カテゴリ:私の独り言( 223 )

秋が深まるトスカーナ

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皆さん、お元気ですか?
私も元気にしています。が!一昨日の夜発生した医療通訳の仕事で、毎日、病院通いの日々です。街の反対側の病院なので、車に乗ってる時間が多い。
昨日の朝は、救急病院から別の総合病院への搬送待ちで、うちの村の救急車チームが来るかも(結局別でしたが)とドキドキしていました。


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スタッフに暴言を吐くイタリア人の高齢の患者をサラリとかわし(でもしっかり反撃する・汗)、「朝10時なのにもうベッドがないわー」とのんびり呟く。そして、絶対走らない。
カオスなのに静か。数台の救急車のサイレンが近づいてきても、淡々とやることをこなす。
軽症だと待たされるけど、それはしょうがない。でも重傷の時は、救急外来に入ったらすぐ、足音も立てずに(忍者か?)どこからともなく複数の看護師がさっと現れて、すごい速さで患者をストレッチャーで中に運ぶ。

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世界中のERで働く医療スタッフに感謝と尊敬の気持ちを伝えたい・・・。
あと、晩御飯を食べている途中で、鉄砲玉のように飛び出していく私を温かく見守ってくれる家族にも感謝。

今日のワンコは、週末に立ち寄ったおらが村の朝市で野菜を売ってたGさんのワンコ、ベーガちゃん。女の子です。とっても賢くて懐っこいの。

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マッシモの美味しそうなパンもありました。
私は玉ねぎのフォカッチャを購入。

さあ、今週末の連休に向けて頑張るぞー。これから病院に行ってきます。

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by lacasamia3 | 2019-10-29 16:19 | 私の独り言 | Comments(2)

思い出に残る時間

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10月末とは思えない暖かさで、フィレンツェでは、昼間はなんと半袖な日が続いています。
友人がちょこっとフィレンツェに里帰りしていたので、過密スケジュールの中、ちょっとだけ会うことができました。共通のお友達の家で持ち寄りランチ。
何度でも言いますが、10月末で外で食事ができるなんて(驚)



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お料理上手なMちゃんの美しい太巻き。



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子供の成長を喜びながら、楽しく過ごしたひと時。
こうして会えた事を嬉しく思います。


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この日大活躍だったのが、先日お誕生日に水車小屋のメンバーSさんからもらった手作りバック。
持ち寄りランチで荷物が多い時、ガバッと大きな物を入れられるのが嬉しい。ビビットな色も気に入っています。

日本の即位の礼のニュースはイタリアでも報道されています。歴史的なこの行事で見られるにほんの様式美はきっとイタリア人の心にも響いたはず。
令和が健やかで平和な時代でありますように。


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by lacasamia3 | 2019-10-22 16:37 | 私の独り言 | Comments(0)

ラーラでホッとひと息


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今回の台風は今までに見たことのない位の規模ですね。
ツイッターで流れてくる台風情報をドキドキしながら見ています。今朝、母に電話をしたら、ザーザー音が聞こえるので、そんなに雨音が凄いのかと思ったら、揚げ物してました(笑)。
普段から備えている母は、避難用のリュックをベッドの下に用意し、手回しで充電できるスマホ用の充電器も持っています(こういう便利グッズに目がない)。


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川の増水は、雨が止んでも増えるそうなので、明日も気をつけてくださいね。皆さんがゆっくりと眠れるように、ラーラのモフモフ写真を貼っておきます。

台風よ、早く通り過ぎろ〜!!!

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by lacasamia3 | 2019-10-13 00:32 | 私の独り言 | Comments(0)

始まりの季節

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森の遅採りのイチジク。小振りですが味が濃厚でとっても美味しかった!
ユキは今日から新学期。高校4年生の始まりです。今年は数学と物理が新しい先生になり、教え方が素晴らしいと喜んでいます。
その勢いで、今年も楽しく学校に通って下さい。

今日は車の後輪のシャフトがポキッと折れて、レッカー車を頼んだり、代車を探したり、やれやれの1日でした。

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by lacasamia3 | 2019-09-17 05:25 | 私の独り言 | Comments(0)

恵みの雨

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昨日の昼頃にお天気が崩れ始め、昨晩はかなりまとまった雨が降りました。やっと気温が下がり、今日は涼しい日曜日でした。

昨日は午前中、救急車に乗っていました。病院間の搬送で患者さんを迎えに行く時、丁度お昼時間だったので、お昼のパニーノを買いに病院の手前のパン屋さんに寄りました。お店の前に救急車が止まって、救急隊員がドヤドヤ2人入ってきたらやっぱりギョッとしますよね(笑)脅かしてごめんなさい!お店のおばさんが、笑いながら、「うちには急病人は居ないわよ」って言ってた。

日本では救急隊員が制服のままお店に入ると批判されると聞きました。私は朝のシフトの前に朝ごはんを食べにバールに寄ることがあります。混んでいて、並んでいると、「急ぎなんでしょ?先にどうぞ」って必ずと言って良いほど譲られます。

救急って時間が全く読めないし、一件終わっても、帰りの道中で次のケースが発生する事がよくあります。お昼時間にセンターに戻れない事がしばしばです。だから、空き時間に出先でお昼を食べたり、短い休憩を取るのはとっても大切なんです。

救急隊員の人がお蕎麦を食べていたり、コンビニでおにぎりを買っていたりしたら、「お疲れ様♪」ってそっと見守ってあげてください。

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by lacasamia3 | 2019-07-29 06:18 | 私の独り言 | Comments(0)

制服が変わりました




今までの救急隊の制服は、濃紺のポロシャツに蛍光オレンジのパンツでした。この制服を着るとなんともピッと気が引き締まる思いでした。
そして今週、新しい制服に変わったのです。



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ジャーン、こちらが新しい制服。
下は同じく半袖のポロシャツですが、出動するときは、このベストの着用が義務付けられます。確かに、夜の高速道路や危険な路肩での作業もあるから、蛍光色だとわかりやすいかも。
戦闘服みたいでしょ?(笑)私は割と気に入っています。ポケットが非常に多い。胸のポケットにはセンターと連絡を取る無線機も入るし、ペンとか、ちょっとした道具はポケットに入ります。



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こちらがポロシャツ。
襟と袖口にはイタリア国旗のトリコローレのラインが。
今回の制服の変更は、今までそれぞれの団体で色がバラバラだった制服を、イタリア全体でまとめたからなのだそうです。まだ変わっていないエリアもあるけれど、これからはこの色がイタリア全国の救急隊のユニフォームになるらしい。




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胸のバッジは、CONFRATERNITA MISERICORDIAのロゴです。
これは、イタリアで初めて、フィレンツェで1244年に設立され、700年以上の間、そして今も続いている、カソリック教会から派生した救急看護の為のボランティア団体です。このロゴも設立当時から変わらないデザイン。イタリアの中でも特にトスカーナではこの活動がとても活発で、トスカーナだけで大小400ものミゼリコルディアがあるのだそうです。

さあ、今日は夜の8時から0時までの遅番。行ってきまーす。

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by lacasamia3 | 2019-07-18 00:05 | 私の独り言 | Comments(3)

生きる


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今朝は朝から救急車のシフトに入っていました。「今日は暇かもね」なんて言いながら、日本の母とのんびりLINE電話をしていたら、ジリーンとサイレンが鳴り、私担当の車両が出動(汗)。今日のミッションは、臓器移植を待っていたユキと同じくらいの歳の男の子を、たった今、臓器提供が発生したジェノヴァの病院に運ぶこと。

臓器提供から移植手術の流れは本当に急に決まり、タイムリミットもあるので、全てが確定してすぐに私たちの救急センターに連絡が入り、患者にも同じタイミングで連絡が入ったのでしょう。行きの車中、ドライバーはやや緊張した面持ちで、安全運転ではありますが、かなり急いでいました。フィレンツェから海方面の高速道路は、夏の間、週末の午前中はかなり渋滞します。途中、サイレンを鳴らしながら、場所によっては路肩走行をしながら、2時間半の道のり。そんなに急ぐならヘリで行けば?と思ってしまいますが、トスカーナ州全体でも医療ヘリは台数が限られていて、海も山もカバーしているので、もっと深刻なケースに取っておくのです。「退いて〜!」と心の中で叫びながら、手に汗を握る瞬間もしばしば。サイレンを鳴らしながら高速道路の追越車線を走っていても、なかなか退いてくれない車もあります。

ちなみに、救急車にはいくつかサイレンの種類やボリュームがあるんですよ。ライトだけ(イタリアは青のフラッシュライトです)というバージョンもあります。日本のようなマイクはありません。あ、あと隊員はヘルメットを被ってない。日本と色々違うところがありますね。


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リストに登録してこの日が来るのを何年か待っていたという男の子は、車中はやや緊張した表情でしたが、病院に着いたら、しっかりとした足取りで診察室に入って行きました。

命は手のひらからスルリと逃げてしまうような脆いものですが、人から人へ繋がっていく命もあるのだな。きっと今朝はこの世を去っていった命があって、でもその命がもう一つの体へ継がれていくわけで。その命をつなぐために、移植コーディネーターや、搬送チーム、看護師、医師、家族・・・色んな人が動いているのだなあ。
すっかりヴァカンスの雰囲気一杯のリグーリア州の海と、パラソルを積んで海水浴に行く人たちの車を見ながら、ボンヤリとそんなことを考えていました。

あの子の手術がうまく行きますように。彼のこれからの人生に幸あれ。


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by lacasamia3 | 2019-07-07 00:05 | 私の独り言 | Comments(4)

私の救急車ライフ

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ボランティアで救急車に乗り始めて3か月が経ちました。ドライバー、看護師、ボランティア仲間の名前と顔が少しずつ一致するようになって、大体、何をしなくてはいけないかのポイントも基本的には分かってきたので、気持ち的にとても楽になりました。救急度最高のCodice Rosso (レッドコード)が入ってきても、割と平静でいられるようになったし(でも気持ちはキリっと引き締まります)、滑りまくるドライバーのジョークにも適当に応えられるようになりました(笑)。救急車の中で、どこに何があるかも少しずつ分かってきたので、現場について「救急車からアレ持ってきて」と頼まれても慌てません(たまに訛りがキツい看護師に早口で言われると困るけど)。
時には狂暴になるマスコットのチワワ犬マイヤちゃんとも、お互いに安全な距離感をちょっと分かり合えてる。

シフトは1回当たり6時間。このために買った小型のノートパソコンがとても役に立っています。今朝のように、救急が入らないときは、待機時間にパソコンで仕事をしています。



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4部屋ある休憩室には、各部屋にシングルベッドが2台あり、快適な椅子と机もあります。家で仕事をするのも、センターで仕事をするのも余り私には変わらないので、丁度良い♪

サイレンが鳴らないときは、それぞれが好きなことをしています。ソファーに座ってテレビを見たり、卓球したり、勉強したり、外で日焼けしたり。今日なんか、午後から生地を仕込んで皆でキッチンでピザを焼いてたし(笑)。でもサイレンがジリリンと鳴って、自分が担当する車両が出動する時は、皆、一瞬で顔つきが変わり、すごい速さで救急車に乗り込む。このメリハリが、この活動の魅力の一つなのかも。人を助けたいっていう正義感が人一倍強いわけでもなく(そのあたりは割と平均的だと思う)、与えられた使命を淡々とこなす。でもその中に人間らしい気遣いがあり、いかに患者を安全に、ベストな状態で搬送先に運ぶかという事を常に考えてる。

夜のシフトでは、腕に大きな火傷を負ってしまった2歳の赤ちゃんをお母さんと一緒にフィレンツェの小児病院に搬送しました。体が大きくて声も大きいドライバーのGさん、道中はサイレンを鳴らしながらの救急車の運転に集中してたけど、小児病院の敷地内に入って徐行運転になった時、それまで和やかにお母さんと動物の鳴き声ゲームをしていた赤ちゃんに向かって「ワニはなんて鳴くのかな~」なんて薄暗い運転席から振り向いてドスが効いた声で言うものだから、赤ちゃんを危うく泣かせるところでした(泣かすなー!!)

今のところ週に2回程度ですが、イタリア救急車ライフ、なかなか刺激的です。


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by lacasamia3 | 2019-07-03 00:02 | 私の独り言 | Comments(4)

星になった猫

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昨日の午後、黄色い夏花の鉢植えが見える涼しげな木陰で、隣のパオロの飼い猫がうずくまっているのを見つけました。

飼い猫とはいえ、外飼いでなかなか触らせてくれない警戒心の強い雄猫でした。餌だけを食べに帰ってくる子だったのですが、夏の初めから急激に痩せ始め、最近は歩くのがやっとという感じだったそうです。
ラーラが落ち着きがなく、やたらと庭に出たがるので、庭の前の茂みに見に行ったら、その猫が丸くなっていたんです。お水をあげたけれど飲む力もなく、私にできることは、西日が当たらないようにパラソルを立ててあげることだけ。

夜の間、気になって見に行ってみると、終わりかけの蛍が飛び回る中、ゆっくりと呼吸をしていました。
そして、今朝、もう呼吸をしなくなっていました。きっとこの子にとって、11年間生きた中での最後の光景は、庭に水遣りをする私、落ち着きなく遠巻きにぐるぐる見回りに行っていたラーラの名札のカチャカチャとした音、フワフワと夜空を飛ぶ蛍だったのでしょうね。警戒心が強くて殆ど森の中で生きていた猫なのに、最期の場所として、バラと黄色い夏花が咲く私の庭を選んでくれました。

今朝、パオロと一緒に森の涼しい居心地の良さそうな場所に大きな穴を掘り、埋めてあげました。
土に還るんだなあ。こう言ったらなんだけど、少しうらやましい。私がいつか星になったら、やっぱりこうして山の家の庭に埋めてほしいな。そのままというわけにいかないんだったら、火葬をして(こちらの火葬は完全に灰にしてしまうんです)畑の隅っこに穴を掘って埋めてほしい。

などということを、猫がうずくまっていた場所を見ながらぼんやりと考えていました。
今日もジリジリ快晴です。


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by lacasamia3 | 2019-06-30 00:01 | 私の独り言 | Comments(7)

おやすみなさい





新しい出会い、嬉しい再会がぎゅっと詰まった午前中、午後はメールの返信に追われつつ、お庭をちょっと。
明日はとても早いので、今日は早めに寝ます。お休みなさい ...






by lacasamia3 | 2019-06-06 06:31 | 私の独り言 | Comments(0)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho