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[ 2017-06 -15 01:08 ]
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先日、あることのお礼に、と、わざわざお客様から、プレゼントを頂戴しました。
もう「イル・パピロ」の紙袋を見た瞬間にワクワク♩
20年ほど前、初めてこのお店に母と入った時から,ずっと変わらないラッピング。
色々な色の薄い包装紙で丁寧に包んでくれて、最後に、イル・パピロの紋章風のロゴシールを貼ってくれます。勿論、モチーフはフィレンツェのシンボルであるアイリス。
余りに素敵で、開けるのが勿体無いくらい。
頂いたのは・・・
手作りのマーブル紙でできた文庫本カバーとしおりでした(嬉)。
実はこれ、前からとても欲しかったんです。
いつもフィレンツェに行く時は、必ず文庫本を持って、列車に乗る私。日本語の本を読んでいると、周囲のイタリア人から「え、これ何語?」とか「どっち方向に読み進んでる訳?」とか、「ええー!!縦書き!あり得ないっ!」とか色々絡まれます(苦笑)。いえ、そう言う会話も楽しいのですが、静かに読書に集中したい時もある。特に、面白い小説に夢中になっている時などは。
文庫本カバーは、日本の文庫本サイズを基準にして作られたのだそうです。
マーブル模様は、長年培われてきた伝統工芸ならではの美しさ。どんな風に作っているのかは、一番下のリンクを見て下さい。キャンティの手前にある工房で、お兄さんが、本当に1枚、1枚、手作業でが丁寧に作っています。
早速、今読んでいる、原田マハの「本日はお日柄も良く」に付けてみました。余談ですが、この小説もとてもお勧め。楽しく読めます。スピーチライターの話で、絵画をテーマにした他の作品とは、また少し違いますが、「言葉」と絵画という2つのアートの共通点を見つけることが出来る作品。今、半分位まで読みました。後の半分は、勿体無くてちょっとずつ読んでる(笑)。
きちんと表面がコーティングされているので、紙という概念を覆すほど、見た感じ以上にしっかりしているんです。
これは貰ったら絶対、嬉しい!
かさばらないし、結構気の利いたフィレンツェ土産だと思います。
<今日のフィレンツェのお店>
Il Papiro
Via Guicciardini 47, Firenze
無休 10:00-19:30
ヴェッキオ橋を渡ってピッティ宮殿に行く途中の左手にあります。
フィレンツェ市内に何軒かあるけれど、Via CavourとこのVia Guicciardini の2軒が一番大きいお店です。
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by lacasamia3
| 2017-06-15 01:08
| フィレンツェでお土産を買うなら
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