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by lacasamia3
| 2021-01-20 17:44
| 水車小屋物語
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by lacasamia3
| 2021-01-18 04:17
| 水車小屋物語
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今日のパン焼き当番はシルヴィア。私はアシスタントでした。
彼女が焼くパンは水分が多くて(粉の80%)、マードレ(天然酵母)も粉の30%と、かなり入ります。

水分を少なめにして、窯伸びする見た目の良いパンを焼くのは簡単だけど、あえて水分量を多くして、粉の味をしっかり出す。
見た目はぺしゃんとしたパンなんだけど、生地がふっかりしていて、外皮はパリっと歯ごたえがあり、とっても美味しい。
「マードレで作るパンは生きてるの。焼いた後も、パンの芯の部分でマードレは生き続けながら発酵し続けるの。だから、本物の粉とマードレで作ったパンは生きたパンなのよ」
シルヴィアの言葉です。
まだまだ学ぶことが沢山あります。
家に帰ったら、義母さんがパスタを作ってた。
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by lacasamia3
| 2020-12-23 07:09
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by lacasamia3
| 2020-12-15 07:29
| 水車小屋物語
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今週の火曜日も、いつもの通り「パンの日」でした。
今週はオーダーが多くて、合計47キロ+スキアッチャ-タ18枚、生地の重さにして約60キロを仕込みました。

この日の心強い助っ人は、普段家でもパンを焼いているFさんと娘のAちゃん。助っ人は初心者でも大歓迎なんだけど、普段パンを焼いている人は説明しなくてもササっと手が動くので、とっても楽です。Aちゃんは普段からお母さんのお手伝いをしているらしく、小学校一年生なのに、仕事がとっても丁寧で手際よく手伝ってくれました。
勢いよく高めの温度で焼いたスキアッチャ-タ。
満足の出来です。
パンも思った仕上がりになって嬉しい。
もうちょっとだけ温度が高くても良かったかも。
私好みのふかっと上に上がるパンが焼けました。
祭日だったのでお昼時間にアントネッロと義母さんも加勢に来てくれて、皆で義母さん手作りのオレッキエッテを食べました。美味しかったなー。
「この人から何かもらえる」と狙いを定めると、頑としてその人の前から動かなくなるラーラ(笑)。しつこく粘ります。
毎年恒例、水車小屋のオーナー、ジョヴァンナさんのプレセーペが完成していました。
またゆっくり写真を撮って来たいと思います。
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by lacasamia3
| 2020-12-13 01:05
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水車ってしばらく止まってしまうと、ため池に泥が溜まったり、木製のタービンが割れて来たりと、色々不具合が出てくるので、定期的に回していた方が良いのです。
水車小屋は私が住んでいる市の隣の市にあるので、トスカーナがレッドゾーンになってしまって、市の境界を越えてはいけないという移動規制がしかれ、水車小屋に行けなくなってしまったです。
基本的に「有効な目的がない場合は」という移動規制なので、仲間と一緒に、知事にメールで問い合わせをしてみました。
そしたらすぐにお返事が返ってきた(驚)!
農業、または自家菜園などの継続、維持のためのメンテナンスで別の市に行く必要がある場合には移動を許可するという、規制の注意書きの一文の引用を挙げ、私たちの活動もこのカテゴリーにあてはまるというコメントをもらいました。やったー!
勿論、最大人数は4人まで、全員、マスク着用で、ソーシャルディスタンシングを守る義務はありますが。
というわけで、私、Lさん、Cさんの3人で仲良く粉挽き。
Gさんから差し入れのコーヒーと水車小屋の粉で作ったリンゴのクロスタータ。日曜日の午前中に、水車小屋で飲むコーヒーってなんでこんなに美味しいんでしょう。
2週間ぶりに聞くカタンカタンというこの音。
良いねー。
ルイージお爺ちゃんからセイヨウカリンの実をもらいました。イタリア語ではNespolo(ネスポロ)と呼びます。霜にあてて皮がしワシワになってきたら実が柔らかくなって食べごろになるそうです。
1つ柔らかいのを食べてみました。美味しい―。味はスモモのような少し酸味もあって甘い、食感はちょっと粉っぽくもありリンゴと梨ににてるかも。
初めて食べる果物です。
帰る前に、「ちょっと待ってー」と言われ、アントネッロに直してほしいと、これを託されました。
この辺りの地方では、トルテッリ・ディ・パターテというマッシュポテトを詰めた大きいラビオリが伝統料理なのですが、どうやらこれはSchiaccia Patate(スキアッチャ・パターテ)というジャガイモ用のマッシャーだったようです。
割れた部分が綺麗になると良いな。
たった半日だったけど、楽しい事が沢山詰まった日曜日の朝でした。
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by lacasamia3
| 2020-11-25 00:41
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先週の日曜日は水車小屋の恒例行事になっているルイージお爺ちゃんのトウモロコシを挽きました。

石臼は小麦のものと一緒。臼の高さもそれ程変えなかったかな。
但し出てくる粉は真っ黄色です。
イタリアでは挽いたトウモロコシの粉を熱湯に溶かして練りながら火にかけます。
1時間ほど混ぜながら加熱したらポレンタの出来上がり♪
イタリア料理がかなり普及している日本でも、ポレンタはまだ余り一般的ではないようですね。今度作っている所をレポートします。肉の煮込みに添えて食べるととっても美味しいんですよ。
珍しくルイージが粉をふるっている!83歳でとっても元気です。元気の秘訣は、朝遅く起きて、テーブルの周りを40回ランニングすること(笑)
今年は豊作で60キロ位収穫できたみたい。でも売るわけでもなくて誰が食べるの?(驚)。とりあえず20キロ程挽けました。残りはトウモロコシの状態で保管して、定期的に挽きます。
相変わらず、オーナーのジョヴァンナさんの差し入れが美味しい。
この日はプラムジャムのクロスタータでした。
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by lacasamia3
| 2020-11-10 06:56
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2003年に93歳で亡くなるまで粉ひきをずっと続けていたのだそうです。残念ながら私は彼に会うことは出来なかったけれど、粉ひきをしながら、彼の気配を常に感じています。


昔、水車小屋はサンタガタ村の人々の寄り合い所だったのだそうです。
小さい頃、良くお爺ちゃんに連れられて水車小屋に来て、ぐるぐる回る石臼と山のような粉を見たことを覚えている人が、今も懐かしそうにここを訪れます。
毎回帰国する度に、街の様子が変わってしまう東京近郊で育った私にとって、50年以上前の想い出の場所が変わらずに残っていることは、とっても羨ましく感じます。
いつも見守ってくれているような、温かいトーニオのさんの気配を感じつつ、昨日も朝の粉ひきをしてきました。
いつまでも水車が回り続けることが出来るように、私の代から次の世代へ橋渡しができますように・・・
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by lacasamia3
| 2020-11-02 18:13
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アントネッロが体を張って水車小屋の窯を直してくれたので、昨日はうまく31個のパンを焼くことが出来ました。
昨日は初めて石窯隊長を務めた日。手伝いでSさんがアシストしてくれたけど、中心になって焼くのは私。
家で10個焼くのとは違い、31個焼くのはかなり大変です。
心配だったのは窯に入れる時。一度、石窯の床にパンを置いたら動かせないので、木製のピールと呼ばれる棒がついた大きへらのようなものに粉を振って生地を乗せ、狙いを定めて滑らせながら置いていきます。もたもたしていると、ピールに生地がくっついてしまうので、素早くやらなくてはいけません。全部パンを置いた後で残ってしまうと、次に焼くということも出来ないので、全て一発勝負。用心して詰めて焼いたら、スペース的には、まだまだ余裕でした。今まで穴が開いていた部分をよけながらパンを置いていたけれど、穴がなくなった分、石窯のスペースを十分に活かせるようになりました。40個は余裕でいけそう(笑)。
昨日は気温が低くてなかなか発酵が始まらず、かなり心配だったのですが、窯の中でグンと上がりました♪
窯の神様、有難うございます・・・
古代小麦を水車小屋で挽いた粉100%なので、ずっしり、みっちりしたパンです。
無事にパンが焼けてホ~。
GASのメンバーさん達から「パン、美味しかったよー!」というメッセージが届き、お世辞でもちょっと嬉しい。アントネッロもオーバーな程に、「旨い!」って喜んでくれて、感謝。
今まで水車小屋でパン焼きをしていたシルヴィアに代わって、私とM君が水車小屋アソシエーションのパン焼き担当となり、火曜日と木曜日にパン焼きをすることになりそうです。パンの生地の作り方も分量も焼き方も、まだまだ試行錯誤。シルヴィアのレシピをベースに、ちょっとずつ色々変えています。
まだまだだけど、楽しんでやっていこう。
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by lacasamia3
| 2020-09-30 14:55
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by lacasamia3
| 2020-09-28 03:27
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