カテゴリ:水車小屋物語( 67 )

田舎と都会

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昨日は平日にも関わらず、夜にフィレンツェの中心部にある映画館で、水車小屋のアソシエーションを宣伝するイベントに参加してきました。
映画「宇宙戦争」(1953)の一晩だけの放映の前に、アペリティーボをするからその際にパンの試食と一緒に水車小屋での活動を紹介してくれと頼まれたんです。
結構寒い平日の夜だったのに、水車小屋の仲間が集合し、色々宣伝しました。


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どちらかと言うと、パンはもうこれ以上作れないから、オーダーも増やせないけれど、現在65人の会員がもっと増えて、楽しいイベントを沢山できるようになったら楽しいよねということで、私たちがやっていることを紹介しました。

フィレンツェの街の人たちと話した感想は・・・

我が家はフィレンツェからたった20キロしか離れていないけれど、気持ちはムジェッロ地方(フィレンツェから北側、ボローニャ側へ行った場所にある一帯のこと)に向いている。だからかどうかは分からないけど、日常的に食べるパンやお菓子を自分で焼いたり、パスタをうったりする事は特別なことではない。所が、フィレンツェの街に住んでいるお年寄りの方が、粉からパスタを打ったことがなかったり、パンはパン屋で買うものだって思ってる。もちろん、お料理上手な方は居るだろうし、たまたま昨晩はそういう人たちが集まっただけなのかもしれないけれど、「自分で挽いた小麦粉を使って、普段も薪窯でパンを焼いている」って言ったら、余りにびっくりされて、「そっかーこの人たちの日常と、私の日常は20キロの距離以上に離れているのね」と思ったのでした。

とにかくエレガントな映画館の片隅で、田舎の雰囲気を醸し出す演出ができてなかなか楽しかった♩

映画「宇宙戦争」は、50年代とは思えないほど、色彩が綺麗で、工夫が凝らされている作品でした。スピルバーグ監督が2015年に同じ原作の同題の作品を撮っています(トム・クルーズが出ていた作品)。

夜12時終了〜。翌日仕事なのに皆、良く楽しんだね。


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by lacasamia3 | 2019-03-15 00:27 | 水車小屋物語 | Comments(0)

力を合わせれば

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今日は朝から水車小屋の仲間7人で、近くの村のバザーに参加しました。イタリアでは、家庭で要らなくなった物を売るバザーの事を、"svuota cantina"(ズブオータ•カンティーナ) 「物置を空にする」と呼びます。

午後は生憎の雨で、半日だけしかできなかったけれど、まずまずの売上。とにかく、家で余っている古着や靴を売るのだから、段捨離もできて一石二鳥です。古着は3ユーロ前後、子供の玩具は50セント。単価は安いけど、大量に売れるから、割りとまとまったお金になります。 今日の売り上げは200ユーロ!
約3万円。現在、水車小屋のアソシエーションの会員は65人です。それぞれから3ユーロのカンパを集めたらこの金額になるけど、そういう考えは浮かばない。半日ワイワイとお店屋さんごっこして、仲間と過ごす時間がとても楽しいのです。

話をしながら、水車小屋の宣伝をすると、お客さんは水車小屋を懐かしんでくれたり、今度見にくるって言ってくれたり。
バザーは水車小屋の活動の中で私が密かに楽しみにしているイベントです。
今年は夏前にもう一度出来るかな?




by lacasamia3 | 2019-03-11 03:44 | 水車小屋物語 | Comments(0)

古小麦と手打ちパスタ

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イタリアで最近よく聞く、grano antico(グラーノアンティーコ)の良い訳がないものか?と考え中。 古代小麦って訳してしまうと、「古代=メソポタミア時代に遡る」みたいなイメージで誤解されてしまうし・・・。ファッロと呼ばれるスペルト小麦とは違います。「古小麦」とでも呼んでみようかな?

今、市場に出回っている小麦の殆どはホモ接合体と呼ばれ、遺伝子がほぼ全て同一です。例えば世界的なシェアを占めるはF1は、収穫した小麦を翌年撒いても小麦にならないので、農家は毎回種子を業者から購入する必要があります。

それに対して、グラーノ・アンティーコ(古小麦)はエテロ接合体なので、育つ地域の気候条件に遺伝子が適合します。1950年以前に交配によって作られた種類の小麦や昔からその地域に植えられてきた種類の小麦がこの分類にあたります。古小麦の種類は地域によって細かく種類が分かれ、更にそれぞれの風土に合わせて変化していきます。収穫した小麦を残しておいて、次の種まきの時に使うことができるので、業者から毎回種子を購入する必要はありません。地表の乾燥に弱いので雑草を好み、F1と違って、除草剤を撒く必要がありません。有機栽培に適した種類なのです。

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(水車小屋の中でも小麦が生まれました・笑。こっそり水やりして育ててみようと思います)

トスカーナで古小麦と呼ばれる種類は、主に、ヴェルナ、シエーヴェ、ジェンティルロッソ、アンドリオーロなどがあります。農家によっては、更にこれらを独自のミックスにして、数種類を一緒に混ぜて撒くことで、違いに助け合い、栄養のバランスが更に取れた小麦粉になるというポポラツィオーネと呼ばれる農法を実践しているところもあります。



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(先日、シルヴィアとボローニャの農家から購入してきたテルミニッロという種類の小麦。水車小屋で挽いて、パスタにしてみました)

水車小屋では、古小麦は石臼挽き、そしてふるいも一度だけかけ、半全粒粉の状態で仕上げています。
イタリアでは最近、スーパーのパン売り場でも、「古小麦を石臼挽きにした小麦で作ったパン」が売られ始め、値段は高いのに、売れているようです。それでも、

・石臼挽きの場合、回転が遅いので、大量に生産できない(だから栄養価が逃げずに良質の小麦粉になります)
・有機栽培だから生産量が少ない
・古小麦なので、発酵が難しく、安定したパンにしにくい

・・・と大量生産出来ない条件がバッチリ揃い(笑)、地元の小さなパン屋さんや、パン職人だけの小さな市場が生まれつつあります。

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これから「古小麦」を巡る環境がどのように変化していくのか?なかなか興味深いもの。
有機栽培の古小麦が通常の小麦に比べて倍以上の値段がつくので、トスカーナでも古小麦を有機で栽培する農家がかなり増えてきました。これを機会に、有機農家が増えることはとても良いことです。

明日は、貯水池に重機を入れて、泥をかき出します。
綺麗になったら、来週はどの位粉挽きができるかな?ワクワク♩


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by lacasamia3 | 2019-03-03 21:54 | 水車小屋物語 | Comments(8)
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水車小屋に関わるまで、小麦って年中あるものだと思っていました。
小麦の収穫は7月。年を明けると少しずつ小麦が少なくなっていきます。もちろん、7月にはまた新しい小麦が手に入るのだけれど、小さな農家さんではそろそろ在庫が尽きて来るのです。
さらに、まだまだ一般的ではない古代小麦(この場合、farroではなくて戦前までイタリアで育てられていた軟質小麦です)は見つけるのが大変です。
先週の金曜日は、シルヴィアと車でボローニャの小麦農家へ小麦を取りに行きました。


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小麦に関する知識がまだまだ足りない私たちに、ルチアーノさんが、丁寧に色んなことを教えてくれました。

有機栽培で、何も殺虫剤がかかっていない小麦の場合、気温が上がるとトンキオと呼ばれる虫が小麦に付着します。トンキオにはある種類の海藻を粉末にしたものがとても効果的なんだそうです。その粉末を小麦に混ぜて、挽く前に、ヴァーリオと呼ばれる機械で綺麗にします。

単一の種類の栽培ではなく、5種類の古代小麦をミックスして畑に撒くと、それぞれが助け合って、よく育つとか、それぞれの栄養価が混ざって、栄養のバランスが取れた小麦粉になるとか・・・

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彼の農場にはオーストリア製の電動の石臼がありました。自らの小麦を粉にしてここでも粉を売っています。
この左側にあるふるい、欲しいなあ。

小麦が届いて、水車小屋がにわかに賑やかになってきました。
さあ、じゃんじゃん粉挽きをするぞー!


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by lacasamia3 | 2019-02-21 19:14 | 水車小屋物語 | Comments(2)

グルグル粉挽き


今朝も粉挽きに行っていました。
昔だったら昼前までダラダラ寝ていたアントネッロが、毎週日曜日の朝、シャキーンと起きて、私と一緒に水車小屋に行って粉挽きをするなんて(笑)

今日は、キアラちゃん夫婦とお友達のクリスティーナも一緒に総勢5人です。アントネッロとジョヴァンニはヴァーリオという手回しの機械で小麦を綺麗にし、私は水車で粉挽き、キアラとクリスティーナは粉をふるいにかける・・・。ワイワイお喋りをしながら2時間好きな事をして帰るという、いつもの日曜日の朝。

雪が降って雨が降って、川が増水しているからジャンジャンまわる水車。
山の様に小麦が沢山あったら毎日粉挽きをするのにな。



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by lacasamia3 | 2019-02-04 06:42 | 水車小屋物語 | Comments(0)

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何だか最近、パンの話題ばっかりですが(笑)、年々、パン好きが高じて興味がやはりそちらの方に向いているようです。
ボランティアでやっている水車小屋の粉挽きが軌道に乗って、小麦粉を買いたい人だけでなく、自分が栽培した小麦を挽きに来る人から連絡をもらう事も増えました。

トスカーナには、panificatore(パニフィカトーレ)と呼ばれる人たちが居ます。
本業は農業の場合、自分で育てた小麦を粉にして、その小麦粉を使うのであれば、パンを作って売って良いというシステムがあるのです。私たちが住んでいるフィレンツェの北側でも、かなり山奥まで小麦を栽培する事が出来るようで、細々ながらパンを作っている人がいます。それぞれ売り先は個人のオーダーだったり、地元のオーガニック市だったり。

先日も、おらが村の土曜日の朝市で、以前小麦を挽きに来たレオナルドが自分が焼いたパンを売っていました。
パンを自分で焼いていると、他の人がどんなパンを焼いているか気になる(笑)。普段は外でパンを買う事はほとんどありませんが、興味があったので、半分分けてもらいました。

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レオナルドは型に入れて高さを出したパンを焼いています。

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生地の部分はフンワリと柔らかく、上手に発酵しています。天然酵母で、しかも古代小麦の全粒粉なのに、これだけ膨らむのは凄い!
噛むとじんわり粉の旨味が口の中に広がります。

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関係ないけど、先日のラーラ。
水車小屋に連れて行っても、お部屋の中に入っちゃいけないのを分かってて入り口でじーっと待ってる。

明日の朝も水車小屋です♩


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by lacasamia3 | 2019-01-20 04:30 | 水車小屋物語 | Comments(2)
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新年会の翌日、泊まりでマルケ州から来ていたyukikoさんと、sawakinaちゃんと一緒に水車小屋に粉挽きに行きました。
表面だけだけど、ため池、カチカチに凍ってるよ(ブルブル)

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ヘルニア覚悟で(笑)水車の始動レバーを引っ張り上げるyukikoさん。
3人で粉だらけになって、粉挽きしたり、ふるいにかけたり。楽しい1日でした。

ここ最近は水が豊富にあるので、時間さえあれば毎日でも粉挽きが出来るベストコンディション。
調子に乗って結構粉挽きをしていたら、小麦が足りなくなってしまいました。そこで、ここ数日は小麦を探すのに奔走していました。

小麦畑が結構あって、豊富に採れているように見えるトスカーナですが、有機栽培で、古代小麦(この場合、ヴェルナとかジェンティルロッソと言う種類の戦前に作られていた小麦を言います。スペルト小麦ではありません)となるとかなり希少で、年が明けると、まだ持っている農家が段々少なくなって行きます。
小麦の値段は、オーガニックでない通常の小麦は、1キロあたり30セント(約40円)、これがオーガニックの古代小麦となると1キロあたり60-80セント(80円〜110円)になります。
7月に1年分予約すると60セント、予約しないで今の時期に問い合わせると80セントという、不思議な、でも何となく理解出来る価格設定。ベストは、種まきの時期に自分たちが買いたい年間の量を伝えてその分を蒔いてもらうというのが理想です。

それにしても、半日かけて20キロ粉挽きが出来たとしても、粉にして1キロ1,5ユーロ(210円)で仲間の間で分けたとして、原料の小麦の値段を差し引いた水車小屋の収入は18ユーロ(2500円)。私たちはボランティアでやっているから、収入は全て水車小屋の維持費にまわるけれど、これを職業でやろうと思ったら全然割に合わないなあって思います。

私たちの水車小屋では、一ヶ月で200キロ粉挽きを予定していて、夏の2ヶ月を休んだとしても、年間で多分2トン位は必要になるので、やはり今の時期に来年分を確保する必要があります。今年は1年目で出遅れたため、今の時点で余っている農家さんに声をかけまくっています。今朝取りに行った小麦は余り出来が良くなく、粒が痩せていたので、50キロだけもらって来ました。
とりあえずはこの50キロの小麦を挽いてみて、その間に、ちょっと値段が高かったけど量は持っている農家さんの小麦の状態を見に行ってみようと思います。

何事も勉強。新しい事を知るって楽しいです。


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by lacasamia3 | 2019-01-14 08:40 | 水車小屋物語 | Comments(1)

水車小屋で片付けもの

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今週は水曜日の粉挽きの後、水車のキウーザと呼ばれる水門が何故か上手く閉まらず、ため池に水が溜められなかったので、粉挽きは一旦中止。早く回復しないとクリスマスバザーの粉挽きに間に合わないのでかなりドキドキです。今朝アントネッロが少し直したけれど、まだ水漏れは続いていて、明日、明後日の様子見となりました。
なので、今日は、道具部屋の片付け。普段、パパッと使った道具を皆適当な所に置くから足の踏み場がない程散らかっていたのです。普段開けた事もなかった長箪笥を開いたり、引き出しを整理したり・・・。

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出たっ!お宝。そのものの金銭的な価値はなくても、大切に今まで伝えられて来た価値は十分ある品々ばかり。
オーナーさんの奥さんもこんな古い額縁や絵があるのは知らなかったそうで。


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100年程前の粉挽き職人。
おひげが立派です。


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水車小屋ではないけれど、同じ村の農家の前での集合写真。女性が手にしているのはテニスラケットかな?
こうして、掘り出し物が出て来ると思わず手が止まって作業が進まないのは世界共通ですね。


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オーナーさんの奥さんが作ってくれたカボチャのケーキとコーヒーでブレイク。
蒸したカボチャ、菜種油、卵、干し葡萄で作ったそうです。しっとりしてとても美味しかった♩今度私も作ってみよう。

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水車小屋のため池にダイブしたラーラが泥だらけになったので(汗)、暖炉に火を入れて、ラーラのシャンプー。
いつものように暖炉の前で乾かしたら、私の腕の中でぐっすり寝付いてしまいました。

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で、夜は暖炉の火で肉を焼く♩

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見て下さい!ラーラのこの真剣な顔(笑)。でもお肉をほっておいてもガブッとかはしないので、大丈夫です。

さあ、明日から新しい一週間。
来週はユキの学校の先生と面談が3件入っています。教科別で別の日だから、学校にいちいち車で行くのが面倒・・・。明日は哲学の先生と面談です。哲学は今年、高校3年生から始まりました。本人は結構気に入っていて、他の教科よりも力を入れて勉強しているみたい。授業が面白いのだそうです。
どんな先生なんだろう?男の先生なのですが、ユキ曰く、トッポ・ジージョ(覚えてる?)に似てるんだとか。

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by lacasamia3 | 2018-12-03 06:13 | 水車小屋物語 | Comments(0)

日曜日の水車小屋

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雨降りだった日曜日のフィレンツェ。
私たちはいつもの通り水車小屋へ粉挽きに行きました。

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粉挽きグループの面白い所は、別に約束している訳ではないのに、大体日曜日の午前中にワラワラと集まって来て、皆好きな事を好き勝手にやって行く事。

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それぞれが自分がやりたい事、得意な事をやっています。

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皆、職業は様々。会社員、学校の先生、大学の教授、救急病院のドクター、郵便局の職員、軍人、壁塗り職人、看護師、木工職人、会社社長、エステサロン経営・・・

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色んな人が水車小屋で繋がって、お互いに同じ方向を見て進んでる。
今週末の村のクリスマスバザーに向けて、粉を沢山挽いています。気がつけば、後少しで12月!こちらは雨が降ったりやんだり。でも暖かい晩秋です。



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by lacasamia3 | 2018-11-27 06:41 | 水車小屋物語 | Comments(0)

新たなスタート

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真っ赤に紅葉したサルスベリが水車小屋に彩りを添えています。綺麗でしょ?

2018年11月3日、水車小屋のNPOが正式に設立しました。
今年からイタリアでのNPOの設立に関する法律が改正され、大小関係なく、全てのNPOが、ノタイオと呼ばれる公証人を通じて登記手続きを行なう事が義務づけられています。そのため、私たちも実は6月に公証人の予約を取っていた所、オーナーさんが亡くなり、その後、新たに取り直した9月の予約は公証人が自転車で怪我をしてしまい更に流れて、やっと今日、晴れて、公証人の元に集まる事が出来ました。
公証人が私たちが用意した定款を読み上げ、細かい訂正を加え、最後にサインをします。一応、15年という更新可能な期限。また15年後にもう一度、この公証人の所に全員で集まって更新のサインが出来ますように。

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設立メンバー10人。
年齢もそれぞれ、職業もそれぞれ。でも向かっている方向は同じです。

彼ら以外に、熱心に活動をしてくれている仲間が更に10人程居て、その他の会員を合わせると、今は合計50人程になっています。更に毎週、チラホラと、村の人が会員の手続きに立ち寄ってくれているので、少しずつ人数が増えています。

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2年かかったけれど、急がず確実に進んで来たこれまでの道のり。
仕事以外のことだとこれほど一生懸命になるのか(笑)とイタリア人の遊びへの情熱につくづく感心されっ放しでした。

定款記載されているNPOの様々な活動内容のなかでの一番の活動目的は、

・伝統と昔から伝えられて来た技術と知識を保存しながら、歴史ある水車を動かし続けること
・古代小麦の栽培し、石臼で小麦を挽いて、その小麦粉を使い石窯で天然酵母のパンを焼きあげるまでの完全な行程を作り上げること

何ヶ月も話し合いながら作り上げた10ページにわたる定款は、とても明確で私たちの意図をしっかりと伝え、税理士からも公証人からも褒められました♩
水車が動くかどうかも分からなかった2年前を思い出すと、粉挽きが出来ている今は本当に夢のようです。仲間達と長く着実に前に進んでいけると良いな。



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by lacasamia3 | 2018-11-04 08:01 | 水車小屋物語 | Comments(6)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho