるのがアントネッロ風。卵の白身は捨てずに、衣の小麦粉を溶くのに使っていました。

写真右:いきなり具をビニール袋に詰め始めるのでどうするのかな?と思ったら・・・



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ふ~ん、搾り出し袋にしていました。手が大きいから花が見えないよ。
「ズーム!」 詰めている所、見えますか?



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8分目まで詰めて、花の先っぽをキュッとねじって閉じます。
コレに衣をつけてカラリと揚げれば出来上がり♪

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この一品は、アントネッロの得意料理の1つです。
熱々が美味しい!
今晩は、付け合せに、"panzanella"(パンツァネッラ)と呼ばれるフィレンツェ風パンサラダも作りました。
おっ、ユキちゃん、良い食べっぷりだねえ。

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# by lacasamia3 | 2006-07-27 05:14 | 山の食卓 | Comments(32)

畑のトマト最新情報

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な~んて、大層なタイトルですが、畑のトマトが赤くなり始めました。
写真の、ゴツゴツしたトマトは、"fiorentini"(フィオレンティーニ)と呼ばれるフィレンツェ種です。他のトマトに比べると、甘みがあるのが特徴です。"cilieggini"(チリエッジーニ=チェリートマト)も赤くなり始めました。今年は6月に気温が下がったことが原因で、収穫はかなり遅れています。
やっと暑さが安定したここ数日ですが、夕立が降ることが多いです。恵の雨も、中途半端な夕立は植物を痛めてしまうこともあります。なぜかというと、雨粒が残ったまま、葉や実が強い夕陽に当たると、レンズ効果で、葉や実が焼けてしまうのです。確かに、雨粒ってレンズの役割も果たしてしまいますものね。フムフム。降るならたっぷり降って欲しいなあ。一見、地表は濡れている様に見えても、肝心の根までは水が届かないこともあり、雨の後も土を掘り起こして地中の状態を見ることが大切だそうです。

ともかく、初物のトマトの味は抜群でした。

追伸:インゲンの収穫も始まりました。

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# by lacasamia3 | 2006-07-25 23:40 | フィレンツェで畑 | Comments(18)
夕方、畑の水遣りをしていると、お隣さんのパオロが大きな湿布をして現れました。どうやら、前から痛かった肘の炎症が悪化し、かなり痛いそうです。そこで、リコッタチーズ(!)を患部にたっぷりと塗り、サランラップを巻き、布を更に巻いたそうです。ムムム、リコッタチーズを~!こうすることで炎症が緩和されるんですって。昼から巻いて6時間。かなり効果があるとの事。忘れないうちにとブログに書いておきます。

そうそう、私は今朝から、左目が「ものもらい」気味なので、カモミール・ティーの湿布をしています。湿布って色んな効果があるんですね。

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# by lacasamia3 | 2006-07-25 04:41 | トスカーナ山暮らし | Comments(11)

踊るお別れ会

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金曜日は、夏季学校の最終日でした。親も参加して、午後16時からはお別れ会がありました。私が行ってみると、子供たちは椅子に座って、なにやら人形劇を見ています。ヘンテコな帽子をかぶったお兄さんは、アンドレア先生。ギターも上手に弾いて、人形劇の司会をしています。
親が、教室に来る機会はめったにないので、子供達は何だか落ち着きません。落ち着きのない子は後ろをちらちら見て、「マンマ~」と手を振ったり、最後は勝手に席を立ってマンマのお膝に乗っかってしまったり・・・集中力が続かない子供がいるのは、日本もイタリアも同じかな?


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イタリアらしいなあと思うのは、こうした幼稚園の行事に、小さな赤ちゃんを連れてくるお母さんも沢山いて、その赤ちゃんが大きな声を出したり、ちょっと位騒いでも、余り気にしないこと。周りも、「赤ちゃんだ~」と温かく見守っていることです。「シィ~」とか、キーっと睨んだりせず、大らかに受け入れてあげるというのはイタリアらしいなあと思います。赤ちゃんだって参加したいもんね。
写真右:あ~ユキちゃんみっけ(ピンクの縞シャツ)


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ココはブログ魂を出して、前に回って写真を撮りたかったけれど、せっかく人形劇を楽しんでいる所にニョキって私が顔を出したら、「マンマ~」となりかねないので、ソッと横から様子を見ることにしました。


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人形劇が終わったら、おやつタイム。親が用意した差し入れのジュースやお菓子をたっぷり食べたら、ダンスタイムです!子供達が体を動かすのが大好きなのは世界共通!イタリアの子供たちもダンスが大好きです。


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ブレブレ写真で済みません。でも子供達が思いっきり楽しんでいる様子は伝わっているかな?
写真右: ユキちゃんもノリノリ。


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彼女が、ユキちゃんのクラスの担任だったルイーザ先生。ユキちゃんは毎日、朝、車に乗る前に、自分で、先生にあげるお花を摘んでいました(笑)。「ユキちゃんが持ってきてくれるお花、毎朝楽しみだったのよ。ありがとう。3週間休まず良く頑張ったね。また来年も会おうね」と言いながら、ユキちゃんをギュ~ッと抱きしめてくれました。

先生方、楽しい思い出を有難う。来年も冒険を楽しみにしています。

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# by lacasamia3 | 2006-07-24 05:15 | 夏の冒険物語2006 | Comments(22)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho