カテゴリ:水車小屋物語( 74 )

水車小屋の村の苺まつり

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早朝から仕込んだパンは、水車小屋近くの村祭りに持っていきました。今回は「イチゴ祭り」。

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お隣の屋台でうたれていた、イチゴの生クリームのせ。イチゴも生クリームも大盛りで、2ユーロなり。

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路地がとっても可愛い村なんです。

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こちらが我ら水車小屋の屋台。

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ほしぶどう入りとか、

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チョコチップ入りとか、変わりパンを味見に並べました。
来年はイチゴパンを作ってみたいねって話しています。

さあ、明日も粉挽きです。



by lacasamia3 | 2019-06-11 06:08 | 水車小屋物語 | Comments(4)

村祭りで朝から仕込み

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今日は水車小屋のある、サンタガタ村で、「イチゴ祭り」がありました。
水車小屋グループで、パンと小麦粉、そしてヴィンテージの衣服を売る屋台を開くことになっていました。


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夕方の焼き上がりに合わせて、パン焼きは朝の6時開始。

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挽きたての粉も、売る為に準備をしました。
何だかとっても長い1日でした。後ほど続けてご報告します。



by lacasamia3 | 2019-06-10 06:18 | 水車小屋物語 | Comments(1)

私の幸せ

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水力で石臼を回して...



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ふるいにかけて...


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天然酵母でパンを作って...


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石窯で焼く


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ひとつ、ひとつの行程が、何とも楽しくて、いとおしい...


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仕事以外で、やって楽しい事を「趣味」と呼ぶなら、私の趣味は粉挽きだなあ。

そうそう、今週末は水車小屋の近くのサーキットで、オートバイ世界選手権が開催されます。夕方のニュースで「ムジェッロ サーキット」と聞いたら、「ああ、あの水車小屋の近くなんだなあ」って思って下さい!


by lacasamia3 | 2019-05-31 05:32 | 水車小屋物語 | Comments(0)

ヨーロッパ水車ディ

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今日は「ヨーロッパ水車ディ」として、ヨーロッパ中の水車が一斉に回る日でした。
勿論、我が水車小屋チームも、土砂降りの中、わざわざ来てくれた見学者を迎えて大忙し。

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写真が撮れなかったので、メンバーMちゃんが撮ってくれた画像をアップします。パンのこと、小麦のこと、水車小屋のこと、一杯喋った!

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大雨だったのに、わざわざフィレンツェから来てくれた人もいました。

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こういうイベントは、ワインは必須。パンの試食やおつまみ、水車小屋の小麦粉で作ったお菓子がずらりと並びます。
私達にとっても毎年の記念日。この一年でやり遂げた事を挙げて乾杯。

疲れたけど楽しい1日でした。



by lacasamia3 | 2019-05-20 05:21 | 水車小屋物語 | Comments(0)

日曜日のメンテナンス

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先週の日曜日は水車小屋のメンテナンスでした。
古いものだから、使っているうちにガタついてくる。まめなメンテも粉挽きの大切な活動のひとつです。
道具や機械が壊れたら自分で直す。昔はどの分野でも、職人さんたちは殆どのものを自分で直して来たのでしょうね。

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粉挽き部屋の剥き出しの配管もパネルで覆って、清潔に保てる様に塗りかえます。ふだんw、壁塗りの仕事をしているRさんが大活躍。流石プロ。仕事が早いよ。

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そしてお楽しみの持ち寄りランチ。イエーイ!

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誰もまとめないのに毎週来れる人が集まって、好きなことをやって帰ります。
来週は、小学校2年生の子供50人が4つのグループに分かれて、粉挽きを見学しに来ます。
子供達にはどんなふうに感じてもらえるのでしょう?楽しみです。


by lacasamia3 | 2019-05-09 16:12 | 水車小屋物語 | Comments(1)

パン職人


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先日から縁あってお友達になったパン職人のDさんが日本からいらしています。
日本でもかなりこだわりの素晴らしいパンを焼かれているDさんですが、トスカーナのパン職人のパン焼きに触れ、色々と感じていただけたら嬉しいなと思っています。


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Dさんがおっしゃった「パンは表現です」という言葉、心に強く残りました。
陶芸や絵画と同じように、パンも作品の一つ。それは見た目だけでなく、味、食感も合わせてのアートです。


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パン職人のライフスタイル、お客さんとの関わり、素材へのこだわり、自然への想い・・・そんなものが全て合わさっての結果が、表現としてのパンになるんだなあ・・・


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うわべのイメージだけの田舎パンではなく、もっと突き詰めた自然なパンを。
パンの世界がもっと深く感じるとっても贅沢な時間を過ごしています。

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by lacasamia3 | 2019-04-01 19:13 | 水車小屋物語 | Comments(5)

オトナの部活



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今日は水車小屋の仲間と一緒に、ため池のフェンスを設置しました。
普段は落下防止の為のフェンスが池を囲っているのですが、先月、ため池の土砂をシャベルカーで綺麗に掃除した際に取り除いていたのです。
これからの時期、水車小屋でのイベントが増えるので、安全のために、出来るだけ早くフェンスを元に戻したくて、お天気だった今朝、仲間が集まって皆で手分けして再びフェンスを設置しました。


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それにしても、普段、こんなに一生懸命働いているイタリア人はあまり見たことがないのに、趣味となると、めちゃめちゃ張り切る人たち(笑)
誰も支持しなくても団結して一つのことをできるってすごいわ。

2時間ほどで作業終了。
「危険」「遊泳禁止」の看板を付けて完了しました。




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Aちゃんのワンコ、マルゴちゃん。枝が大好き。




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遊泳禁止でーす!

明日もお天気になりそう。
良い一週間をお過ごしください。



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by lacasamia3 | 2019-03-25 04:07 | 水車小屋物語 | Comments(2)

田舎と都会

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昨日は平日にも関わらず、夜にフィレンツェの中心部にある映画館で、水車小屋のアソシエーションを宣伝するイベントに参加してきました。
映画「宇宙戦争」(1953)の一晩だけの放映の前に、アペリティーボをするからその際にパンの試食と一緒に水車小屋での活動を紹介してくれと頼まれたんです。
結構寒い平日の夜だったのに、水車小屋の仲間が集合し、色々宣伝しました。


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どちらかと言うと、パンはもうこれ以上作れないから、オーダーも増やせないけれど、現在65人の会員がもっと増えて、楽しいイベントを沢山できるようになったら楽しいよねということで、私たちがやっていることを紹介しました。

フィレンツェの街の人たちと話した感想は・・・

我が家はフィレンツェからたった20キロしか離れていないけれど、気持ちはムジェッロ地方(フィレンツェから北側、ボローニャ側へ行った場所にある一帯のこと)に向いている。だからかどうかは分からないけど、日常的に食べるパンやお菓子を自分で焼いたり、パスタをうったりする事は特別なことではない。所が、フィレンツェの街に住んでいるお年寄りの方が、粉からパスタを打ったことがなかったり、パンはパン屋で買うものだって思ってる。もちろん、お料理上手な方は居るだろうし、たまたま昨晩はそういう人たちが集まっただけなのかもしれないけれど、「自分で挽いた小麦粉を使って、普段も薪窯でパンを焼いている」って言ったら、余りにびっくりされて、「そっかーこの人たちの日常と、私の日常は20キロの距離以上に離れているのね」と思ったのでした。

とにかくエレガントな映画館の片隅で、田舎の雰囲気を醸し出す演出ができてなかなか楽しかった♩

映画「宇宙戦争」は、50年代とは思えないほど、色彩が綺麗で、工夫が凝らされている作品でした。スピルバーグ監督が2015年に同じ原作の同題の作品を撮っています(トム・クルーズが出ていた作品)。

夜12時終了〜。翌日仕事なのに皆、良く楽しんだね。


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by lacasamia3 | 2019-03-15 00:27 | 水車小屋物語 | Comments(0)

力を合わせれば

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今日は朝から水車小屋の仲間7人で、近くの村のバザーに参加しました。イタリアでは、家庭で要らなくなった物を売るバザーの事を、"svuota cantina"(ズブオータ•カンティーナ) 「物置を空にする」と呼びます。

午後は生憎の雨で、半日だけしかできなかったけれど、まずまずの売上。とにかく、家で余っている古着や靴を売るのだから、段捨離もできて一石二鳥です。古着は3ユーロ前後、子供の玩具は50セント。単価は安いけど、大量に売れるから、割りとまとまったお金になります。 今日の売り上げは200ユーロ!
約3万円。現在、水車小屋のアソシエーションの会員は65人です。それぞれから3ユーロのカンパを集めたらこの金額になるけど、そういう考えは浮かばない。半日ワイワイとお店屋さんごっこして、仲間と過ごす時間がとても楽しいのです。

話をしながら、水車小屋の宣伝をすると、お客さんは水車小屋を懐かしんでくれたり、今度見にくるって言ってくれたり。
バザーは水車小屋の活動の中で私が密かに楽しみにしているイベントです。
今年は夏前にもう一度出来るかな?




by lacasamia3 | 2019-03-11 03:44 | 水車小屋物語 | Comments(0)

古小麦と手打ちパスタ

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イタリアで最近よく聞く、grano antico(グラーノアンティーコ)の良い訳がないものか?と考え中。 古代小麦って訳してしまうと、「古代=メソポタミア時代に遡る」みたいなイメージで誤解されてしまうし・・・。ファッロと呼ばれるスペルト小麦とは違います。「古小麦」とでも呼んでみようかな?

今、市場に出回っている小麦の殆どはホモ接合体と呼ばれ、遺伝子がほぼ全て同一です。例えば世界的なシェアを占めるはF1は、収穫した小麦を翌年撒いても小麦にならないので、農家は毎回種子を業者から購入する必要があります。

それに対して、グラーノ・アンティーコ(古小麦)はエテロ接合体なので、育つ地域の気候条件に遺伝子が適合します。1950年以前に交配によって作られた種類の小麦や昔からその地域に植えられてきた種類の小麦がこの分類にあたります。古小麦の種類は地域によって細かく種類が分かれ、更にそれぞれの風土に合わせて変化していきます。収穫した小麦を残しておいて、次の種まきの時に使うことができるので、業者から毎回種子を購入する必要はありません。地表の乾燥に弱いので雑草を好み、F1と違って、除草剤を撒く必要がありません。有機栽培に適した種類なのです。

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(水車小屋の中でも小麦が生まれました・笑。こっそり水やりして育ててみようと思います)

トスカーナで古小麦と呼ばれる種類は、主に、ヴェルナ、シエーヴェ、ジェンティルロッソ、アンドリオーロなどがあります。農家によっては、更にこれらを独自のミックスにして、数種類を一緒に混ぜて撒くことで、違いに助け合い、栄養のバランスが更に取れた小麦粉になるというポポラツィオーネと呼ばれる農法を実践しているところもあります。



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(先日、シルヴィアとボローニャの農家から購入してきたテルミニッロという種類の小麦。水車小屋で挽いて、パスタにしてみました)

水車小屋では、古小麦は石臼挽き、そしてふるいも一度だけかけ、半全粒粉の状態で仕上げています。
イタリアでは最近、スーパーのパン売り場でも、「古小麦を石臼挽きにした小麦で作ったパン」が売られ始め、値段は高いのに、売れているようです。それでも、

・石臼挽きの場合、回転が遅いので、大量に生産できない(だから栄養価が逃げずに良質の小麦粉になります)
・有機栽培だから生産量が少ない
・古小麦なので、発酵が難しく、安定したパンにしにくい

・・・と大量生産出来ない条件がバッチリ揃い(笑)、地元の小さなパン屋さんや、パン職人だけの小さな市場が生まれつつあります。

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これから「古小麦」を巡る環境がどのように変化していくのか?なかなか興味深いもの。
有機栽培の古小麦が通常の小麦に比べて倍以上の値段がつくので、トスカーナでも古小麦を有機で栽培する農家がかなり増えてきました。これを機会に、有機農家が増えることはとても良いことです。

明日は、貯水池に重機を入れて、泥をかき出します。
綺麗になったら、来週はどの位粉挽きができるかな?ワクワク♩


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by lacasamia3 | 2019-03-03 21:54 | 水車小屋物語 | Comments(8)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho