
義母さんの家庭料理の美味しさの秘訣1つは材料にあるようです(まだまだ他にも秘訣は沢山ありそうですが・笑)。義父さんの畑から直接収穫される野菜や果物を使ったお料理やお菓子は、格別の美味しさです。
勿論、イタリア料理には欠かせない食材であるマトソースは一年分、今の時期に作ってしまいます。これは義父さんの役目。種とトマトの皮を取り除き、瓶詰めにします。今までは手動の機械を使っていたのですが、余りに大量に作るので、今年は、近くに住むヌンツィオ叔父さんから借りてきた、凄い「マシン」が登場しました。
義父さんに「ねえ、何キロあるの?」と聞くと、「う~ん、バケツ3杯分」だって(笑)。この量で、1リットル瓶が25本出来ました。1ヶ月分弱だそうです。義母さんのトマトソースにはプチトマトだけを使っています。


↑ジャン!これがヌンツィオ叔父さんの手作り秘密兵器です。
叔父さんが古い洗濯機のモーターを分解して作ったもの。上から生のままのトマトを入れると、脇の穴が沢山開いた筒からソースの部分だけが流れ出し、筒の中に種と皮が残ります。


スイッチを入れると、洗濯機の音がします(笑)。半径3メートル以内はトマトが飛び散るのでうかつに近寄れないのですが・・・(苦笑)。
義父さん流のトマトソースの作り方は、
1、秘密兵器で種と皮を取り除く
2、流れ出たソースをまとめてお鍋で火にかけて沸騰したら火を止める
3、熱いまま煮沸消毒した瓶にソースを入れて蓋をしっかりと閉める
4、冷めたら蓋がパコパコしないかどうか確認して出来上がり♪
トマトソース1つ取っても色んな作り方があるものですね。

←これは、義父さん手作りのアンチョビ。内臓や頭を取り除いて海水で洗った鰯を、粗塩に漬けます。一番上の部分を塩で覆うようにしっかりと塩をして、落し蓋をし、上に水を入れたボトルを置いて押さえつけます。翌日になると、かなりの水が出てくるんですよ。たまに水を軽く取り除いて、また上の部分を塩で覆います。
このまま1ヶ月間、冷暗所に保管したら食べ始めることができます。
ちょっと分けてもらってフィレンツェに持って帰ることにしました♪
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私、この機械(手動ですが)持っているんです.蚤の市で1ドルで買いました(前の持ち主がハンドルをなくしたそうで、その部分は後で購入しました).いや〜生のトマトを入れるとは知らなかった.いつもいったん火にかけたトマトをこの機械にかけてから瓶詰めしていました.今年は、生で試してみます。
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昨日のエントリーといい今日といい、夏の光になんだか自分の子供の頃を思い出すような、ちょっと懐かしさを感じるそんな感じ。って、僕はなんか目の付け所がずれてますかね(^^; 夏休み、スペインへ!と思っていたものの昨日その予定は激しく打ち砕かれ、涙で袖を濡らしてる僕です。といことで、これから文章の方も読ませていただきまーす(←おい)
今の時代は、お店へ行けば何でも買えて便利になりましたが、便利って何なんでしょうネ。私はこうやって家族でトマトの汁をかぶりながらでも、『皆で作る』という作業が素敵だと思います(*v*)
家族でこういう風に過ごせるって、都会暮らしには縁遠い、最高な時間ですネ〜(*v*)ノ
家族でこういう風に過ごせるって、都会暮らしには縁遠い、最高な時間ですネ〜(*v*)ノ
遊んで楽しんで美味しいものを食べて、久々微さに会う人々と楽しいひととき、人生を謳歌してるってものんですね〜
今年は『旅』でプーリアの特集していたし、行ってみたい場所のひとつになっちゃいました。
今年は『旅』でプーリアの特集していたし、行ってみたい場所のひとつになっちゃいました。

こんにちは。
確かに、お義父さまもアントネッロさんとよく似ていらっしゃいますね。
プーリアのお義父さまのアンチョビ製造方法?の記事が出ないかなぁ
と思っていたので、チョッと嬉しいです。
早速メモして、お友達にも教えてあげようと思います。
↓のアザラシユキちゃん、可愛らしくって微笑ましいです。
確かに、お義父さまもアントネッロさんとよく似ていらっしゃいますね。
プーリアのお義父さまのアンチョビ製造方法?の記事が出ないかなぁ
と思っていたので、チョッと嬉しいです。
早速メモして、お友達にも教えてあげようと思います。
↓のアザラシユキちゃん、可愛らしくって微笑ましいです。
NYMさん>そうそう、この機械は手動の部分はかなりポピュラーな機械で、それに叔父さんが洗濯機のモーターをつけたんですよ。義母さんに聞いたところ、手動だったらやはり一回火にかけたほうが実と皮が離れやすいそうです。私も今週、瓶詰め作りを再会します。
BUNTAさん>きっとね、アントネッロの小さかった頃と余り変わっていないんだと思うんですよね。基本的なところは。夏休みって難しいですよね。直前になって休みが取れてもチケットが取れない・・・みたいな。スペインかあ、行って見たいなあ(と言いながらまた来年もプーリアだと思います・笑)
maruru0724さん>手間はかかっても手作りの美味しさには変えられないんですよね。時間があるから出来るんだろうなあって思います。私も今週末にトマトの瓶詰め、がんばりますっ!
kato_noteさん>プーリアは8月はヒジョーに混むので、6月半ばや7月上旬が狙い目ですよ。食べ物も美味しいし、のんびりしていて良い場所です。
michizouさん>アンチョビは意外と簡単に出来るものなんですよね。1ヶ月したら出来上がりだそうですよ。