
1週間前まで半袖で歩けていたフィレンツェ↑ですが、急にグーンと気温が下がりました。
今朝の我が家のお庭では初霜が降り、タイムもセージも真っ白でした。私の愛車スズキ君もカチンコチンで、扉が凍り付いて開かないほど(涙)。
薪ストーブが大活躍する季節です。
日本では既に今日、10月31日の午後11時45分と、11月1日のお昼の12時30分から、NHK BSプレミアム、猫のしっぽ カエルの手にて「ブドウの恵み」の再放送が放送されます(ハナさん有り難う~!)
画面ではお久しぶり~という感じですが、久しぶりにほっくりのんびりしてください♪
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by lacasamia3
| 2012-10-31 03:36
| 私の独り言
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さて、先日のポルチーニ茸は、ピザにのせたり、鍋に入れたりと、毎日食卓にのぼっています。
この日の献立はパスタ。
オリーブオイルとニンニクでサッと炒めたポルチーニ茸に、ニピテッラと呼ばれるハーブを散らしただけ。シンプルだけど美味しい~。アントネッロは手打ち麺を作りたがったんですが、「お腹すいた~!」とギャンギャン吠える約二名(私とユキちゃん)のために、不本意ながら(笑)、乾燥パスタで手早く作ってくれました。
パスタとキノコが同量かも?

セコンドはポルチーニ茸のフライ。
粉をつけてから、揚げる直前まで、冷蔵庫で保管しておき、数枚揚げては食べ、また冷蔵庫から出して揚げて・・・というマメさ。
カラリと揚がっていて美味しかったです、本当に。

昨日、仕事の帰り道に撮った風景。
トスカーナの秋の夕暮れです。
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by lacasamia3
| 2012-10-30 03:53
| 山の食卓
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一昨日、アントネッロは友人のC君と一緒に早朝からキノコ狩りに行ってきました。
うっかりキノコの話をしてしまうと、一晩でも話し続けるほどのキノコマニアC君。仕事の車にはいつもキノコグッズ(山靴、キノコを入れるネット、ナイフ、山歩き用の杖)が積んであって、仕事の合間に山に入ってキノコ狩りをしちゃったりするほどです。
アントネッロもかなりのキノコ好き。菌友同士の2人、車で1時間ほどのカセンティーノと呼ばれるアレッツォの上側にある山に行き、2時間ほど徒歩で山に入り、C君が知っているポイントに行ったのです。
そして、私が帰宅すると、キッチンはポルチーニ茸で一杯!わ~、こんなに沢山のキノコを見たのは初めてです。

嬉しそう・・・

やっぱり嬉しそう・・・

大きいものから小さいものまで、色々と収穫してきました。小さいポルチーニ茸もシャキシャキして美味しいんですよ。
キノコ狩りに行くには、1年間で13ユーロの税金を払います。すると、トスカーナであればトスカーナ州内であれば何処でもキノコを採ることが出来るんです。

シミジミ嬉しそう・・・

あ、はじけた(笑)。
ご近所さんにもおすそ分けして、残りは冷凍をして、この日の晩はキノコ尽くしでした。
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by lacasamia3
| 2012-10-28 02:24
| トスカーナ山暮らし
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そうそう、お散歩話、まだ終わっていませんでした。
カステルヌオーヴォ・ディ・ガルファニャーナはとても不思議な街でした。
ルッカからもかなり遠く、高い山に囲まれたかなり奥まった場所にあるのに、一旦村に入ると、立派なお菓子屋さんやバールが沢山並んでいます。「ここの村の人たちは甘いもの好きなのね」と、母(笑)。

季節柄、栗祭りをやっていました。穴を開けたドラム缶に栗を入れて、火にかけながらぐるぐる回します。

焼き栗に目がない母、早速お買い上げ。

ちょっとユーモラスなドンキホーテ。
こういう現代彫刻に激しく反応するユキちゃんです。

この村の周辺を含め、トスカーナ州とエミリアロマーニャ州の間の山岳地帯はLinea gotica (ゴシック・ライン)と呼ばれる戦線が張られた場所でした。北上してくる連合軍を食い止めるため、ドイツ軍が地雷を埋めたりや塹壕を作り、駐屯したのです。連合軍が雪を避けて春まで北上を遅らせたため、ドイツ軍が冬越しをしている間に、これらの地域では凄惨な事件が沢山起きたのだそうです。
悲しい戦争の歴史もまたこの村の思い出の1つです。
そういえば、この村出身の友人に、今日会いました。村に行ってきたんだよ~と言ったら、色々と話してくれました。戦時中、ある日、彼のお爺さんの農家から、ドイツ軍に大切な牛を没収されてしまったのだそうです。お爺さんは怖がってすっかりあきらめてしまったのに、お婆さんが「タダでは渡さない!」と、止めるお爺さんを引き払い、1人で軍の駐屯地に行き、しっかり牛の代金を払ってもらって帰ってきたのだそうです。
お婆ちゃん、凄い!

↑これは村のお城に展示されていた戦後すぐの頃の写真。
連合軍の空爆により完全に破壊された村です。こんな状態から、また「元通り」に石を積み上げて村を復興させた村人たちの力に感動しました。

小さいけれど、本当に良い村です。


ユキちゃんは、目をつけていたチョコレート屋さんで美味しいチョコレートにありつけて満足♪
暖かかった日曜日のお散歩でした。
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by lacasamia3
| 2012-10-27 06:06
| フィレンツェから日帰りで行く町
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何だか10月末とは信じられないほど、暖かい日が続いているフィレンツェです。
森もなかなか紅葉せず。暖かくてお天気なのは、「洗濯物的」には嬉しいけれど、秋のひやっとした「ブルッ、これからだなあ」と思わせるような空気も少し恋しくなっています。
まあ、いつかは冬がやってくるのでしょう。
先ほど母から無事に家に着いたとの電話がありました。1人でシャキシャキ乗り換えて、ローマー東京間のアリタリア航空の新しい機体に大喜びでした。成田に着いたらそのまま直接、仕事に出かけ(コラコラ)、相変わらず元気です。

メールや電話ではしょっちゅうやり取りをしているけれど、こうして久しぶりに顔をあわせて、一緒に過ごすのはやはり嬉しいものです。お互いに心と体が元気であることを確かめ合い、沢山お喋りをしました。
ママ、来てくれて有り難う。
車の運転に気をつけて、元気で居てください。また会える日を楽しみにしています。
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by lacasamia3
| 2012-10-25 21:29
| 私の独り言
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Ponte a mozzano から更に川沿いの道を上流に向かって遡ること30分、Castelnuovo di Garfagnanaという村に着きました。

ここでお食事タイムっ!お洒落なチョコレート屋さんに入りそうになるユキちゃんを引き戻し、行った先は・・・

Vecchio Mulino。
トラットリーアではなく、飲み物とおつまみ系のお惣菜を出すエノテカです。
メニューはもう既に決まっているものを人数分頼みます。


アントネッロはオーナーさんの写真入りの地ビール、母は赤ワイン、運転手の私はお水。
ユキちゃんはワイングラスに注がれたお水に大喜び。「これで飲むとお水も美味しい♪」だって(小学生だなあ・笑)

おつまみのみとはいえ、凄いバリエーションでお腹一杯!しかも1品1品がそれぞれ素晴らしい美味しさです。このあたりで釣れるニジマスの燻製をパンの上にのせたものも美味しかった!

ポルチーニ茸のソテーをのせた牛肉のカルパッチョと豚肉のアリスタ。

ポルチーニ茸の網焼き、オリーブオイル漬けも美味しかった!
更に、お米のキッシュやポレンタなどなど、1品ずつ、それぞれの味を思い出せるほどに印象深いお料理でした。パスタなどはないのですが、お酒好き、おつまみ好きの方にはお勧めのお店です。
母を囲んで、楽しくて美味しい時間を過ごしました。
IL VECCHIO MULINO
CASTELNUOVO DI GARFAGNANA
小さなお店なので予約された方が良いかも。
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by lacasamia3
| 2012-10-25 05:04
| フィレンツェから日帰りで行く町
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まだユキちゃんが生まれる前、カッラーラ出身の友人と一緒にアントネッロと、ガルファニャーナ一帯をドライブしたことがあります。先を急いでいたので、横目でチラリとしか見ることが出来なかったのが、Borgo a Mozzanoという小さな村にある通称「悪魔の橋」、別名Ponte della Maddalena.
不思議な形の橋で、上に人が乗っていて何だか楽しそうで・・・。ああ~あの橋を歩いて渡ってみたいっ!とずっと心残りだったのでした。
昨日は、やっと念願かなって橋を渡ることが出来ました♪

1300年代に今の形に建造された古い石橋です。
その昔、工事の遅れを心配した工事の責任者が、悪魔と取引をし、最初に橋を渡る人の魂と引き換えに、一晩で橋を完成させたという伝説があります。
何故、傾斜が高いかというと、石造りのアーチというものは、左右にかかる荷重がとても大きく、曲線を浅くすることがとても難しいのだそうです(←アントネッロ談)
このあたりは、山から降りてくる大量の雨水がしばしば水害をもたらすこともあり、昔から頑丈な橋を作る必要があったのでしょうね。

ユキちゃんも嬉しそう。

かなりの傾斜があります。

アントネッロも、よいしょ、よいしょ。

橋の上からの眺めも最高!

あ、映ってる。

なかなか良い眺めでした♪
この川は、セルキオ川というトスカーナで3番目に長い川です。

念願達成♪
この後、私たちは更に川を上流にさかのぼり、車から1時間ほどの村、Castelnuovo di Garfagnana へお食事に行きました。
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不思議な形の橋で、上に人が乗っていて何だか楽しそうで・・・。ああ~あの橋を歩いて渡ってみたいっ!とずっと心残りだったのでした。
昨日は、やっと念願かなって橋を渡ることが出来ました♪

1300年代に今の形に建造された古い石橋です。
その昔、工事の遅れを心配した工事の責任者が、悪魔と取引をし、最初に橋を渡る人の魂と引き換えに、一晩で橋を完成させたという伝説があります。
何故、傾斜が高いかというと、石造りのアーチというものは、左右にかかる荷重がとても大きく、曲線を浅くすることがとても難しいのだそうです(←アントネッロ談)
このあたりは、山から降りてくる大量の雨水がしばしば水害をもたらすこともあり、昔から頑丈な橋を作る必要があったのでしょうね。

ユキちゃんも嬉しそう。

かなりの傾斜があります。

アントネッロも、よいしょ、よいしょ。

橋の上からの眺めも最高!

あ、映ってる。

なかなか良い眺めでした♪
この川は、セルキオ川というトスカーナで3番目に長い川です。

念願達成♪
この後、私たちは更に川を上流にさかのぼり、車から1時間ほどの村、Castelnuovo di Garfagnana へお食事に行きました。
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by lacasamia3
| 2012-10-22 16:06
| フィレンツェから日帰りで行く町
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今日は母と一緒に、皆で、カステル・ヌオーヴォ・ディ・ガルファニャーナという、ルッカから車で山へ向かって1時間ほど走った場所へ行きました。
久しぶりのドライブ!我が家からだとフィレンツェと反対側で、かなり遠いので、数度しか行ったことが無かったのですが、山深いとても良い所です。
楽しかった日曜日のお出掛けの様子は後ほど♪
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by lacasamia3
| 2012-10-22 02:59
| フィレンツェから日帰りで行く町
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暖かい日が続いているトスカーナです。
昨日は、お友達のOさんご夫妻と母と一緒に、山の上のレストランに行きました。

のんびり日向ぼっこをしている牛たち。暖かいね~♪

赤いローズヒップの実が残っていました。

いつも、美味しくて居心地の良い空間、美味しいお料理、温かいサービス。平日の昼間に行っても、毎回、満席です(驚)。心地よい雰囲気を壊したくなかったので、今回はお喋りとお料理に集中し、お写真なしです。でも楽しかった!
母とOさんは、イタリア人指揮者リッカルド・ムーティの話で大層盛り上がっておりました(笑)。
楽しい時間を有り難う。
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by lacasamia3
| 2012-10-21 02:02
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第二の春と呼ばれる9月、10月は5月ほどではないにしろ、秋の花が咲き、蜂たちも忙しそうにブンブンと飛んでいます。
これから冬の支度。冬が越せるようにしっかりと蜜を集める必要があります。

養蜂で人間が夏の間に蜂に蜜を分けてもらった場合は、蜂たちが越冬できるように、人間が砂糖水を差し入れしてあげます。
↑このような容器に砂糖水を入れて、巣箱1箱につき1枚ずつ、縦に差し込むのです。

プラスチックは滑りやすいので、蜂たちがおぼれてしまわないようにと、中にこのような網を入れてあげます。

巣箱を開けて容器を巣箱に取り付ける作業には必ず、煙が必要。
麻布を切ったものに火をつけて、煙を出します。

これはオーガニックの煙を出すもの。

煙を吸うと蜂は大人しくなります。人間の勝手な想像で「蜂は気持ちよくて大人しくなり刺さない」と思いがちなのですが、実はその逆。人間と同じで、煙でケホケホして動きが鈍くなるのです。
だから、煙をまき始めると、蜂の巣の入り口では、煙臭さを消臭するために、蜂たちがお尻を上げて、一生懸命「良い匂い」を発します(ある意味ちょっと不思議ですが・笑)。
だから余り沢山の煙を振り掛けるのは、本当は蜂にとっては迷惑なことなのです。

一番大事なのは、刺されない様にキチンとガードすること。
防御ネットが付いた帽子や厚手の手袋をすると、蜂はあきらめて刺さなくなります。一度人間を刺してしまうと蜜蜂の場合は死んでしまうので、それは蜂にとってもつらいこと。
だから、出来るだけ犠牲を少なくするためにも、刺されないような服装で作業をすることが大事なんです。
蜂って面白いなあ。
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by lacasamia3
| 2012-10-18 22:25
| ミツバチの羽音
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