
ここ近年、フィレンツェからのショートトリップのお問い合わせで、オルチャ渓谷と共に、リクエストが来るのが、レ・クレーテ・セネージ。Le Crete Senesiは、シエナの南東、Buonconvento、Monteroni d'Arbia、Rapolano Terme、Ascianoなどを囲むエリアです。

クレーテとはcreta=粘土という意味。この一帯独特の、ブルーやグレーがかった独特の色の土からその名前がつけられています。それは大昔、この一帯が250~400万年前に海であった時の堆積物によるものなのだそうです。

夏から冬にかけては、土を掘り起こしたクレーテの荒涼とした大地を見ることができ、それもまた雄大な眺めです。一方、今の春のクレーテは、草が青々と繁り、菜種油のための菜の花畑があちこちにあり、それもまた心を打つ美しさです。

ドライバーさんと相談し、ワンデイトリップのコースには、ちょっと通常の道を外れて、景色の良い場所に行き、車を降りて、少しお散歩も楽しんでもらえるようにしました。

こういう糸杉の並木道をゆっくりと歩くのも、きっと気持ちが良いと思います。
夕方も景色が良いだろうな~。
所で、明日は私はトレッキングに行って来まーす!勿論、ラーラも一緒です。
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by lacasamia3
| 2013-04-30 23:28
| フィレンツェから日帰りで行く町
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↑今、フォトショップを使って
ラーラは相変わらず元気です。
普段はほぼ100%お外でトイレになったのですが、雨が嫌いなラーラは、雨の日はなかなかお外のトイレが大変。外に連れ出そうとしても、イヤイヤをします。
雨の日は、外に出たくないから、トイレシートで。80%くらいの割合で、シートでおトイレができるようになったのですが、たまーに床に水溜りができていることがあります。そしてそんなときはとっても申し訳なさそうな態度を取ります(笑)。一応、メッと叱りますが、本人は十分反省しているので、後は知らぬ振りをして片付けます。
ちょっと前ですが、獣医さんの所に、2回目の予防注射とマイクロチップの挿入に行きました。
イタリアでは、全ての飼い犬にマイクロチップを入れることが義務付けられています。飼い主の税務番号と、犬のマイクロチップのコードをつなげるので、チップを読み取ると、即座に、飼い主の住所、氏名がわかるという仕組みです。ラーラの医療費を私の税金から控除したいので、ラーラの登録は私の税務番号につなげました。

先生がパソコンで私のデータを入力し、それにつなげたコードのマイクロチップの金属片をラーラの背中と首の間辺りに注射で挿入します。それほど大きくなくて、やや太目のお注射という感じ。相変わらず、先生からオヤツをもらって、はぐはぐと喜んで食べていたラーラは、針が入った瞬間、一瞬だけ「キュイーン」となりましたが、また再びはぐはぐとオヤツを食べていました(笑)。
街の中では余りチェックはないのですが、トレッキングをしていたりすると、たまに巡回中の森林警察に止められて、ちゃんとマイクロチップが入っているかどうか、スーパーのバーコードの読み取りの機械のようなもので読み取り、ちゃんと飼い主のドキュメントと照合します。。これでチップが付いていなかったら罰金です。
勿論、イタリアでも、犬が居なくなってしまって探している人の張り紙は沢山あり、「マイクロチップ登録済み」と書かれているものも少なくありません。だから、犬が居なくなってもマイクロチップを入れているからといって、100%見つかるというわけではない。でも少なくとも、一部の犬は、マイクロチップのお陰で飼い主の元に戻ることができます。
金属片を入れるって何だか痛そうな感じがしますが、痛がりのラーラだって全然平気だったから、人間が心配するほどではないようです。
イタリアの場合は、税務番号というコードをそれぞれの個人が全員持っているので管理しやすいのでしょうが、日本でも、何らかの形でこの制度が全国的に統一されて、広まると良いね。
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by lacasamia3
| 2013-04-29 01:42
| イタリア犬物語
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ここ数日、毎日のようにフィレンツェに行っています。今日はちょっと山の家でお休み。
昨日は、新しく一緒に仕事を始めたイケメン君二人と、ストロッツィ宮殿横のColle Beretoにて、朝食兼打ち合わせ。夜のイメージのあるお店ですが、朝は明るいテラス席がお勧めで、ブリオッシュやカプチーノなどで、イタリア式の朝食をとることが出来ます。
イケメン君二人は相変わらず、その容姿と人懐っこさでフィレンツェのセレブなマダムに受けが良く(笑)、良い物件を良いプライスで見つけてきます。おばちゃんは、頑張れ~と応援しています。

こちらは、サンタトリニタ橋。

今は、工事で車両通行禁止になっているので、歩行者天国。
こうして人が歩いているのを見ると、何となく、中世もこんな感じだったのかな?と思います。

橋の上でジェラートを食べている人が多いのは、渡った橋の袂に美味しいジェラート屋さんGelateria Santa Trinitaがあるから。

1.8ユーロの一番小さいコーンでこのボリューム♪ お腹一杯になります。2種類選べます。
白いのはマスカルポーネ、グレーなのは、黒ゴマ味、ここのオリジナルフレーバーです。クリーミーでとっても美味しいんですよ。

一年中、季節ごとの美しさがあるフィレンツェですが、やはり4月から6月の春のフィレンツェには、特別な輝きがあります。
イタリア語でadorabile(アドラービレ)という言葉があります。愛すべき街フィレンツェ。
今の季節のフィレンツェにはこの言葉がピッタリです。
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by lacasamia3
| 2013-04-27 21:30
| フィレンツェという町
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絵画教室での新たな作品、今回は「犬」です。
勿論、ラーラ。
まだ我が家に来たばっかりの頃の写真からおこした絵です。体つきがちょっと幼い。

目つきはちょっと強気のラーラ。

これが元の写真。
向かって左側の鼻の穴についている雪が、ユキちゃん的にはポイントのようです(笑)
来週は、先生と一緒にフィレンツェの博物館へ写生に行くのだそうです。
楽しみだねえ。
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by lacasamia3
| 2013-04-26 16:58
| お絵かきコレクション
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楽しかった週末のトレッキング話、あと少しだけお付き合い下さい♪

山のおらが村では見たことのないような、美しい花が沢山咲いていました。

徒歩で約4時間ほどのトレッキングコースの中、建造物が全くなく、コース自体も極力人工物を排除した造りになっています。

大昔から現在に至るまで、こうして美しい自然をそのままの姿で残そうとしたトスカーナ人って、凄いなあ。

キノコのように見えるけど、これもお花のようでした。

コースの終点の手前で、ポプローニアに寄りました。
入り江に突き出るような地形で、急に高い場所にあるので、海をぐるりと見回すことが出来ます。

バール1軒、おみやげ物屋さん数軒という小さな村です。村の外側に駐車場があり、車でも行くことが出来ます。

海を見渡すことが出来るから重要な要塞だったのでしょうね。

中はこんな感じ。中世そのままです。

腰が引けてる(笑)。アントネッロは高いところが苦手なんです。
私はぜんぜん平気♪

今回、私たちは、コースの終点であるBarattoに車を1台置いて、他の車に分乗して、Piombinoに行き、そこからスタートしました。
Barattoまで4時間かけて歩いて、置いていた車で数人がPiombinoに戻り、再びBarattoに戻ってきて子供たちを拾ったというわけです(こうすると、復路を歩く必要がないので)

コースの最後、Barattoという場所では海岸で砂遊び。
ラーラのために大きなプールを作るんだって、子供たち、かなり張り切っていました。
何気に逃げてるラーラ(笑)

ラーラのお陰で子供たちが飽きずに良く歩いた!って、他のお母さんからも感謝されました。
沢山可愛がってもらって良かったね♪ よく頑張った!
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by lacasamia3
| 2013-04-24 18:04
| トスカーナ山暮らし
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GASの仲間との春のトレッキング、去年は山へ1泊でしたが、今年は日帰りで海に行きました。行った先は、GASのメンバーAちゃん夫婦の実家があるPopuloniaという所です。
フィレンツェからは、ハイウェイでピサ、リヴォルノ方向に西に向かい、海沿いに南下した先、エルバ島へのフェリーが出ているピオンビーノの手前です。このあたりは、古代エトルリア人の遺跡が沢山あります。

海~!!!

ユキちゃんもかなりテンションアップ!

徒歩4時間ほどのトレッキングコースは、森に入ったり海岸に出たりしながら、海に沿って続いています。

入り江が続き、変化に富んだコースは歩いていて飽きず、眺めも素晴らしいものでした。
奥に見えているのはエルバ島です。

途中、3つくらい小さな浜があり、子供たちは大喜び。
今回はラーラも参加しました。

子供が大好きなラーラ。嬉しそうです。
でも調子に乗っていると・・・

チャポーン(笑)。
水が苦手なので、かなり慌てていました。

沢山写真を撮ったので、あと少しトレッキング話が続きます・・・
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by lacasamia3
| 2013-04-23 03:32
| トスカーナ山暮らし
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by lacasamia3
| 2013-04-21 14:59
| トスカーナ山暮らし
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今日はズッキーニのパスタの作り方について・・・

まずは穴を掘ります(爆)

鶏小屋の下の栄養たっぷりな土を用意して・・・

穴に牛糞を入れたあと、上に鶏小屋の土を入れます。

水が穴の中までしっかりと水がしみ込むように、たっぷりと水をやります。
(見てる ププッ・笑)

そこにズッキーニの苗を植えます。

更に、周りに刈り取った雑草を置いて、マルチングします。
こうすることで水分の蒸発を防ぎます。

これであと3ヶ月待ちます・・・
ということで、ズッキーニのパスタはあと3ヶ月お待ち下さい。
期待しちゃった方スミマセン。
あと3ヵ月後にレシピをご紹介します(多分)
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まずは穴を掘ります(爆)

鶏小屋の下の栄養たっぷりな土を用意して・・・

穴に牛糞を入れたあと、上に鶏小屋の土を入れます。

水が穴の中までしっかりと水がしみ込むように、たっぷりと水をやります。
(見てる ププッ・笑)

そこにズッキーニの苗を植えます。

更に、周りに刈り取った雑草を置いて、マルチングします。
こうすることで水分の蒸発を防ぎます。

これであと3ヶ月待ちます・・・
ということで、ズッキーニのパスタはあと3ヶ月お待ち下さい。
期待しちゃった方スミマセン。
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by lacasamia3
| 2013-04-21 00:53
| フィレンツェで畑
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おはようございます。
フィレンツェはここ数日、初夏を思わせるようなお天気です。明後日からちょっと気温が下がるようですが、とにかく、冬生まれの犬は、初めて感じる「おひさま」を大いに満喫しています。

私たちの生活空間も、一気に屋外に移動。昼のランチは外のテーブルで食べています。

先日、アントネッロが作ってくれたバケツは、「あーあ、ひしゃげちゃった」って思っていたら、そうじゃなくて、水を注ぎやすいように口を作ってくれたのでした。

芸が細かい(笑)。

あ、犬は日陰に移動しました。
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by lacasamia3
| 2013-04-19 04:26
| トスカーナ山暮らし
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Comments(7)

実はコルトーナを訪れたきっかけは、ドライバーさんに勧められたからなんです。
もともと自分で考えていた行程には、コルトーナは入っていませんでした。所が、コルトーナに親戚がいるドライバーさんが、「とっても良いところだよ~」と勧めてくれて、じゃあ見に行ってみようということになったのです。実際に訪れたコルトーナは彼の言葉どおり、とても素敵な村でした。
やっぱりイタリア人って、自分の地元が一番!って思っているんだと思う。
市庁舎の階段に座って、おしゃべりをする高校生。この村では、みなこうして育っていったのでしょうね。

コルトーナは、イタリアの国民的歌手ジョヴァノッティの出身地でもあります。ドライバーのレアンドロさんと彼の従兄弟のおじさんと一緒に、村の広場でおしゃべりをしていたら、「chiho!このシニョーレは有名人だから、写真を撮れ!」とバールの外の椅子に座っていたお爺ちゃんを紹介してくれました。彼は、ジョヴァノッティのお父さんでした!写真は撮らなかったけど、ボナセーラと挨拶して、ちょっとお喋り。
フツーの気さくで陽気なお爺ちゃんでした(笑)。どうやら、息子さんは今、コルトーナに帰ってきていて、レコーディングをしているそうです。

コルトーナのMuseo Diocesanoには、フラ・アンジェリコの「受胎告知」が収蔵されています。
これもまた見所。

そして、この村に来たら絶対はずせない観光スポットがこちら、Piazza Garibaldi。

Val di Chiana(キアーナ渓谷)と呼ばれる地帯を眺めることが出来る場所です。この一帯はその名の通り、Chiana牛と呼ばれるビステッカで有名な肉牛の放牧が盛んです。

左奥に見えているのは、Lago di Trasimeno(トラジメーノ湖)。イタリアで4番目に大きな湖です。

斜面に張り付くようにあるコルトーナ村では、建物の間から、キアーナ渓谷がチラリと見えます。

コルトーナは心に残る村でした。
まだショートトリップのページは出来ていませんが、ラ・カーサ・ミーアでは、フィレンツェから専用車で周る日帰りショートトリップの手配をしています。モンタルチーノまたはピエンツァとコルトーナを周り、オルチャ渓谷とキアーナ渓谷の2つの渓谷を専用車で訪れる日帰り旅行です。気候が良くなるこれからのシーズン、1日だけフィレンツェを飛び出して、郊外に足を伸ばすのも良いでしょう。
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by lacasamia3
| 2013-04-18 00:02
| フィレンツェから日帰りで行く町
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Comments(13)