
5月は種まきと苗の植え付けなどがあり、「田舎的」に結構忙しい月です(笑)。去年蒔いたソラマメのサヤは次々に大きくなり、食べるのにも忙しい!
ソラマメの苗を順に抜きながら、そこにトマトの苗を植え始めました。それまでも畑の空いているところに植え始めていたので、現在合計80本のトマトの苗が植わりました。今年の目標は100本。200本植えた年もあったけれど、今年は100本の苗をきちんと手入れをしながら大事に育ててみたいと思っています。
毎週、近くの苗屋さんに通っていると、段々苗の良し悪しが判ってきました。フィレンツェの北側にあたる我が家のエリアでは、5月初旬から夏野菜の良い苗が出回り始めます。昨日同じお店に寄ったら、ちょっともう徒長していたので、ベストなコンディションの苗を手にいれるには5月初旬から半ばくらいが良いようです。

先日、ソラマメの苗を抜きながら、←こんな植物を見つけてアントネッロが「う~ん」と考え込んできました。
「何だったっけな~この植物・・・・。そうだ!スポッキオだ!」。良く見ると、たまにソラマメの苗の根元にこの植物が生えています。プーリアの義父さんに電話で聞くと、やはり、"spocchio"(スポッキオ)というソラマメに寄生する植物だそうです。アントネッロがユキちゃん位の時に、お爺ちゃんがこのスポッキオを茹でて、ビネガーで味付けをして食べさせてくれたそうなんです。プーリアの義父さんに聞くと「スポッキオなんて大して旨くないぞ」と言っていましたが、どうやら義父さんにとっては、この植物はソラマメに寄生して苗を弱らせてしまう邪魔者なので、見つけるとすぐに抜き取ってしまうようです。義父さんは余り食べないみたい。
確かに、このスポッキオが根元に生えている苗にはソラマメが少ししかなっていません。


アントネッロが小さい頃の記憶をたどって、スポッキオを調理してくれました。
周りの硬い部分を取除き、茹でて、オリーブオイルと塩、ワインビネガーで味付けをして出来上がり♪
ちょっと苦味があって、食感は白アスパラのようでとっても美味しいです。
スポッキオ目当てに来年もソラマメを沢山植えようかなあ(笑)。
それにしても恐るべし、アントネッロの食の記憶・・・
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うんうん、これドミンゴパパのところにも生えているわ。パパ曰く、「寄生虫のような植物」だって(笑)確か、ソラマメだけではなく、マメ科の植物に寄生する、っていっていたかな?ソラマメ、グリーンピース、そしてチェーチが成っていた場所、植物達を引っこ抜いても、このスポッキオだけがムクムク育っていたりもして。でも、食べられるのね、この植物。アスパラとカルチョーフィのあいのこみたいな形だね。
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↑名前は違いますが、REIですよ~。

見たことも聞いたこともない植物ですね。アメリカでは。
でも アスパラのようでおいしそう。豆科に寄生するんですね。 なんか不思議。 でも豆が育たないのでは たちが悪い植物ですね。
栄養価とかは如何なんでしょうね。
でも アスパラのようでおいしそう。豆科に寄生するんですね。 なんか不思議。 でも豆が育たないのでは たちが悪い植物ですね。
栄養価とかは如何なんでしょうね。

アントネッロ凄い、、、味付けまで覚えているなんて。
私は先週作り方を教わったラザニアさえ、もう覚えていないのに。ユキちゃんもきっと今起こっている事をいつまでも大切に覚えているんでしょうね。スポッキオって、市場などでも売っているものでしょうか?来月行く時に食べてみたいです。
私は先週作り方を教わったラザニアさえ、もう覚えていないのに。ユキちゃんもきっと今起こっている事をいつまでも大切に覚えているんでしょうね。スポッキオって、市場などでも売っているものでしょうか?来月行く時に食べてみたいです。

ヘー、スポッキオねー。豆科の植物に寄生するんですか。初めて見ますが、食べられるとあっては大いに興味が湧きます。どうも日本のお豆の脇にはそういった植物は生えませんが。
今、家では紫色の細長いフィレンツェという玉ねぎがよく採れます。直火でローストするとほんのり甘くてトロッとしていて、アンチョビとオリーヴオイルのソースを付けて食べると、とっても美味しいです、その他は黒キャベツが随分繁ってきました。これもゆがいてオリーヴオイルと塩胡椒だけで、ちょっとレモンもしぼったりして食べています。トマトは未だ収穫は出来ませんが、青いきれいなトマトが鈴生りですよー。朝目覚めると直ぐに畑に下りて、野菜達にお早うと声を掛けて一本ずつ見て回ります。若いときは花ばかり作っていましたが、歳をとってきてからは野菜が中心になってきました。実のなる物は楽しいでーす。矢っ張り花より団子ってホントです。
今、家では紫色の細長いフィレンツェという玉ねぎがよく採れます。直火でローストするとほんのり甘くてトロッとしていて、アンチョビとオリーヴオイルのソースを付けて食べると、とっても美味しいです、その他は黒キャベツが随分繁ってきました。これもゆがいてオリーヴオイルと塩胡椒だけで、ちょっとレモンもしぼったりして食べています。トマトは未だ収穫は出来ませんが、青いきれいなトマトが鈴生りですよー。朝目覚めると直ぐに畑に下りて、野菜達にお早うと声を掛けて一本ずつ見て回ります。若いときは花ばかり作っていましたが、歳をとってきてからは野菜が中心になってきました。実のなる物は楽しいでーす。矢っ張り花より団子ってホントです。

トマト100本とは、すごいですね!! トマトを収穫して、長期保存用にビン詰めにするのですか?? その時は、是非、瓶詰めのやり方やコツをおしえてくださいね!!
Reiちゃん>おっ!「ドルチェマニア」がブログになったのね。後で見に行きます。そうなのよ~、このスポッキオは何処から出て来るんだか、地中にポコポコ埋まっていて、取除くのが結構大変です。来年は早いうちから抜き始めようと思いました。ビネガーで味付けして食べると美味しいよ。
coryさん>きっとアメリカでもマメ科の畑には出てくるんでしょうね。苦味があってとっても美味しいです。栄養価・・・高そうな味がします(笑)。
昼豚さん>恐ろしいでしょ、アントネッロの「食の記憶」。スポッキオはさすがに市場でも売られていないです。トスカーナのお百姓さんも食べられるって知らないんじゃないかなあ?来月だったらトマトが美味しい季節ですね。ズッキーニも!
kawazukiyoshiさん>本当にそうですね。イタリアに来てからそれまで知らなかったものに沢山出会いました。不思議でしょ?
M.K.さん>トマトはやっと我が家の畑でも小さな実がなり始めました。私は花にはまったことはないけれど、畑一筋です(笑)。
amoreさん>今年はトマトの瓶詰め作り、頑張りますよ~!7月末頃かな?ブログでご紹介しますね。