
母が日本に帰ってしまってから、ここ数日、お料理教室と、家での仕事で、ちょっと山に篭り気味な私。ここ数日で食べて美味しかったものについて、まとまりなくツラツラと書いてみたいと思います。

「パン屋さんのピザ」
パン屋さんではパンだけでなく、フォカッチャやピザなども売られています。これは先日、仕事の合間に食べて美味しかったパン屋さんのピザ。一切れで売ってもらえるので、軽く済ませたいときに便利です。
生地がフワッ、サクッとした感じで軽く、上に野菜がゴロッとのっていました。最近、急に、夏野菜が美味しくなってきました。小銭で楽しめるピザ一切れの幸せ。

「フィレンツェ風ポロ葱のキッシュ」
これはちょっと前の「田舎の料理教室」で作った、Porrata Fiorentina (ポッラータ・フィオレンティーナ)。レストランで出てくることは少ないけれど、フィレンツェのマンマが良く持ち寄りパーティなどで作る、家庭のキッシュです。具はポロねぎが沢山入っていて、アントネッロはパンチェッタも入れていました。

外側の生地はサクサクなパスタ・ブリゼと呼ばれるバターが入った生地です。

「ルバーブとベリーのヨーグルト」
これは母がずっと食べたくて探していたヨーグルト。帰国前に一緒にペーニャに行ったときに見つけました。ルバーブの甘酸っぱさが何とも美味しい。
明日は、ユキちゃんが行っている絵画教室の年度末の展覧会。
生意気に、お教室の近くのアートギャラリーを借りて、展覧会が行われるそうで、明日の夕方、そのオープニングでアペリティーヴォがあるんです。
子供の絵画教室なんですが、何ともこういうところが、一丁前に大人のアーチスト扱いで、面白いです。楽しみ♪
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by lacasamia3
| 2013-05-31 23:52
| フィレンツェお薦め処
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今日の夕方、やっと雨がやんだので・・・

退屈していたラーラと一緒に、夕方のお散歩。

高く伸びた草の中で、ラーラはウサギみたいに飛び跳ねます。かなり遠くまで行っちゃうけど、「ラーラ!」って呼ぶと、全速力で戻ってきます。

雨に打たれても、こんなきれいなお花が咲いていました。晴れたら蜜蜂が沢山来そう。

今日のメニューは、ひき肉とビエトラのひたひた煮。これにriso soffiatoという甘くないポン菓子みたいなものを加えてふやかします。「吉野家の牛丼つゆだく」みたいな感じ?最後にオリーブオイル(笑)。

アントネッロがラーラのご飯を作るとき、ラーラはピタッと横にくっついて静かに待ちます。

そして出来上がって、ワンコご飯をリビングのいつものスペースに持っていく間だけ、ラーラはワンワンワン!と嬉しくて珍しく吼えます。
ラーラのご飯については、また別の機会にお伝えしますね。
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by lacasamia3
| 2013-05-31 03:13
| イタリア犬物語
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親方が作業場に篭って何かをしているので、ちょっと覗いてみると、こんなものが積んでありました。

木屑まみれ(笑)
彼が作っているのは、ミエライエという蜂の巣箱の上に載せて蜜を集める層です。

既に、大部分のミエライエはシーズン前に用意して、先日、設置したのですが、去年、新しく設置した巣箱がかなり好調で、蜂の数が増えすぎたため、巣箱を増やして、その新しい巣箱用のミエライエを今作っている所。
ちなみに蜂は、巣の大きさに対して数が増えると、2つに分かれ、1つの集団は巣に残り、もう1つの集団は巣を後にし、飛び去ってしまいます。養蜂家としてはこれを防ぐべく、窮屈になってきた場合(巣の外側にも違法建築を作り始めたりするのですぐにわかります)、それぞれの巣箱から、数枚の巣の層を取り出し、新しい巣箱を作ります。その時、いきなり合わせると喧嘩をしてしまうので、粉砂糖を振り掛けます。こうすることによって、一緒に粉砂糖を舐めながら、お互いに仲良くなって共存していくのだそうです。
何か、飲み屋のカウンターでお酒をチビチビ飲みながら、お隣さんと仲良くなる感じ?

こうして鉄線を通して、そこに市販の蜜蝋シートを置き、私の愛車スズキ君のバッテリーをつなげて(コラ~!)熱を通すと、蜜蝋シートが解けて接着されるのです。
こうしたミエライエは市販品も簡単に手に入るのですが、アントネッロは1枚ずつ手作り。昔の人も、こういうものは何でも手作りをしたのでしょうね。昔の人がコツコツ手仕事で作っていたものを、今の私たちはお金で解決してしまっている物事って、暮らしの中に意外と沢山あるのかもしれません。
さてさて、収穫は如何に???
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| 2013-05-29 04:33
| ミツバチの羽音
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ちょっと前から気になっていた人も居たであろう、アントネッロの謎なトレーナー。
プーリアの義母さんの友達の息子さんから回ってきたらしい?!で、私はてっきり「怪しい日本語トレーナー」かと思っていたのですが(イタリアには怪しい日本語のTシャツや、タトゥーなどをたまに見かけます)、ナント!由緒正しきオートバイメーカー「ヨシムラジャパン」のオリジナルトレーナーであったことが判明!(FBで教えてくださったMegumiさん、有難うございます~。)
そう思うと、なんだかとても格好良いトレーナーに見えてくる・・・
で、その話をしたら、日本の母が、亡くなった実家の父が「ヨシムラのオヤジは・・・」とよく昔話を語りながら口にしていたことを覚えていました。バイク好き、車好きだった父は、戦後間もない博多で、創立者吉村秀雄氏とオートレースをやっていたようです。不思議な縁です。

こちらに来ていた母は、先日、2週間の滞在を終え、日本に帰国しました。やっぱり2週間はあっという間です。

今回も滞在中、美味しい手作りご飯を沢山作ってくれました。こうしてたまに会って、お互い心も体も健康であることを確認し合い、またそれぞれの生活に戻ります。
今回も有難う・・・。また元気で会いましょう。
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| 2013-05-27 20:04
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ラーラとユキちゃんが居ないな~と思っていたら、リビングにマットレスを敷いて、ぬくぬくしてました(笑)。
余りに幸せそうな二人の顔に負け、私は証拠写真をパチリと撮り、見ぬ振りをしておきましょう…
バッボが見たら怒るぞ~!
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by lacasamia3
| 2013-05-26 23:08
| トスカーナ山暮らし
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さて、今回のヴェネツィア紀行最終回。
母と私が感じたヴェネツィアの魅力は、車のない世界。長い歴史の中で、車というツールが存在したことがない故、独特の世界です。

そして、ヴェネツィアの大切な移動手段は船。
これはゴンドラの工房です。

街のあちこちには、モーターボートの修理屋さんや部品屋さんがあります。ここは船の模型屋さん。皆、船が好きなんだな~。街中でも、自分で作ったらしき船の模型を嬉しそうに持ってお爺ちゃんと何処かに遊びに行っている子を見かけました。
アントネッロはココで、ゴンドラの設計図を買いました。作るわけじゃないけど、額に入れて飾っておきたいのだそうです。

こちらは、ゴンドラのオール工房。オール専門です。

歩いていると、こんな紐が上から垂れている事があります。

アントネッロ曰く、きっとゴミの日に路上にゴミを出すためのものかも、だって。
こういう世界がまだ存在するのがヴェネツィア。何事も人間サイズです。

2日目は晴れたので、洗濯物がはためいていました。↑このおうちはゴンドラ乗りが住んでいるのか、シマシマシャツもはためいています。

ツーリストでごった返すサンマルコ広場周辺を足早に通り過ぎ、カステッロ方面に移動。

↑こちらはアルセナーレと呼ばれる造船所。最初にこの場所の記録が記されたのが1104年だから、900年以上前には存在していたという歴史のある造船所です。

ココまで来ると緑も多くて、本当にノンビリしています。

船の八百屋さんも見ました。トスカーナの田舎ではまだ、トラックの荷台に野菜を載せて小さな集落を周る八百屋さんを見るのですが、そのヴェネツィア版。面白いなあ。

本当に楽しかったヴェネツィア。
母も、一度見てみたかったヴェネツィアを堪能して喜んでいました。今回、時間がなくてグッゲンハイム美術館にユキちゃんを連れて行けなかったので、次回は、それを目的にまたヴェネツィアを訪れたいと思います。
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by lacasamia3
| 2013-05-25 18:31
| ヴェネツィア紀行
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ヴェネツィア話の途中ですが、ちょっと面白いことがあったので・・・
↑我が家の近くのアカシアの木は今が満開です。

今まではアカシアの花を見ながら、綺麗だなあと思う程度だったのですが、蜂を飼い始めてから、満開のアカシア→山積みの蜂蜜の瓶を連想してしまいます(笑)。
今年は天候が悪く、今日かなり気温が下がっているので、今週末には、残念ながら花が散ってしまうかもしれません。

こちらは、SAN BUCO(サンブーコ)という花。日本語ではニワトコと呼ぶようです。この花はアカシアと入れ違いで咲き始めています。この蜂蜜も美味しい。

今日は風が強くて、気温が低かったので、蜂たちも巣に篭っているようです。お天気で風がない日は、外回りから帰ってくる蜂、これから出かける蜂のラッシュで、巣箱の周りはブンブンと混雑します。

黄色い部分は女王蜂が居て、幼虫が育つ「巣」の部分。そして上の白っぽい木の部分は、蜜だけを集めるミエライエと呼ばれる部分です。間に、女王蜂は通れないけど、働き蜂は通れる微妙な幅の柵があるのです。4月から10月までの花の蜜が取れる時期にのみ、このミエライエを上に載せます。
さて、あと2週間ほどで、少ないながらも今年も自家製の蜂蜜が収穫できそう。

で、こちらアントネッロの

で、分解した洗濯機の中から、↑ジャーン!24金のネックレスとブレスレットが出てきました(爆)。この洗濯機の持ち主、もしかしたらネックレスとブレスレットが原因で洗濯機が壊れちゃったのかも知れません。それでゴミ捨て場に捨てちゃったのかな?
重さにして6グラム。金額にして120ユーロちょっと(笑)。
これを売って、中古の遠心分離機を買ったほうが良くない?という私の言葉を無視し、アントネッロは無言で作業を続けております(笑)。さてさて、遠心分離機はハンドメイド出来るのでしょうか???
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by lacasamia3
| 2013-05-25 01:17
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アントネッロが大いに楽しんだアパートでのディナー。
でもあっという間に作っちゃったから、余り写真がないのです(笑)。
ワインは、量り売りのワイン屋さんで。ペットボトルに入れてくれるシンプルさが良いです。1リットル2.5ユーロ也。
ユキちゃんは、お水と間違えて、これをガブッと飲んでウヘーとなっていました。

アスパラガスは、クタクタに茹でて(これがイタリア風)、オリーブオイルと塩で。

このイカもとっても柔らかくて美味しかった!塩だけで十分です。

ホタルイカは、トマトで煮込んでイタリアンパセリを振りました。

そして特大の手長海老!さっと茹でただけでそのまま。身が甘くてプリプリしていて、最高に美味しかったです。

今回市場で購入したお魚は、ホタルイカ、手長海老、イカで4人分合計30ユーロ。
それに、アスパラ、サクランボウ、ニンニク、イタリアンパセリ、トマト、サラミ、パンを購入しました。
アパートには、塩、オリーブオイル、バルサミコ酢(それぞれ小さな袋に入っているもの)やキッチン用のスポンジ、洗剤などが揃っていたので、特に他に購入したものはありませんでした。

余計なものは買わずに、シンプルなディナー。でもヴェネツィアの魚介を堪能できた夜でした。アントネッロはコレに味を占めて、今から既に「またヴェネツィアに行こうよ」と言っています。勿論、ここのアパートで。

翌朝の朝ごはんは、近くのお菓子屋さんTonoloで買ってきた甘いもの。
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by lacasamia3
| 2013-05-24 02:39
| ヴェネツィア紀行
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アントネッロが、今回のヴェネツィア小旅行で一番気に入ったのは、リアルト橋の近くの魚市場でした。

種類が本当に豊富で、何より新鮮!地元の人が沢山居て、とても活気があります。海老や蟹など動いていました。ヴェネツィアってレストランの数がとても多いから、きっと需要があるのでしょうね。
久しぶりに、こんな新鮮なお魚を見ました。

今回は、イカ、大きな手長海老、新鮮なホタルイカを買いました。4人分で30ユーロ!!レストランで食べるより全然安いっ!

勿論、果物やお野菜も売られています。

旅先で地元の市場を訪れるのってとっても楽しいですね。

この後、アパート近くのCampo Santa Margheritaで見つけた量り売りのワイン屋さんで、ヴェネト州の白ワインを買いました。ペットボトルに入れてくれて、1リットル2.5ユーロ。

パン屋さんでパンも買って・・・

魚市場では、馬肉専門店を見つけたので、そこで馬肉のサラミを買ってみました。

アスパラは茹でるだけ。トマトは、ホタルイカを煮るのにちょっと使い、残りはサラダに。

さてさて、アパートでの自炊ディナー、何が出来たでしょう?
後ほどまたご報告します。
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by lacasamia3
| 2013-05-23 01:56
| ヴェネツィア紀行
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沢山歩いて、それぞれがいろんなことを感じたヴェネツィア。
時間順ではなく、今回は、それぞれのヴェネツィアをご紹介します。

ユキちゃんが、ヴェネツィアで一番気に入ったのは、バーカロ。その多くは、ワインを出す立ち飲みの、飲み屋さんなのですが、朝10時頃から開いていて(朝からワイン飲んでる・笑)、おつまみを食べることが出来るんです。それぞれのおつまみは、チケッティと呼ばれ、バーカロによって色々。パスタを出すお店もあるし、揚げ物や煮込みを出すところもあります。

今回、私たち4人全員が気に入って滞在中に2回も行っちゃったのが、ココ、Cantinone Gia' Schiavi。
サイトで紹介している、プチホテル、ラ・カルチーナのすぐ近くです。

ココは揚げ物などはないのですが、パンの上にトッピングが乗っています。バッカラ(塩たら)を潰してバターを混ぜ、クリーム状にしたバッカラ、マンテカート、アンチョビ&バター、(アントネッロ曰く)ヤギのリコッタチーズに生クリームを混ぜてラディッキオロッソや胡桃をのせたものなど等・・・
どれも最高に美味しかった・・・。
ユキちゃんが気に入るのも判ります。こうして、美味しい一口サイズのチケッティを色々と選べるところが、どうやらユキちゃんは気に入ったようです。

そして、ヴェネツィアで皆が良く飲んでいるのが、コレ。スプリッツ。頼むと、「アペロル?」と聞かれます。通常、スプリッツには、カンパリを入れたものと、アペロル(日本ではアペロールと呼ぶようです)というお酒を入れたものの2種類があるのです。それらを、白ワインとソーダで割った飲み物。アペロルは、オレンジ、リンドウ、ルバーブなどで作られたお酒です。
好奇心旺盛な、母は、コレが飲みたくてしょうがなかったようで、別のバーカロで頼んでいました。中にオリーブの実も1粒入っています。

学校の仲良しさんに小さなお土産を真剣に選んでいたユキちゃん。
犬好きなのに犬が飼えないT君には勿論、犬。ラーラに似た犬を探していました(笑)。アパートの近くの小さなお店で、その場でおじさんが手作りで作っていたガラス細工です。
たった2日間だったけれど、沢山歩いて、沢山食べたヴェネツィア紀行、まだまだ続きます。
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by lacasamia3
| 2013-05-21 18:08
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