父と娘

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3月19日は「フェスタ・デル•パパ」(父の日)でした。
うちのお祭り好きな高校生は、張り切って、zeppole(ゼッポレ)と呼ばれるお菓子を作りました。
元々、3月19日は聖母マリアの夫、聖ジュゼッペ(聖ヨセフ)の日であることに由来して、父の日になったそうです。この聖ジュゼッペの日に食べるのがゼッポレ。2年前はアントネッロが自分で作ってたっけ。
アントネッロが作ったゼッポレは揚げたもの。ユキは今回はオーブンで焼いていました。

いわゆるシュー生地を焼いたり揚げたりして、それにクリームを挟んで、上にアマレーナのシロップ漬けを飾ります。

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わはは、見た目は余り重視ではないのですが(笑)味は抜群でした。
最近は、ユキがお菓子を焼いたり料理をしていると、アントネッロも手出ししなくなり、好きにやらせています。後で、「ここはこうした方が良いんじゃない?」とかアドバイスはしているけれど、「美味しい」とも褒めてくれる。

ユキとアントネッロの関係は、父娘であり、音楽好きの友達同士でもあったりするようです。あと、ギリシャの哲学者の話とか、ラテン語の話は二人でめちゃめちゃ盛り上がる。たまに、アントネッロの欠点(自分が正しいと思うと頑なにそれを信じてしまう)を指摘したり。高校生になると親の限界がチラリと見えてしまったりするわけで、でも正面からそれを指摘しないのは(でもゆる〜くたまに言ったりはする)、ユキの父親としてのアントネッロに対するリスペクトと優しさゆえなのかもしれません。親だって人間だもんね。あと、昔日本でよく見た(今もあるのかな?)「お父さん臭い」みたいな潔癖性から来る娘の父親排除みたいなことはないです。あれは日本独自のものかもしれません。イタリアでは余り見ない。

やっぱり、根底にあるのは愛情とリスペクト、そして理解なのかな。夕食の時に、今日はこんなことがあった、あんなことがあったって、毎日お互い結構喋るから、相手がどんな日々を送っているのか、何を考えているのか、少しは家族の中で共有できていると思う。

そして、夜、自分の部屋に寝に行くときは、必ず私とアントネッロの頬におやすみなさいのキスをしてくれます。
アントネッロとユキは、たまに喧嘩もするけど、すぐに仲直りする仲良しさんです。

美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

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# by lacasamia3 | 2019-03-22 02:33 | トスカーナ山暮らし | Comments(1)
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今日は同じムジェッロ地区に住んでいるsawakinaちゃんとkumikoさんと、近くの村のカフェランチに行きました。
トラックがバンバン通る味気ない通り沿いにあるカフェなのですが、朝のコーヒーとペストリーも結構美味しいから、ランチもイケるのでは?と期待して行ったら大当り。

私はハンバーガー。イタリアのものではないけれど、たまにメニューにあります。お肉の質が良いので、ハンバーガーはなかなか美味しいです。ここのはパンも手作り風。付け合わせのポテトが絶品でした。私たちがおしゃべりしている間に、仕事途中のイタリア人がどんどん入ってきて席が埋まります。プリモもセコンドも大体8ユーロ前後。安くて早くてサービスが良いので流行っているようです。

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今日はsawakinaちゃんのワンコ、ナナちゃんも一緒に♩
イタリアのトラットリアやカフェは犬と入店できるところが多いです。ナナちゃんはバッグに入っていた方が落ち着くので、カタツムリのように体はこの素敵なバッグに入って、頭だけ外に出しています。大体他の犬はリードでプラーっと飼い主と一緒に入ってきて、足元で大人しくしてる。飼い主が食事をしている間、リードは床に落ちていても全然平気。お会計の時に立ち上がると、リードを自分でズルズル引きずりながら、飼い主の後を追っていくこともしばしばです(笑)



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あ、やっとこっち見た。

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先日の夕焼け。
今日は生憎の雨でしたが、明日から晴れて気温が上がるようです。

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我が家の近くの林檎の木も花を沢山つけています。
もうすっかり春ですね。

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# by lacasamia3 | 2019-03-19 02:25 | トスカーナ山暮らし | Comments(2)
いやいや、こう書くと誤解がありそうですが、今晩は敢えてこう言いたい。

去年の8月、ユキと同じ歳のスウェーデンの高校生グレタ •トゥーンベリは、地球温暖化問題の改善を求めて、毎週金曜日に国会前で座り込みデモを行います。少しずつ彼女に賛同する若者が増え...


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今日のフィレンツェ、サンタクローチェ教会。
広場を埋めつくしているのは、ほぼ全員、デモのために学校をサボって参加した高校生と大学生。ここの何処かにユキも居ます(見えないけど•笑)。約1万人がサンタクローチェ広場から街の中心部を通り、サンティッシマアヌンツィアータ広場まで、デモ行進をしました。

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地球をこんな姿にしてしまった責任は私達世代にあり、この広場に集まった若者達に謝らなくてはいけません。そして加速化する温暖化を食い止めなくては。

ユキもふくめて、この子達全員にとって、普段の学校の授業よりももっと多くを学んだ1日になったことでしょう。



# by lacasamia3 | 2019-03-16 08:02 | フィレンツェという町 | Comments(11)

田舎と都会

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昨日は平日にも関わらず、夜にフィレンツェの中心部にある映画館で、水車小屋のアソシエーションを宣伝するイベントに参加してきました。
映画「宇宙戦争」(1953)の一晩だけの放映の前に、アペリティーボをするからその際にパンの試食と一緒に水車小屋での活動を紹介してくれと頼まれたんです。
結構寒い平日の夜だったのに、水車小屋の仲間が集合し、色々宣伝しました。


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どちらかと言うと、パンはもうこれ以上作れないから、オーダーも増やせないけれど、現在65人の会員がもっと増えて、楽しいイベントを沢山できるようになったら楽しいよねということで、私たちがやっていることを紹介しました。

フィレンツェの街の人たちと話した感想は・・・

我が家はフィレンツェからたった20キロしか離れていないけれど、気持ちはムジェッロ地方(フィレンツェから北側、ボローニャ側へ行った場所にある一帯のこと)に向いている。だからかどうかは分からないけど、日常的に食べるパンやお菓子を自分で焼いたり、パスタをうったりする事は特別なことではない。所が、フィレンツェの街に住んでいるお年寄りの方が、粉からパスタを打ったことがなかったり、パンはパン屋で買うものだって思ってる。もちろん、お料理上手な方は居るだろうし、たまたま昨晩はそういう人たちが集まっただけなのかもしれないけれど、「自分で挽いた小麦粉を使って、普段も薪窯でパンを焼いている」って言ったら、余りにびっくりされて、「そっかーこの人たちの日常と、私の日常は20キロの距離以上に離れているのね」と思ったのでした。

とにかくエレガントな映画館の片隅で、田舎の雰囲気を醸し出す演出ができてなかなか楽しかった♩

映画「宇宙戦争」は、50年代とは思えないほど、色彩が綺麗で、工夫が凝らされている作品でした。スピルバーグ監督が2015年に同じ原作の同題の作品を撮っています(トム・クルーズが出ていた作品)。

夜12時終了〜。翌日仕事なのに皆、良く楽しんだね。


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

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# by lacasamia3 | 2019-03-15 00:27 | 水車小屋物語 | Comments(0)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho