フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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ユキは土曜日が最後の授業でいよいよ夏休み。
クラスメイトの仲良し10人の仲間と一緒に、そのうちの1人の男の子のご家族が持っているキャンティのお城に招待されました。「お城を持っている」というと何だか別世界のようですが、この子のお父さんもお母さんも共働きで、本当に普通の家庭。お爺さんが70年代に購入した小さなお城があり、今は別荘として使っているのです。

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別荘として使うのに丁度良い大きさの小さなお城ですが、1000年前に立てられたもの(汗)。石造りの文化って年数の桁が違います。

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お城の持ち主のP君のお父さんが企画して、アガサクリスティの小説をベースにした推理ゲームをしました。それぞれが役割を与えられて、その人物になりきり(でも他の人には自分がどの人物なのかは秘密)、このお城で発生する殺人事件の犯人を捜し出すというゲーム。ポワロになりきったP君パパから、指令の手紙が届いたり、ポワロの部屋にそれぞれが面談に行ったりしてストーリーが展開します。子供達もすっかりなりきってて面白かった♩

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高校生になると、親はたまにしか自分の子供の同級生と会う機会が無かったりするけど、皆、とても素直良い子。勿論、イマドキの子供達だけど、結構しっかりしていて、見ていてホッとします。大人の目を見て話が出来るって大切なことかも。

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ラーラは沢山可愛がってもらって、クタクタ(笑)。
楽しい日曜日でした。


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by lacasamia3 | 2018-06-11 16:47 | イタリア高校生日記 | Comments(0)

小麦粉を考える



メラメラ。
昨日、初めて、水車小屋で挽いた小麦粉でパンを焼きました。
ホント、今までも何となく食べていたパンだけれど、こんなに小麦のことを真剣に考えたことはなかった。例えば、製粉のこと。小麦を製粉すると言うことはどういうことなのか。

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皮で覆われている小麦を何らかの形ですり潰して、不純物を取り除き、粉にする。この過程で多くの栄養価が失われてしまうことがあります。
先ずはそのすり潰し方。水車小屋の石臼では一台を1時間回しても最大で40キロしか小麦をすることが出来ない。この効率を上げようとしたら、機械的に回転のスピードを上げて、大量の小麦を一気にすり潰せるようにしたら良い。でも回転のスピードを上げると言うことは、粉が熱を持ってしまい、粉が持つ栄養価が失われてしまうのだそうです。

そして、製粉の行程。
これはまだまだ水車小屋でも改善の余地がありますが、それでも手で1回だけふるいにかけた粉はグレーで所々に皮も僅かに混じっています。
全粒粉ではない真っ白な小麦粉はかなりの行程を経て作られています。「薄力粉」と呼ばれる粉は、8回までふるいにかけられるのだそうです。強力粉も薄力粉も、細かい網で製粉された粉は、でんぷん質以外は、小麦が持つ栄養価は殆んど失われます。そしてカロリーは全粒粉に比べて高いんです。
利点もあります。美しく白く精製された粉は、パンを作るのには、むらなく均等に膨らんだり、発酵も早く、しかも材料費が安い(全粒粉の場合必然的に有機栽培の小麦になるので値段が高い)。

美しく白く製粉される粉は、最新の設備を備えた製粉工場か、電気で動く自家用の製粉の機械でしか作れません。

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一方、水車小屋で挽いているような古代小麦の全粒粉は焼きムラはあるし、発酵にも時間がかかる。
それでも噛んだらじんわりと粉の旨味が口の中に広がり、滋味深さがあります。命を頂いている感じ。

私はこっちのパンが好きだな。



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by lacasamia3 | 2018-06-10 13:30 | 水車小屋物語 | Comments(0)

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暫くブログが滞っていてスミマセン。
実は頭の中が水車小屋で一杯で、他の話題が浮かばない(爆)。特にこだわりのないブログだけれど、テーマは偏らないようにしたいなっていうのだけはこだわりだったんです。今は、粉、水車、パンがグルグル頭の中を巡っていて、浮かんで来るのは水車小屋のことばかり。毎週末、水車小屋に行っているし。暫くこの話題が続きそうですが、飽きずに読んで下さい。

もう既にこのブログを読んで下さっている方にはお馴染みの、トスカーナ式水車のタービン部分。今まで、5回程実験で回していますが、パーフェクト。ずれ、歪みは見つかりません。親方大満足。
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こちらはタービンに直結している石臼の部分。建物の地上階になります。
このコーン型の部分に小麦を入れて、下に付いている口から麦が少しずつこぼれ落ちて石臼の真ん中の穴に入る仕組みです。このこぼれ落ちさせる量を調節するのが上に付いている重しの部分。口を支えている横棒と紐で繋がっていて、重しを引っ張ったり緩めたりして、口の傾斜を調節するのです。

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水車を回す前にしなくてはいけないことはいくつかありますが、2枚の石臼の上の一枚(回転する方)の高さを調節するのも大切。
Gさんが持っているハンドルをぐるぐる回すと上の臼が上下します。

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これが、水車の始動スイッチ。
只の棒のように見えますが、下の階の壁に付いている水門(直径15センチくらいの穴)に繋がっていて、上に引き上げると水門が開いて勢い良く水が噴出して、タービンの羽根に直撃し、水車を回し始めます。

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回り始めました。
わーい。石臼の中央に落ちた麦は、すり潰されながら遠心力で石臼の外側へと移動して行き、最後は一番外側の部分から外に落ちます。真ん中から材料を入れるタイプのフードプロセッサーみたいな感じ。
粉はふるいにかけて、ふすまと粉に分けます。製粉するという作業もまた奥が深いの。これはまだまだ研究段階で、またいつかブログに書きたいと思います。

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この日、水車小屋に行く前にアントネッロが「あ、いらない枕カバーが必要だから持って来て」っていわれて、何に必要なのか分からなかったのですが、粉を持って帰るのに必要だったみたい。えええー!って驚いてたら「え、小麦粉って言ったら普通、古い枕カバーに入れるものでしょう?」だって。アントネッロの実家でも昔からそうしていたらしい。
同居して20年以上経ちますが、サプライズはまだまだ続く・・・

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水車小屋には秤が付き物。
こんな古い秤が残っていてちゃんと機能しています。

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「あ、もうちょっと頑張ったら100キロ超え」とか・・・やめてー!
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こうして、おっさん二人が楽しそうにしているの、見てて楽しいです。
いよいよ来月の始めにはNPOが正式に立ち上がるはず。
今週の日曜日は、ちょっと水車小屋をお休みしてユキの遠足に付き合ってきます。良い週末をお過ごし下さい♩


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by lacasamia3 | 2018-06-09 16:59 | 水車小屋物語 | Comments(1)
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今日は午後から仕事でフィレンツェへ。
雨の予報だったけれど、過ごし易い晴天で雨は降らず。

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お客様を待ちながら、ふと窓の外を見ていたら、「1406年にカルメル会の修道院であったこの家でフィリッポ・ディ・トンマーゾ・リッピ(画家のフィリッポリッピ)が生まれる」と書いてありました。

600年以上前のお向かいさんがフィリッポリッピだったとは!


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by lacasamia3 | 2018-06-07 05:41 | フィレンツェという町 | Comments(0)
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ここ数日、フィレンツェでは、ざーっと午後に激しい夕立が降って、夜は涼しい風が吹き、昼間もサラッとしている快適な気候が続いています。
今日は、午後3時間の間に、サンタクローチェ地区→オンニサンティ地区→シニョリーア広場→オルトレアルノ地区・・・と4カ所のアパートでチェックインがあり、市内を走るミニバスを駆使しつつ何とか1人でこなせました。

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アパートメントの仕事は、ゴールデンウィークよりも5月の連休が終わった頃から6月末までがフィレンツェ到着されるお客様が1番多い時期です。特に今年は、来週から始まるメンズファッションの見本市、ピッティウオモが例年以上に盛り上がっているようで、月末はフィレンツェロックフェスティバルもあり、イベントが盛沢山なため、ホテルの部屋が取れなかった方のご予約も多く、来週はかなり怒濤の一週間。沢山のお客様にお会い出来る一週間でもあるので、楽しみです。

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家に帰るとこの方が待っています。
毎日、帰って来ると嬉しい気持ちを体で表現するラーラ。待っててくれてありがとうねー。

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by lacasamia3 | 2018-06-06 06:40 | フィレンツェという町 | Comments(0)
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ユキのバラが今年も大輪の花を咲かせました。
このバラを植えたのは2007年だから、ユキが4歳の秋でした。バラって本当に強い植物ですね。
11年目を記念して、今年もう一本植えようかな?

ユキは来週でいよいよ学校がおしまい。夏休みです。イタリアでは義務教育は高校2年生まで。同じ学校でも一応、最初の2年間と、残りの3年間でカリキュラムなどが変わります。義務教育でなくなる分、厳しくなるらしい(って今までも結構厳しくて、落第する子が続出していました・汗)
まあ本人は、良い仲間と力を合わせてそれなりに頑張っているようです。

ゆったりモードの予定だった今週は、何故か連日遠方の医療通訳が入りバタバタッとしていました。お仕事が頂けること、感謝です。
明日は粉挽きに行ってきます。



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by lacasamia3 | 2018-06-02 17:35 | トスカーナ山暮らし | Comments(0)