フィレンツェ田舎生活便り2

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フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。

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カテゴリ:フィレンツェという町( 279 )

揺れたフィレンツェ

いやいや、政治の話ではなくて(笑)・・・。
朝フィレンツェ周辺で地震がありました。
フィレンツェの北側、ムジェッロと呼ばれるボローニャとフィレンツェの間のエリアが揺れたようです。といっても震度4くらいで、日本だと普通なのですが、イタリアでは大騒ぎでした。プーリアのアントネッロのお兄さんも、ニュースで聞いて慌てて電話をしてきました。

学校では、授業が中断し、子供達は下校したりと大騒ぎだったようです。

私は、丁度車に乗っていたので気づかなかったのですが、車を停めて、フィレンツェ行きのバス停でバスを待っていたら、おじいさん達がバス停に集まって(何故かバス停にいつも集まっておしゃべりしています・笑)、地震の話題でもちきりでした。こういうとき、読んでいる本からふと顔を上げると、おじいさん達が一斉にこっちの方を見て、目でこちらにコメントを求めます(笑)。で、こちらが、「ひゃ~、車を運転していて気づかなかったけれど、地震があったですね。そりゃ大変でしたね。」と言うと、嬉しそうに、うんうんと頷きながら1930年代にあった地震の話をし始めました。イタリア語では地震のことを"terremoto"(テレモート・かなり巻き舌です)と呼びます。terra「地面」+moto「動いた」が合わさった言葉です。どうやら、あと3日くらいは、おじいちゃん達のおしゃべりもこの地震の話題でもちそうです(爆)。

昔、日本で仕事をしていた時に、結構、大きな地震がありました。
ビルの20階だったのでかなり揺れたのですが、日本人スタッフは仕事の電話の途中でも「あ、地震ですねえ」と言いながら、電話を続けているし、特に立ち上がる人も居ませんでした。所がイタリア人の上司達は、非常口を探したりとかなりの慌てようでした。

余り地震に慣れていない(たまにあるんですけれどね)フィレンツェ人にとって地面が動くということはとてもビックリしてしまう現象のようです。

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by lacasamia3 | 2008-03-02 00:25 | フィレンツェという町 | Comments(16)
私は、学生時代、西洋美術史を学んでいました。とはいえ、長い美術の歴史を、大学の4年間で学ぶことが出来る量はそれ程でもなく、3年生の時に、1400年代前半のイタリア彫刻史にテーマを絞るのがやっとでした。当時、教授から現地に行って本物を見ることの大切さを何度も聞かされていたのですが、目先の知識に惑わされていたいたようです。必死でアルバイトをして、学生時代に数回、リュックを背負って北イタリアを周りましたが、作品を前にしても、余りその先が見えていなかったような気がします。
その後、美術の歴史よりも、より実用的な語学に惹かれ、どっぷりとイタリア語に浸かっていた時期がありました。その時期は何故か、あれ程勉強した、ルネッサンス絵画や彫刻と少し距離を保っていたような気がします。
フィレンツェに住み始めて、15年近くが経ち、最近、ようやくまた美術の歴史について、フィレンツェの街の歴史についての興味が再燃し始めたようです。


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頭でっかちだった学生時代と違い、今ではもっと肩の力を抜いて歴史や芸術と向き合うことができるような気がします。面白いと感じたところをかいつまんで観察したり、美しいと感じたり、そんな美術鑑賞もありかな?

先週の日曜日は、アントネッロとユキちゃんと一緒に、先日ご紹介したパラッツォ・メディチ・リッカルディ宮に行ってきました。バスで山からフィレンツェに降りてくる途中、フィレンツェの町全体が見える場所があります。そこでユキちゃんが一言、"Cipollone~!"(チポッローネー=大きな玉ねぎ)と叫びました。指差す先を見てみると、フィレンツェのドゥオーモです。
ユキちゃんにとってはドゥオーモは玉ねぎのように見えるんですね(笑)。

さて、このブログを見てくださっているmさんより、コンサートの情報を頂きました。

3月17日 21:00- サント・ステーファノ・アル・ポンテ教会
(ヴェッキオ橋の手前左手の路地を入った小さな教会です)
M-R デラランド ( 1657年パリ生 - 1726年ヴェルサイユ没)
『3つのルソン・ド・テネブレ』

3月19日 21:00- サンタクローチェ教会
M-R デラランド ( 1657年パリ生 - 1726年ヴェルサイユ没)
『3つのルソン・ド・テネブレ』
グレゴリア聖歌

どちらも、他の演奏者と共に、山口瑤子さんという日本の方がチェンバロソロを演奏します。
この時期、フィレンツェにいらっしゃる方は、是非聴きに行ってみてくださいね。

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by lacasamia3 | 2008-02-22 18:28 | フィレンツェという町 | Comments(15)
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現在、フィレンツェでは、トラム(電動の路線電車)のプロジェクトが進んでいます。
(←昨日のレプッブリカ誌。写真は合成です)
今まで、地下鉄もなく、市内の公共の足はバスでした。所が、年々、排ガス汚染が問題視され、市内の一般車の進入を規制する一方、バスに代わる公共機関としてトラムが採用されました。年中、ドゥオーモや洗礼堂の外装を洗浄する作業が行われ、文化遺産の保護という意味でも、街中からガソリン車を完全に排除するということは必要不可欠です。勿論、市民の健康のためにも、こうした変化は重要だと思います。
また、空港からドゥオーモ広場までトラムで行くことが出来るなんて、旅行者にとってはとても便利だと思います。

地下鉄でなく、地上を走るトラムが採用されたのは、地下鉄に比べてコストが安いこと地下鉄の場合、停車駅の間隔を一定の距離とる必要がありますが、そうすると、小さな街フィレンツェでは逆に不便であること、地下鉄にすると乗るためには地下に降りなくてはいけないので面倒(←イタリア人らしい考えですね)という理由に因るそうです。


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トラムの路線についての工事は市外では大分進んできましたが、今後は街の中心部を走る工事が始まります。所が、現在、特に駅からドゥオーモの脇を通り、サンマルコ広場までのルートについて、フィレンツェを2つに分ける大論争が起こっています。
反対派は、街の景観を害するとして反対しています。また、トラムを通すことにより、車で通れる道が限られ、かえって市内の交通渋滞が悪化すると主張しています。
賛成派は、環境保護の為にも必要だと主張しています。

そして、今日、フィレンツェではReferendum(レフェレンドゥム)と呼ばれる市民投票が行われています。私は市外に住んでいるので、投票は出来ないのですが、結果は如何に??
SI (イエス)と投票すると「このプロジェクトにストップをかける」という意味で、NO(ノー)と投票すると「このプロジェクトに賛成だ」という意味だそうです(判りにくい~・笑)
う~ん、景観という意味では、今だってバスが沢山通っているので、トラムが走ったところでそれ程、景観が悪化するということはなさそうです。ドゥオーモのエリアは、トラムはバッテリーで走り、充電用の柱は立てる必要がないそうです。防御板などもつけることはなく、それ程、外観の変化はないようです。
う~ん、トラムの市内への侵入に反対するなら、ともかく駅からドゥオーモそしてサンマルコ広場までを完全に、歩行者天国にするべきだって思うんですよね。

とにかく変化を嫌うフィレンツェ人。まあ、それだから今までこうした古い建物が残ったわけなんですけれどね。
結果が気になるところです。

フィレンツェのトラム計画、どうなるのかなあ・・・

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by lacasamia3 | 2008-02-17 21:35 | フィレンツェという町 | Comments(21)

太っちょの火曜日

今日2月5日は"martedi' grasso"(太っちょの火曜日)と呼ばれる日でした。特に祭日というわけではないのですが、カーニバルのお祭りの最終日です。明日が、"mercoledi' cenere"(メルコレディ・チェーネレ=灰の水曜日)で、これから40日間、"giovedi' santo" (ジョヴェディ・サント=聖なる木曜日)までの40日間は"Quaresima"(クワレージマ=四旬節)と呼ばれるイースターの前の準備期間に入ります。カソリックの習慣では、この期間、お祭り騒ぎは控え、粗食に務めるのです。キリストが、洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、40日間砂漠で過ごした期間にちなんだものだそうです。
粗食を務めるといっても、食をこよなく愛する国民イタリア人(笑)、それ程、ストイックになる人は余り居ないようです。アントネッロにも聞いてみましたが、「う~ん。そうだなあ、セコンドのお肉の回数が減るくらいだったかなあ・・・」と余り印象にないようです(笑)。確かに、プーリアの義母さんと粗食ってなんだか結びつかない・・・。
ともかく、水曜日からは粗食だから、今日はどんちゃん騒ぎをして、大いに飲み食いをしようぜっっていうのが、「太っちょの火曜日」なんです。ユキちゃんも今日は幼稚園で、仮装パーティがあったそうです。皆、色紙で作った飾りで「お花」になって、お花のダンスをしたそうです。ちなみに今日の我が家のメニューは、「豚肉&牛肉&七面鳥の肉+豆+キャベツの煮込み」です。

最近、「太っちょ」な私、明日からはちょっとダイエットしようかなあ・・・(反省)

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by lacasamia3 | 2008-02-06 03:35 | フィレンツェという町 | Comments(16)

水のある風景

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私は、生まれてからずっと、河のない場所で育ったせいか、アルノ河が街の真ん中を流れるフィレンツェの風景をいつも不思議に感じます。フィレンツェに行くと、移動中、無意識で、アルノ河にちょっと出て、その日の河沿いの風景を確認しに行ったりします。水が多いとか少ないとか、水面に写る建物を見たり、空の色によって変化する水面の色を観察したり・・・。
これ程大量の水が、街の真ん中を流れるということが何だかとっても不思議なんです。この感覚は何年フィレンツェに住んでも変わらないんだと思います。
海の近くで育ったアントネッロは、ジェノバに行った時、「いいなあ、ココ。やっぱり港がある風景っていいよ。」としきりと感動していました。彼がナポリをこよなく愛しているのも、きっと港がある風景に惹かれているからなんでしょうね。

そうそう、アルノ河と言えば、昔のリトグラフなどでは、川沿いで洗濯物をしたり、釣りをしている人の姿が描かれています。戦時中、イタリア海軍に在籍していたアントニオのお父さんは、「そうさ、昔、海軍の水泳訓練は、アルノ河でやっていたんだぜ」と語っていたのを思い出します。
どの橋を渡って対岸に行くか、そしてどの橋を渡ってまた対岸に戻るかなんて事を、考えるのも、河があるからなんですよね。

私は、夏の夕暮れ、サンタトリニタ橋からベッキオ橋を眺める風景が一番好きかな。

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by lacasamia3 | 2008-01-29 00:10 | フィレンツェという町 | Comments(24)

ノタイオという仕事

イタリアには”notaio"(ノタイオ)という職業があります。何だかカタカナに直すと、不思議な響きですが(笑)。この職業は、日本語に訳すと「司法書士」に近いと思います。日本に居た時に、余りお世話になったことがないので、日本の司法書士がどういった役割を持っているかは、正確にはわからないのですが、イタリアのノタイオについて書いてみますね。
私も、このノタイオについては、今の家を購入する時まで、全く知りませんでした。ノタイオが必要になるのは、様々な法的手続きをする場合です。法的手続き、契約の書類を立ち上げ、締結時にその場に居合わせ、両者がサインをしたことを見とどめて、確認をし、その書類を保存するのがノタイオの仕事です。
私たちは、不動産の購入、及び銀行とのローンの契約という二つの契約を同時に行いました。購入時には別々の不動産になっていたものの、売り手は同じだったので、友人パオロ&ラウラも一緒に同席し、彼らの銀行の人、私たちの銀行の人、家のオーナーなどが顔を合わせ、このノタイオのオフィスに勢ぞろいし、契約を行ったのです。そこで感じたことは、う~ん、ノタイオの圧倒的な権力!銀行の人もペコペコしてました(笑)。どのノタイオは、通常、アポイントが沢山詰まっていて、なかなか予約を取ることが出来ないのです。そして、1本の売買契約につき、3000ユーロ~7000ユーロ(不動産の価値にもよりますが)が、ノタイオに支払われます。支払いは全て不動産購入者が行います。私たちの場合、別々の2つの契約であったため、私達側とパオロ側、の両者からそれぞれ支払いをしました。なので、1時間のお仕事で10000ユーロ近くがノタイオに支払われたのです。勿論、集められた書類が法的に正しいものであるかという下調べはノタイオの仕事だから、その場に居合わせた1時間だけの時給とは思わないけれど、でもこのお給料、グラビアアイドル並みかも(爆)。豪華な建物にあるオフィス、待合室に飾られていたヨットの写真を見ると、むむむ、自分とは違う世界だなあという気がします(笑)。
ノタイオのオフィスは、通常フィレンツェでも、中心部の高級アパートの中にあったりします。

そんなに良い仕事だったら、「私もノタイオになりたいわ♪」と志すイタリア人が多いと思うでしょ?それがそうでもないのです。理由は、殆どのノタイオは世襲制だということ。勿論、国家試験はあるのですが、まずはノタイオの家庭に生まれなければ、なかなかこの仕事には就けないのです。アントネッロは、「だって、ノタイオの事務所が増えたら価格競争が起こるだろ。値段を下げない為にも、事務所の数を増やさないのさ」と言っていました。なるほど。

ルネッサンス期の画家達が、いつその絵を描いたのか、誰がいくらで発注したのか、またどの建物が誰によっていつ建てられたのかという記録が克明に残っているのも、当時のフィレンツェのノタイオ達のお陰なんですよ。そう考えると、本当に歴史のある職業なんですね。

技術革新が進む今の時代でも、イタリアのノタイオは変わらず存在し続けるんだろうなあ・・・

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by lacasamia3 | 2008-01-16 17:57 | フィレンツェという町 | Comments(31)

挨拶の温度差

ここ数日、フィレンツェで降り続いていた雨は止み、今日はすっきりと快晴になりました。真冬とは思えないほどのポカポカ陽気です。

昨日は仕事で午後から深夜までフィレンツェでした。年明け始めに、お世話になっているアパート管理会社に立ち寄ったら、マネージャーが(と言っても私と年は余り変わらないのですが)"Auguri!!"と握手をしながらホッペにキスをしてくれました。イタリアの場合、ホッペにキスは、右と左1回ずつです。結構これって国によって違いますよね。
よく考えてみると、このマネージャーにキス(ホッペですよ~)してもらったのは初めてかも。こういうのって、雰囲気というかなんというか・・・。長年付き合っている友人同士でもキスしたことがない人もいれば、友達の友達という紹介をされると、場合によっては初対面でもキスをしたり・・・。結構その場の雰囲気によります。

紹介されたら、仕事でもプライベートでも握手は絶対あり。でも人によって握り方は様々です。例えば、握手をするのに、相手の手をほとんど握らない人のことをイタリア語で、"mano morta"(マーノ・モルタ=死んだ手)と呼びます。こういう時、「う~ん、私、この人と旨くやっていけるかな?」とちょっと不安が頭をよぎります。また、「イテテテ~」と体をよじりそうになるくらい、ギューって握る人もいるし(笑)。私としては、男性でも女性でも、握手をするときに、相手の顔を見ながら「ガシッ」と心を込めて握ってくれる人から好印象を受けるし、私もそうありたいなあと思っています。
あと、畑仕事をして手が泥だらけなのに、誰かが遊びに来て、「こんにちわ」って握手をするときに、私が「私は手が汚れているから」というと、「いいじゃな~いっ」ってガシッと握手してホッペにキスしてくれる人。そんな時は、その友人に会う度にそのときの彼女の大らかさを思い出したりします。握手って友人同士でも仕事の場でも結構大切なんですね。

男同士でキスをしあう頻度は、同じイタリアでも、北から南に下るほど高くなるかも。フィレンツェだと、すごく久しぶりに会ったらキスをしあうけれど、普段はあんまりそうでもないかな。プーリアに帰ると、アントネッロは毎日会っている友達と毎回会うたびにキスをしています。握手の握力も南の方が強そうだなあ。

イタリアでは外気温と「挨拶温度」は比例するかも・・・と思ったのでした。

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by lacasamia3 | 2008-01-08 20:48 | フィレンツェという町 | Comments(38)

ユキちゃん街に行く

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昨日は、日本に帰国間際の母とユキちゃんを連れてフィレンツェに行きました。
バスの中からユキちゃんはウキウキ。街に出る時は、思いっきりお洒落をして、お気に入りのバッグにリップクリームとハンカチ、ティッシュを入れて用意するユキちゃんです(笑)。
クリスマスから年末にかけてとても混んでいたフィレンツェですが、大分ツーリスト(殆どがイタリア人)の姿も減ってきました。これから3月上旬までは、またゆったりとしたフィレンツェです。


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ユキちゃんのフィレンツェでの楽しみはコレ、レプッブリカ広場のメリーゴーランド

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最初は、お月様型の馬車を選んだものの、上下に動かないのがつまらなかったのか、直前で馬に乗り換えました。おてんばユキちゃんらしいなあ(笑)。


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その後、フィレンツェ中央市場の中にあるバロー二に寄りました。
ユキちゃんが持っているのは、おばあちゃんに買ってもらったミニーちゃんの靴。私がちょっと用事で出かけていた間、ユキちゃんとおばあちゃんはディズニーストアに寄ったのです。私と二人では入ったことがなかったユキちゃんですが、おばあちゃんが何か1つ玩具を買ってくれるというので、大喜びでした。後で聞いてみると、他に沢山、お人形や縫いぐるみがあったのに、このミニーちゃんの靴(ヒールがついていて、実際に履けるんです)を見つけてからはその前を動かなかったそうです(←靴好きユキちゃん)。


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その後、先日ブログでもご紹介したレストラン、"OLIO & CONVIVIUM"へ食事に行きました。


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このお店は、値段はやや高めですが、サービスがとても気持ちよくて、味もなかなか良く、中の雰囲気も好きなお店です。お味もそうですが、場所やお店の雰囲気って大事ですよね。家族でゆったりと食事が出来る場所、美味しい思い出が出来る場所としては便利なお店だと思います。

親子三代で歩くフィレンツェ、楽しかった♪
そろそろどのお店もセールの準備をしていました。今週末くらいからかな?

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by lacasamia3 | 2008-01-03 16:23 | フィレンツェという町 | Comments(25)

イタリア経済の脆さ

イタリアでは、今週の月曜日から、トラックのドライバーのストが続いています。
それだけ聞くと余り私たちの生活には支障がないように思えますが(私もそう思っていたのですが・涙)、トラックの運転手達はイタリア全国の高速道路をブロックしてしまったのです。「でも私、今週は高速使わないし、大丈夫でしょ」と思っていたら大間違い。

イタリアの90%のトラックドライバーが高速道路にトラックを停めて全国の高速道路がブロック→物流が2日間完全にストップ→商品が各地に届かない

「家には食料の備蓄もかなりあるし、10日間くらいは余裕で大丈夫」

↑と思っていたら大間違い。商品とは食料品や衣料品だけでなく、ガソリンの流通もストップしてしまったのです。私の思考回路がここまでに到達するのに、2日かかっているのですが(笑)。昨日入れておけばよかったのに、今朝慌ててガソリンスタンドに行ったら、ものすごい行列になっていました。しかも並んだところで、最後までガソリンが足りるかどうかわからないとのこと。しょうがなく家に帰って、納屋を漁ってみると、何とかチェーンソー用のガソリンが4リットル程出てきました。「ホーッ!」

とにかく今晩は仕事でフィレンツェにどうしても行かなくてはならず、それはこの4リットルで何とかなりそうです。(頑張れ!フィアットパンダ)。

各地でのガソリンの不足
クリスマス前の商品不足
部品不足、運送不可による生産ラインの停止(トリノのフィアットがラインを止めたそうです。これはイタリアにとってかなり凄いこと)
輸送不足による生鮮食品の劣化(今の時期が稼ぎ時のパネットーネの会社は、「ドライバー達に賠償請求をするっ!」と訴えているそうです。そりゃそうですよね~。

2~3日高速道路がブロックして、これだけの影響があるというのを知り、イタリア経済の脆さを垣間見たような気がします。

今回のストの理由として運送ドライバー達は、「ヨーロッパの他国との競争力に欠けるイタリアの運送に対して政府の具体的な救援案が出てこないこと」、「ディーゼル燃料の値段高騰(←ハイオクよりも高くなってしまったのです)を政府が野放しにしていること」などを挙げています。政府と労働組合の話し合いで解決しないようであれば、最低でも金曜日まで、高速道路のブロックを継続するそうです(涙)。

う~ん、ドライバー達の主張も判らなくもないけれど、今回のストはかなり行き過ぎっ!

幸い、私は明日から家に篭る予定だったので、今晩さえクリアすれば大丈夫なのですが、毎日車通勤をされている方は本当に大変だと思います。
きっと、2~3日経ったら、嘘のようにまた平常に戻るのでしょうが、「心臓に悪いから、こんなストはやめて欲しい~」というのが正直なところです。

今回の教訓、ガソリンの予備は必要だなあと思いました。やっぱり確実なのは、ロバか馬かな?(←マジで)
本日、chihoのガソリンの備蓄、あと4リットル(涙)。

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by lacasamia3 | 2007-12-13 00:00 | フィレンツェという町 | Comments(28)
ブログを読んでくださっている学生さんから、「世界遺産都市としてのフィレンツェ」について質問をもらいました。自分が住んでいる街について興味を持ってくれる学生さんがいるということは、なんとも嬉しい気持ちです。
私は日本人だし、アントネッロは南イタリア出身で、一緒に市内に住んだことはなく、いつも郊外ばかりなので、なんとも表面的な意見になってしまうと思いますが、13年間フィレンツェという街に関わってきた私の個人的な印象として頂いた質問に答えてみますね。

質問1
「フィレンツェで暮らす中、ここは世界遺産なのだなぁと感じることはありますか?

フィレンツェの中心部は、1982年に世界遺産指定を受けました。
コレを知っているフィレンツェ人は一帯何人居るでしょう?と思うほど、余りフィレンツェ人の自覚はないようです(笑)。フィレンツェの外環道路に近年、市が「世界遺産都市フィレンツェ」というこれまた小さな札を立てたのも、そんな無関心なフィレンツェ人達へのアピールなんでしょうね。
世界遺産指定を受ける前から既に観光都市であったフィレンツェなので、指定を受けてぐんとツーリストの数が増えたというわけでもなさそうです。
19世紀末はイギリス人、戦後はアメリカ人、80年代以降は日本人も含め世界中からのツーリストがフィレンツェを訪れています。
勿論、大切に保存されてきた歴史地区や美術品が残っているからこうして沢山のツーリストがフィレンツェを訪れるわけで、その意味では、世界遺産指定は今後の保存に対する意識向上に一役買っているかなと思います。
次の回答でも触れている建築法や規制の厳しさに直面すると、「世界遺産だからかなあ」と思ったりもしますが、これは世界遺産だからという以前に「トスカーナだから」ということなのかもしれません。

質問2
「世界遺産としてフィレンツェを保存していくにあたって、フィレンツェの住民への負担や規制はあるのでしょうか?」

建物保存に関する厳しい規制は世界遺産指定の前から存在していたようですが、指定後更に厳しくなったようです。特に、フィレンツェの中心部の建物では、外装は勿論、変更不可能で、壁の色から窓枠の色まで細かく指定されています。内装の変更にも許可がなかなか下りないと、アパートのオーナーさんから良く聞きます。
世界遺産指定を受けたフィレンツェの歴史地区だけでなく、トスカーナ地方の多くの市町村でも基本的に、建物の外装を変更することは不可能で、階数を増やしたり、窓を増やしたりすることもできないんです。各市町村の役場には、壁の色や窓枠用の色見本があり、そこから選んだ色しか使ってはいけないという位なんですよ。
トスカーナ地方の建築法の厳しさは、イタリア国内でもかなり有名ですが、それが世界遺産指定でどう変わったか(特に歴史地区の建物に関して)は、どうなんでしょうね。
私の職業柄気づくことといえば、同じ歴史地区にあるアパートでも、建物自体が重要文化財指定になっているアパートは、アパート管理会社を通じて市に「重要文化財に宿泊します」という届出を出すことになっています。

質問3
「毎年多くの観光客がフィレンツェに来ることをどのように感じているのでしょうか?」

殆どのフィレンツェ人が何らかの形で観光に関連づいた仕事をしている為、多くの観光客が訪れてくれることは、歓迎されていると思います。ただ、ゴミ問題はかなり深刻で、やはり観光客が集中する中心部では、ゴミ箱が山盛りになっています。団体ツアーですと、中心部に入る直前に、チケットと呼ばれる税金をグループごとに支払っているようです。こうして集められた税金はゴミの処理や、街の清掃にあてられているそうです。
まあ、ダンテの時代から何かと文句が多いフィレンツェ人なので(笑)、たまに自転車に乗ったシニョーラが、団体客に阻まれて文句を言っていますが・・・。

余談ですが、フィレンツェを訪れる観光客の平均滞在日数は4泊だそうです。良く観察してみると、団体ツアーの観光客は国籍に関係なく、小さな町フィレンツェのほんの中心部(ドゥオーモとアカデミア美術館とシニョリーア広場の間)でしか見かけません。個人的には、フィレンツェの美しい教会や美術館、田園風景をもっとゆっくりと、幅広く楽しんで欲しいなあと思います。

話がそれましたが、「世界遺産都市」という観点からすると、もともと文化保存に力を入れていたフィレンツェは例外かもしれません。
調べてみると、イタリアには世界遺産指定されている場所は40箇所もあるんんですねえ。その中には、世界遺産指定をされたから保存意識が高まったというところも沢山あるようです。

長々と、あまり的を得た答えにはならずごめんなさいっ!
Tさん、お勉強頑張ってくださいね。

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by lacasamia3 | 2007-12-11 23:49 | フィレンツェという町 | Comments(4)