
5月も明日でおしまいですね。
種まき、苗植えがとっても楽しかった5月。畑の収穫物が増えるのは7月だけど、庭仕事や畑が忙しいのは4月、5月。
今年の春に隣のパオロと絡まった蔦から解放してあげた木。その昔、根元に植えられていた古い葡萄の苗は残していました。そしたら葡萄の苗がするすると木を伝って育ち始めました。ここからどのように伸ばしていくか(あまり上の方に行ったら収穫が出来ないので、パオロと相談しようと思います。秋に葉が赤く紅葉したら綺麗だろうなあ。
バジルはまだまだそれ程大きくないのですが、少しもしゃもしゃしてきました。
今週は夜間の気温が10度以下に下がるので、温室に避難。
今年はオリーブがもしかすると豊作かも。
今の所、沢山の花が付いています。楽しみー。
鉢植えで育てていたけど途長してしまったコリアンダーは、地植えにしてみました。種も蒔いて、ここに毎年茂るようにしたいと思っています。畑はイメージが大切(笑)。
温室のプチトマト。
外のトマトはまだまだですが、温室はさすがに早いですね。鈴なりです。楽しみ。
きゅうりの苗。支柱を立ててあげるとぎゅっと自分で掴まるのが可愛い。
二十日大根、葉っぱまでシャキシャキで美味しく食べられます。
来週の半ばから一週間雨が降るらしいです。恵みの雨は嬉しいけど、気温が下がるのは困るなあ。苗が何とか耐えられますように。
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by lacasamia3
| 2020-05-30 19:28
| フィレンツェで畑
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フィアスケッテリーア・ヌーヴォリは開いていました(嬉)!
オーナーのおじさんも元気。
おつまみの茹で卵も健在!
店先の椅子はソーシャルディスタンスが取れるように、間隔を空けて配置されています。
どうやって使うかわかりますか?
こうやってワイングラスを置きます。便利でしょ?
再開のお祝いはシュワっとプロセッコで。
オーナーのおじさんから、「新しく小さいテーブルを置いてみたから使ってみて」って言われて、私、モニターになりました。便利よー。
茄子のパルミジャーナにカリカリの揚げポレンタを添えて。いつもの優しい味(感涙)。これが食べたかったんだなあ。
食後のコーヒーはキアロスクーロ。
ワンプレートランチも再開していました。
相変わらず、コーヒーが美味しい。
バリスタのお姉ちゃんもホールのお兄ちゃんも、「お帰りー!!!」って言ってくれた。今はまだ、お客さんの数はずいぶん少ないけど、とにかく仕事に戻れたことが嬉しいって笑顔で話していました。うん、うん、その気持ち、わかるよ。
そしてヴィーヴォリ。
次から次へとコーヒーを飲みに来る人が出たり入ったり。皆、「久しぶりー!」「会いたかった!」って嬉しそう。
ロックダウンの間、ここのリコッタ入りのスフォーリアを何度夢見たことか・・・。変わらない美味しさ。
ここは、最初にバールがテイクアウトだけ解禁された時、店の前にある「ワインの穴」からジェラートを売っていて話題になったお店です。
新聞に載ってたねってお店の人に言ったら・・・
こんなサービスをしてくれました(爆)
あはは、前と変わらない、サービス精神たっぷりなイタリア人だ。
皆の元気な顔が見られて嬉しかったなあ。
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この記事の中で行った場所は、
・フィアスケッテリーア・ヌーヴォリ Fiaschetteria dei Nuvoli Piazza dell'Olio 15, Firenze 無休
・キアロスクーロ Chiaroscuro Via del Corso 36r, Firenze 無休
・ヴィーヴォリ Vivoli Via delle Stinche7r, Firenze 月曜定休
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by lacasamia3
| 2020-05-30 02:19
| フィレンツェという町
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by lacasamia3
| 2020-05-29 06:03
| 私の独り言
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昨日はドゥオーモにも行きました。今月末まで予約制で入場が出来るという事で、早速ネットで予約をしたんです。
かなりの人数制限をしているので人はまばらですが、距離を保ちつつ入場を待ちます。予約時間に行けばよいので、無駄に待つことはなく、時間になるとすぐは入れる。このシステムは今後、観光が再開しても適用されると良いな。
これこれ!
中に入ると熱を測られ、この機械を渡されて首から下げます。1、8メートルの安全距離内に他の人が入ってくると、ブルブルと振動して赤く光るんです。おおーこれは素晴らしい。
こんなに空いているドゥオーモはもう一生見られないかもしれない。
普段は人が多くて気が付かない床の装飾もたっぷりと堪能できました。
右:パオロ・ウッチェロ作「傭兵隊長サー・ジョン・ホークの葬祭の記念碑」1436年
左:アンドレア・デル・カスターニョ作「傭兵隊長ニッコロ・ダ・トレンティーノの騎馬像」1456年
コロナで亡くなった多くの人、家族を亡くした人、今も病院で病と闘っている人、不安を抱えている人・・・彼らを想って。ろうそくをひとつ灯してきました。
600年近くフィレンツェを見守り続けてきた大聖堂は、元々、ペストに打ち勝ったことを記念して建てられました。その後も何度かペストがこの町を襲い、世界大戦、フィレンツェの洪水など、多くの苦難を市民とともに乗り越え、今に至ります。
今回、見学のために入場した人々も、祈りを捧げに来た人が殆どでした。静かな聖堂の中で、このコロナの困難から街が立ち上がろうとしている今、皆と一緒に心を一つにして祈りを捧げられたことは、私に一筋の勇気を与えてくれました。
心新たに、「大丈夫、きっと上手く行くはず」と。
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by lacasamia3
| 2020-05-28 05:53
| フィレンツェという町
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チェントロにも用事があったので、まずは車で郊外の駐車場に止めて、そこからトラムで街の中心部へ。郊外の駐車場は5月末まで無料です。
トラムではこのように座ってはいけないところに印がついていて、一定の間隔を取れるようになっています。実際には
まだ1車両に多くて3人位しかいなくて、全員がマスクと手袋を着用しています。

普段はツーリストで溢れかえるカルツァイウオーリ通もこのような感じ。 それでも少しずつお店も開いてきているので、10日前に来た時に比べると歩いている人が増えています。ドゥオーモやシニョリーア広場周辺の観光エリアのお店は開いている所が3割位だと思います。郊外の方が開いているお店が多くは6割位でしょうか。

こちらはフィレンツェ中央駅。駅の中は左右に分かれて、それぞれ一方通行になっています。
列車は殆どがローカル線。
まだ州間の移動が禁止されているので、都市間を結ぶ特急列車は、わずかに動いている便もありますが、殆どが運休しています。
用事を済ませて、車をピックアップし、久しぶりの美容院へ♪日本人の美容師Miekoさんが一人でやっているM Studioです。
再開してすぐの先週は予約が殺到したそうですが、今週は時間によってはまだ予約が入るそうですよー。
入り口で消毒してもらって、店内は手袋&マスク着用です。
Miekoさんと色々な話をしていて面白かったのが、コンテ首相の髪の毛の話。
ロックダウンが続き、美容院もずっと閉まっていた期間、テレビのキャスターや政治家たちも、日に日に髪の毛がぼさぼさになってきていました。そんな中、コンテ首相だけはシュッとして、身ぎれいにしていました。
プロの目線から見て、よーく画像を拡大すると、首相の頭に明らかに染め残しの部分があるのだそうです。そっか、家で自分で染めていたのか・・・とちょっと親近感(笑)。しかも、先日、首相がローマの街を歩いて商店に立ち寄った際、美容院の人と話をしていた時に「私は自分で髪を切っていましたよ」と言っていました。彼が自分で切るほど器用かどうかは分からないけど、封鎖中のイタリア国民全員と同じように、身内の人に家で切ってもらっていたのでしょうね。
はあああ・・・すっきりした。
夏場は救急車の中が猛烈に暑いので、髪の毛を結べるようにこれから少し伸ばそうと思っています。
フィレンツェ歩きの話、もう少し続きます。
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by lacasamia3
| 2020-05-27 16:29
| フィレンツェという町
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(スーパーの入り口。2メートルほど間を空けて並びます。マスク、手袋必須。右は普通の列、左は70歳以上の人、病院にお勤めの人、アプリで予約をした人用の優先列。普通の列でも大体10分くらいで中に入れます)
普段生活をしている分には、皆、殆どの人がマスクをしていて気を付けているように見えるのですが、一昨日の土曜日のフィレンツェでは、夜、開いているお店が多いサントスピリト広場やサンタクローチェ地区で、マスクなしで集まる人が多く見られたのだそうです。
友人も数日前にフィレンツェ郊外の車のディーラーの社内プレゼンの仕事で行ったら、50人位の人がほぼ全員マスクなしで会場に集い、ビュッフェ形式で飲食をしながらプレゼンを聞いていたと。社内=身内という感覚だったのかも知れませんが、これは明らかにアウト。
(スーパーでは使い捨てのサージカルマスクが5枚1セット2.5ユーロで売られています。基本的に一枚50セント=約60円を超えないように政府が上限価格を定めています)
救急センターでもコロナ出動用の医療物資は今後の出動増加を見込んで、揃えています。必要がなければ、良いのですが、まだまだ安心はできませんね。
4月の1週目にはトスカーナ全体で一日400人以上の感染者が出ていたけれど、今日は5人、2月29日以降最も感染者数が少ない日となりました。フィレンツェに至っては、新規感染者ゼロの日もあります。日次グラフでも、4月22日以降、回復患者数が新規感染者数を上回るようになり、現在も圧倒的に回復患者が増え続けています。
(関係ないけど、キッチンの窓際のプランターにゼラニウムを植えました。これから夏に向けてもりもり花がつくでしょう)
今までの厳しい封鎖の効果が現れていることは明らかです。そして、いつまでも家に閉じこもっては居られない。人はそれぞれの活動を再開しなくてはならない。でも、油断をしたらすぐに数値が上がってしまうし、一度上がるとなかなか下がらない。
だから皆に「気をつけて!」って言いたい。自分だけは大丈夫という事は通用しないのです。ウイルスは自分では動けません。感染が広がるためには、必ず人を介しています。
油断禁物!少しずつ、バランスを取りながら、封鎖の解除が進みますように。
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by lacasamia3
| 2020-05-25 23:28
| イタリア救急車ライフ
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by lacasamia3
| 2020-05-25 05:24
| 水車小屋物語
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by lacasamia3
| 2020-05-23 06:12
| トスカーナ山暮らし
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先日、母に教えてもらって美味しかった一品をご紹介します。
インゲンとワカメの炒め煮
材料:インゲン、乾燥ワカメ、出汁醤油、みりん、油
インゲンは下茹でをし、乾燥ワカメは水で戻しておきます。
鍋に油をしいて、ワカメ、インゲンを炒め、出汁醤油、みりんで味付けをし、少し煮込んで出来上がり♪
余りに簡単すぎるから、皆さんもいつも作っている一品かもしれませんが、ワカメを炒めてから煮込むって、何だか久しぶりで、「そういえば、実家でこんなの良く食べてたなー」と思い出しました。
今日は朝から夕方まで救急センターです。
昼過ぎにレッドコードの搬送が発生し、ヘリポートからフィレンツェの小児病院までの救急搬送。ヘリコプターで到着したのは、コロナ陽性の小さな小さな赤ちゃんでした。
一時期のようなコロナ出動はなくなり、どちらかというと、いつもの出動(急病、事故、病院間搬送)が増えています。
トスカーナ州の各病院のコロナ病棟も次々と閉鎖されています。
現在の封鎖解除で数が増えなければ、州間の移動も自由になるのだそうです。今年はプーリアに行けるのかな?
まだまだ気は抜けないけれど、閉じこもってばかりもいられない。個人的には、少しずつ、道行く人の姿が増えていくのを見ると、ホッとします。
このパスタは、アントネッロが良く作ってくれる菜の花のパスタのブロッコリー版
ブロッコリー(もしくは菜の花)を茹でて、ニンニクとオリーブオイルで炒めます。
フライパンに多めのオリーブオイルを熱し、そこにアンチョビを入れて溶かして、パン粉(日本のパン粉はフワフワすぎるので、固くしたバゲットをすりおろしたりフードプロセッサーで細かくしたもの)を加え、火を止めてかき混ぜます。茹でたパスタにブロッコリーを合わせてぐるりと混ぜ、上にパン粉のトッピングをのせて出来上がり。
こうして母の食卓を見ていると、変わらない味を繰り返し作っているものもあるし、作っている中で変化していくもの、新しく習って作ってみているものもあり、一品一品に母の歴史を見ているようで面白いです。
さあ、あと1時間半でシフト終了。
明日は一日お休みで、3か月ぶりにお友達と会う予定です。楽しみだなー。
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by lacasamia3
| 2020-05-21 23:34
| 母の食卓
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これは今月初旬に咲いていた、caprifoglio (スイカズラ)。ツル科の植物で葉っぱと花の形がとても面白いんです。日本でも山に咲いているそうで、母が小さい頃に山で見たと言っていました。
普段はトゲチクチクして森の嫌われもののrosa canina (イヌバラ)も、今の時期だけは可愛らしいピンクの花をヒラヒラさせています。
こんなに色んな花が咲いているのに、それらには目向きもせず、ミツバチが群がるのがacacia(アカシア)の花。
風のない日が差している昼間はブンブンというハチの羽音が響いています。
こちらは森ではなくて、キッチン前の庭。
3年前にアイリス庭園で購入した球根が随分大きく育ち、3年目の今年は綺麗な花が沢山付きました。
この時に購入した球根です。
色はお楽しみ♪だったのですが、薄い紫と、素敵なワインレッドでした。
今年も今週の日曜日まで庭園が一般開放されているそうです。
球根を買いに行きたいなあ....
外テーブルから見て、ちょうど葡萄棚が額縁みたいになっているから、下にアイリスの茂みが出来ると良いな。
2、3年後をイメージしながら、アイリスの球根を追加で植えたいと思います。
この辺りではアイリスは農道の脇や丘に自生しています。野性味があるので、水はけ良い土地であれば、植えっぱなしでも良いらしい。うちの庭にもあちこちにアイリスの茂みを点在させたいな。
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by lacasamia3
| 2020-05-20 05:42
| トスカーナ山暮らし
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