カテゴリ:フィレンツェから日帰りで行く町( 144 )

コルトーナの受胎告知

f0106597_01261155.jpg


さて、遠足の最後に訪れたのはコルトーナ。ダイアン・レイン主役の「トスカーナの休日」の舞台になった街です。
いつ訪れても活気があって、市役所前の広場は夕方になると街の人たちが楽しそうにお喋りをする屋外の社交場になります。

f0106597_01261197.jpg

周辺はキアーナ渓谷と呼ばれていて、街の見晴台からはトラジメーノ湖という大きな湖がちらりと見えます。

f0106597_01244334.jpg


丘の中腹にあって、メインストリートは唯一平坦な道だけれど、脇道は全て坂と階段です。


f0106597_01244354.jpg
どの路地もついつい写真を撮りたくなる。



f0106597_01261153.jpg

この街を訪れたらぜひ行っていただきたいのが、街の大聖堂の真向かいにあるディオチェザーノ美術館(Museo Diocesano)。この美術館には、フラアンジェリコの受胎告知が展示されています。
同じ画家が描いた受胎告知が、フィレンツェのサン・マルコ修道院にも保存されており、コルトーナの受胎告知と、フィレンツェの受胎告知は、同じ画家が描いた同じ題材でありながら、2点を比べてみると、12年間という歳月の中で、フラ・アンジェリコの作風の変化、ルネサンスを生きた周りの画家達の影響が見られます。



f0106597_01471132.jpg

こちらは、コルトーナの「受胎告知」(1430年頃)
聖母の顔付きがとても幼く、可愛らしい魅力があります。


f0106597_01425397.jpg
そしてこちらが、フィレンツェ、サン・マルコ修道院の「受胎告知」(1442年)
この受胎告知では、聖母マリアの椅子が装飾を施した椅子ではなく、普通の椅子で、建築空間の遠近法もより複雑になり、非日常的な天使の羽と二人の光輪以外は、極めて日常的な情景として描かれています。内装や衣服が質素であるが故に、天使の羽の色合いの美しさが際立っています。どっちも好きな作品♩

f0106597_01261169.jpg

この美術館のもう一つの見所は、地下にある礼拝堂。小さい空間の中に、素晴らしい天井のフレスコ画が施されている様子は圧巻です。

f0106597_02180514.jpg

そしてJさんのツボだったのがこちら。これはダンテスカと呼ばれる昔の折りたたみ椅子です。ヨーロッパ家具に詳しいJさんは日本のご自宅にこのダンテスカの椅子を1脚持っているそうです。
でもこんなに沢山の一度に見たのは初めてだって!パイプ椅子扱いですな。


f0106597_02212376.jpg

大笑いしながら、美味しい食事に舌鼓を打ち、美しい風景を堪能してお腹いっぱい。
とっても楽しい遠足でした。


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined





気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪






by lacasamia3 | 2019-03-02 21:28 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(2)
f0106597_06412474.jpg

さて、モンテルキの次に行ったのはアンギアーリ。
このブログではお馴染みの村となりましたが、毎回の訪れるたびに「良い村だなあ・・・」と思います。ほんの少しだけすれ違うツーリストは、殆どが近郊の街から土曜日のドライブに来たイタリア人。



f0106597_06400397.jpg

オルチャ渓谷とも、キャンティとも違う、ティヴェリーナ渓谷の眺め。


f0106597_06400243.jpg
この平野で繰り広げられたミラノ大公対フィレンツェのメディチ家の戦闘「アンギアーリの戦い」はフィレンツェ軍の圧勝となり、その後、レオナルド・ダ・ヴィンチによってヴェッキオ宮殿の500人広間にその様子が描かれます。

f0106597_06400396.jpg

村の中にある「アンギアーリの戦い博物館」に展示されているフィギュアは訪れる度についつい写真を沢山撮っちゃう。


f0106597_06400272.jpg
勿論、生地屋さんブサッティにも寄りました。毎回寄る度にショールームのテーブルコーディネートが変わっています。
今回、流石って思ったのがこのテーブルクロス。同じ赤系統でまとめて、3種類の柄の生地を合わせて、こんな一枚のクロスにするのも楽しいですね。ふむふむなるほど。


f0106597_06400225.jpg
お昼は、いつも寄るIl Feudo del Vicario。ここのカットステーキ、タリアータがオススメです。イタリアでは珍しい(日本のハンバーグ屋さんでは当たり前ですが)ジュージューいう熱々の鉄板で持ってきてくれます。これなら女性2人でもペロリと食べられます。

f0106597_06400262.jpg

付け合わせのトリュフ風味のじゃがいももオススメ。


f0106597_06400312.jpg

アンギアーリは何度訪れても楽しい村です。
さて、この後、私達は一体どこに行ったでしょう?


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined





気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪

by lacasamia3 | 2019-02-28 06:55 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(2)
f0106597_16413406.jpg



一昨年の秋に宮城県から大勢で来て下さったJさんが、今年はなんとひとり旅で1ヶ月間、フィレンツェに滞在してくださりました。
そして先日、ドライバー、レアンドロさんの運転で、冬の南トスカーナのワンデイトリップをご一緒しました。
2月なかばだったのに春を思わせるような晴天でした。

まず、朝立ち寄ったのは小さな村モンテルキ。レアンドロさんに、「モンテルキに行こう♩」って言ったら、「何もないよ」って言われました(笑)。

f0106597_16422634.jpg

ちょっとだけ坂を登ると一番高い場所にモンテルキの村の中心があります。
なんでも売っている食料品やさんが一軒と、バールが一軒、あとはレストランが2軒ほど。そして普通の住宅があるという静かな村。

f0106597_16463112.jpg

村の唯一の見所は、村の外側にあるピエロ・デッラ・フランチェスカ作「出産の聖母」(1465年頃)が保存されている小さな美術館があること。
作品数はそれほど多くないけれどファンが多いこの画家の作品は、アレッツォを中心に、モンテルキ、サンセポルクロに残っています。

この美術館、妊娠している女性は入場無料なんです。ちゃんと入り口に書いてありました。
4月にお孫さんが2人産まれるというJさんと安産祈願をしてきました。

f0106597_16545134.jpg

二人で歩いた2月の南トスカーナ遠足話、もうちょっと続きます。


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined




気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪




by lacasamia3 | 2019-02-26 17:00 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(0)
f0106597_07531125.jpg

アンギアーリに行ったら絶対外せないのが、車で更に15分程行った場所にある、サンセポルクロのハーブ博物館。
ここは、サプリメーカー、アボカが運営している博物館で、展示が凝っていてなかなか面白いのです。展示室のあちこちには乾燥されたハーブが置いてあり、実際に手で触る事が出来ます。

f0106597_07533505.jpg


私のブログで何度もご紹介したこのお部屋。毎度訪れる度に、天井からつり下げられたハーブの量と種類に圧倒されます。
サンセポルクロはレース編みでも有名な街で、ドゥオーモの近くにはレース編み協会の本部があり、定期的に市民が集まって伝統工芸を守るべく、レース編みの集いを行なっているようです。見てみたいな♩

Aboca Museum
Via Niccolo' Aggiunti 75, San Sepolcro
0575-733589
昼休み(13時〜15時30分)があるのでご注意下さい。



f0106597_07533582.jpg

そして更に20分程車を走らせると、チッタディカステッロという城壁で囲まれた小さな街があります。
お昼時にはひっそりとしている街ですが、いつも行くレストランに入ると、広いお店で席数もかなりあるのに店内は凄く賑わっていて、多くの人がワシワシご飯を食べています。

f0106597_08000598.jpg

トリュフとキノコのメニューで有名なお店です。
写真は、「どうせシンプルなブルスケッタだろう」と甘く見ていた前菜。奥のポルチーニ茸のせは、目が覚める程美味しかった!トーストしたパンにトマトと新もののオリーブオイルをたっぷり振りかけただけで何故こんなに香り高いのでしょう!素材だけで勝負するイタリア料理ってある意味ズルいです。

f0106597_07533509.jpg

プリモは勿論、ポルチーニ茸のタリアテッレ。
トスカーナ州からウンブリア州に入ると何故こんなにパスタがおいしくなるのかしら?


f0106597_07533548.jpg

そして、カットステーキ、タリアータにポルチーニ山盛り。
あああ・・・もう一切れ食べたい。秋を満喫したキノコ尽くしのランチでした。

Trattoria Lea
Corso Cavour 8F, Citta' di Castello
075-8521678


ティヴェリーナ渓谷ってそれ程有名な観光地ではないのですが、観光地化されていない良さがあります。
今回訪れた場所は以下のページでも紹介しています。
一度既にオルチャ渓谷は行かれた方で、イタリアでの手仕事が好きな人はこっちの方まで足を伸ばしてみるのも良いですね。









美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined





気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪



by lacasamia3 | 2018-11-11 08:10 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(1)
f0106597_07531125.jpg

アンギアーリに行ったら絶対外せないのが、車で更に15分程行った場所にある、サンセポルクロのハーブ博物館。
ここは、サプリメーカー、アボカが運営している博物館で、展示が凝っていてなかなか面白いのです。展示室のあちこちには乾燥されたハーブが置いてあり、実際に手で触る事が出来ます。

f0106597_07533505.jpg
私のブログで何度もご紹介したこのお部屋。毎度訪れる度に、天井からつり下げられたハーブの量と種類に圧倒されます。
サンセポルクロはレース編みでも有名な街で、ドゥオーモの近くにはレース編み協会の本部があり、定期的に市民が集まって伝統工芸を守るべく、レース編みの集いを行なっているようです。見てみたいな♩

Aboca Museum
Via Niccolo' Aggiunti 75, San Sepolcro
0575-733589
昼休み(13時〜15時30分)があるのでご注意下さい。



f0106597_07533582.jpg
そして更に20分程車を走らせると、チッタディカステッロという城壁で囲まれた小さな街があります。
お昼時にはひっそりとしている街ですが、いつも行くレストランに入ると、広いお店で席数もかなりあるのに店内は凄く賑わっていて、多くの人がワシワシご飯を食べています。

f0106597_08000598.jpg

トリュフとキノコのメニューで有名なお店です。
写真は、「どうせシンプルなブルスケッタだろう」と甘く見ていた前菜。奥のポルチーニ茸のせは、目が覚める程美味しかった!トーストしたパンにトマトと新もののオリーブオイルをたっぷり振りかけただけで何故こんなに香り高いのでしょう!素材だけで勝負するイタリア料理ってある意味ズルいです。

f0106597_07533509.jpg

プリモは勿論、ポルチーニ茸のタリアテッレ。
トスカーナ州からウンブリア州に入ると何故こんなにパスタがおいしくなるのかしら?


f0106597_07533548.jpg

そして、カットステーキ、タリアータにポルチーニ山盛り。
あああ・・・もう一切れ食べたい。秋を満喫したキノコ尽くしのランチでした。

Trattoria Lea
Corso Cavour 8F, Citta' di Castello
075-8521678


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined





気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪



by lacasamia3 | 2018-11-11 08:10 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(1)
f0106597_09205061.jpg


アンギアーリに行ったら必ず立ち寄るのがココ、ブサッティです。


f0106597_09205090.jpg


元々はイタリアに駐屯していたフランス軍がここで軍服を作り始めたのが始まりで、その後はブサッティ家が代々、この工房で生地を作り続けています。
糸から染めるのがブサッティのこだわり。青色はグアードと呼ばれるアンギアーリ一帯で昔から栽培されている植物の染料で染めています。

この工房の歴史については良ければ以下の記事でご覧下さい。




f0106597_09205029.jpg


この日もショールームの地下の工場ではジャカジャカとアナログな年季が入った機械が稼働して、生地を織っていました。織るのは機械ですが、最初に糸を設定するのは手仕事。工房の奥には仕立ての部屋もあり、村の娘さん達が手仕事でナフキンやランチョンマット、カバンやクッションカバーなどを仕上げています。

f0106597_09275170.jpg


ブサッティの楽しい所は、ショールームでのテーブルコーディネートの見せ方。
贅沢に使った広い空間にそれぞれテーブルリネンや寝室のコーディネートが展示されていて、色の組み合わせ方や、クロスの置き方などとても参考になります。このランチョンマットも、こんな風に色違いをテーブルに垂らすというセンスが何とも洒落ています。


f0106597_09205176.jpg

うわー、このクッションカバー欲しい・・・
多分、次回行ってまだあったら買っちゃうかも。刺繍は村のマダムに外注で出しているそうです。

f0106597_09275136.jpg

このボルドーのコーディネートも♩縞と柄物という意外な組み合わせ。

f0106597_09275256.jpg

針仕事が上手なMさんは布で買って日本でクロスに仕立てるのだそうです。
これはリネンですが、肌触りが柔らかいベッドカバー用の生地などもあります。

今回嬉しかったのは、売り場にも工房にも若い人の姿が見られた事。この工房は今後も安泰だなあ・・・と思ったのでした。

Il Busatti
月曜〜土曜 日曜定休
9時〜13時 15時〜19時 お昼休みがあるので注意して下さい。
Via Giuseppe Mazzini 14, Anghiari
お店の右横のバールのコーヒーがとっても美味しいです。



美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined




気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪



by lacasamia3 | 2018-11-09 09:42 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(1)
f0106597_15511354.jpg



昨日は、毎年フィレンツェに来て下さるアパートリピーターのMさんご夫妻と、秋のティベリーナ渓谷に行って来ました。Valtiberina(ヴァル・ティヴェリーナ)と呼ばれるこの一帯は、アルノ川ではなくて、ローマのテヴェレ川の源流がある場所です。エミリアロマーニャ州、トスカーナ州、ラツィオ州、そして山越えをすればマルケ州という複数の県境がある場所。

私は「文化が混合する場所は食文化が豊かになる」と勝手に思っていますが、美味しい所取りで、トスカーナの肉料理の美味しさ、エミリアロマーニャの手打ちパスタの絶妙な茹で加減、ラツィオ州の食材の豊富さ(特に羊料理!)などが一度に楽しめます。



f0106597_15511361.jpg


11月のアンギアーリはとっても静か。
この道、何度来ても良いです。お年寄りが坂をひょいひょいと上り下りしたり、猫が路地から顔を出したり、洗濯物が干してあったり。シーズンオフで静かだけど、生活の匂いがする♩


f0106597_15511317.jpg

大切にされてきたであろう村の教会。
主祭壇上の装飾がとても品よく素敵でした。


f0106597_15511407.jpg


ここの見所は、石造りの路地とサンセポルクロ側の眺め。
この真っすぐな道の途中左側で、レオナルド・ダ・ヴィンチの下絵で有名なアンギアーリの戦いが行なわれたのです(一応、ミラノ軍側の奇襲作戦だったようですが、見晴らしが良過ぎてすぐバレる・笑)

そしてもう1つの見所は、老舗の生地メーカー、ブサッティの工房です。
ブサッティのショールームはまた秋らしくて♩それは後ほど・・・


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined




気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪




by lacasamia3 | 2018-11-08 16:05 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(0)


さて、アンギアーリを満喫した私たちは、車で20分程の場所にある、サンセポルクロという街を訪れました。


f0106597_04040991.jpg



【回廊の静寂とフレスコ画】
とっても静かな回廊です。サンセポルクロは、トスカーナ州の端に位置しており、マルケ州とウンブリア州との県境なのですが、この静かな回廊は、以前訪れたウンブリア州で見た風景を思い起こさせてくれます。


f0106597_04093818.jpg


このフレスコ画を描いた人、愛でた人、大切に保管した人、修復した人・・・多くの人の手を経て、今、私が見ることが出来ている、そのことだけでも奇跡のよう。


f0106597_04112894.jpg


「これは絶対に小麦の袋だっ!」と最近、粉挽きにはまっている私は断言したい。


f0106597_05131304.jpg


【ハーブの香りと古道具の美しさ】
勿論、サンセポルクロの一番の見所は、ハーブ博物館。
所々に良い香りが漂っているので、心から癒されます。そして昔から大切に使われて来た道具の美しさも堪能しました。


f0106597_05421076.jpg

最後の休憩はここ。老舗のカフェ、パスティッチェリーア・キエーリ


f0106597_05455582.jpg

以前、ハーブ博物館の受付の女性に「サンセポルクロの美味しいお菓子屋さんは何処ですか?」って聞いたら、ここを教えてくれたんです。それ以来、必ず立ち寄っています。

f0106597_05444810.jpg

ジェラートの上にエスプレッソコーヒーを注いだアッフォガート。


f0106597_05492200.jpg

【トスカーナのヒマワリ畑】

トスカーナではヒマワリは7月末から8月上旬が見頃なので、行きの車の中からは既に花が終わりかけで下向きになってしまったヒマワリ畑ばかりだったのですが、バイパスに乗る直前に綺麗に咲いている畑を見つけました。


f0106597_05513640.jpg


大喜びの二人を見て私も嬉しい♩

この日は見せたかった風景を全て見てもらえました。
あとちょっと、母との夏休み話が続きます。


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined




気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪




by lacasamia3 | 2018-09-01 05:53 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(4)
f0106597_02091115.jpg

もう既に10日以上前の話ですが、今年もトスカーナに来てくれた母とお友達のTさんに見て欲しい風景があって、アンギアーリとサンセポルクロへ遠足に行きました。
8月半ばだったから渋滞しているかと心配していた高速もスイスイ。フィレンツェから車で1時間程のアレッツォのインターで降りて、40分程車で走るとアンギアーリです。

f0106597_02165829.jpg


【アンギアーリの真っすぐな道】
見えるかな?アンギアーリとその先のサンセポルクロの街の間には、まーっすぐ直線で伸びる道があります。道マニアの母にこの道を見せたかったんです。案の定、非常に喜んでいました。
写真はありませんが、この後、生地屋さんブサッティで、多分2時間くらいタップリとお買い物。リネン好きのTさんも、ここのコットンとリネンをあわせた素朴な生地を気に入ってくれて、しょっぱなからテンションが上がる!私は母とお揃いのエプロンをオーダーしました♩届くのが楽しみだなー。


f0106597_02212480.jpg

【石畳の街なみ】
中世の面影がそのまま残るアンギアーリの旧市街地。そして・・・


f0106597_02224036.jpg

【植木上手の方のお庭】
をチラリと拝見(笑)一年中お花が絶えること無く咲いています。

それにしても二人とも健脚。
石畳の坂道もサクサク歩いちゃいます。この後、サンセポルクロに移動しました。

レンタカーで訪れられる方は、アンギアーリに着いたら、この真っすぐな道の坂を降りた途中右手にある駐車場をおススメします。大体、初めて来る人は旧市街地の上側にある駐車場に停めてしまうのですが、また坂を上って車を取りに戻らなくてはいけないし、結構混んでいます。ここの駐車場は意外と穴場で、旧市街地に直接アクセス出来る階段があるのでとっても便利です。

ちょっと長くなるので、続きは後ほど・・・



美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

undefined









気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪



by lacasamia3 | 2018-09-01 02:28 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(2)
f0106597_22422951.jpg
さて、食事の後はサンセポルクロの街へ。
ここはレース編みで有名な街です。中心の広場手前にはこんな銅像が。レース編みが上手なご婦人が沢山住んでいると思っただけでワクワクします。
メインストリートにも一件、小さな手作りのレース編みのお店がありました。

f0106597_22442083.jpg
一本道のメインストリートの突き当たりに街の中心の広場があります。
f0106597_22452630.jpg

そして左側がカテドラル。
そしてもし右横の扉が開いていたら、そっと中に入ってみて下さい。

f0106597_22473822.jpg
司教館の中庭を見学することが出来ます。回廊には聖ベネデットの生涯を描いたフレスコ画が残されています。
時が止まったような静かな空間。
f0106597_22530935.jpg


カテドラルから徒歩5分程の所にあるサンセポルクロの市立博物館には、ピエロ・デッラ・フランチェスカの有名な2点の作品が保存されています。その1つはこちら、「キリストの復活」(1463-1465)。この建物自体が、元々、サンセポルクロの市政が行なわれていた建物で、このフレスコ画が描かれた部屋は、市民が集まり、様々な決議を行なった場所。それを知ると、更にこの旗を掲げて自らの墓に足をかけ、すっと立ち上がるキリストの姿の意味が奥深く感じられます。

数年前からずっと修復中だったのですが、やっと修復が終わりました。
f0106597_23063896.jpg

色彩の美しさと緻密に計算されたパースペクティブはピエロならでは。もし以前に一度サンセポルクロでこの作品を見た方は、是非もう一度足を運んで頂きたい。

f0106597_23073855.jpg


更にもう一点。こちらは「慈悲の聖母」(1444-1465)
f0106597_23213188.jpg
信者達は小さく描かれ、他の聖人たちと同じく巨大に描かれた聖母マリアの庇護のマントの下に集まっています。

そして、今回もハーブ博物館に行ってきました。同じ通り沿いで、市立博物館の先の右側、公園の真向かいにあります。
市立博物館に先に行くとチケット売り場でしおりのような割引券がもらえます。このしおりをハーブ博物館で見せると、入場料8ユーロが半額4ユーロになるのでお忘れなく。

f0106597_23265766.jpg
やっぱりこのお部屋は圧巻。

f0106597_23331523.jpg
何度訪れても楽しい博物館です。

f0106597_23345444.jpg

ちゃんと鍵がかかった鉄縄門の奥は毒薬のお部屋です。

現在、このアンギアーリ、チッタ・ディ・カステッロ、サンセポルクロのワンデイトリップのコースを作成中。
是非皆さんに訪れて頂きたいのですが、なにぶん、車がないとこの3カ所を1日で周るのは不可能なので、ドライバーさんとフィレンツェから日帰りで行かれたら楽しいだろうなって思っています。

もしレンタカーで行かれる時にはおすすめのコースです。

サンセポルクロ市立博物館
Museo Civico di Sansepolcro
Via Niccolo' Aggiunti 65, Sansepolcro
月〜日 10:00-13:00 14:30-18:00
65歳以上の方は割引になります。

ハーブ博物館
Aboca Museum
Via Niccolo' Aggiunti 75, Sansepolcro
火〜日 10:00-13:00 14:30-18:00 冬季のみ月曜休館



お待たせしました。フィレンツェからドライバーと一緒に周る日帰りワンデイトリップのページが出来ました。
宜しかったら見て下さい♩





気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪









by lacasamia3 | 2018-05-17 23:41 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(2)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho