やさしい魔女が飛んでくる夜

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今日はイタリアでは、"Befana" (べファーナ)と呼ばれる魔女が飛んでくる晩です。
明日、1月6日はキリスト教以前の時代に発祥する伝統的なお祭りが、キリスト教の伝統へと転換された"Epifania"(エピファニーア)と呼ばれる祭日です。
私も初めて知ったのですが、このべファーナ(名前は祭日の名称に由来します)と呼ばれる「年老いた魔女」は、前の年の象徴だそうで、「燃やして、新しい年の芽生えを待つ」という意味があるそうです。イタリアだけでなく、ヨーロッパの各地で行われるべファニーアの伝統行事の中にも、こうして、藁で出来た魔女にボロボロの服を着せて燃やす行事が行われるそうです。

そして、1月6日は、キリスト教にとっては、キリスト公現祭と呼ばれる日で、キリストの誕生後、星に導かれ、東方の三博士がそれぞれ物を持ってキリストを訪問するという祭日です

この二つの伝統(魔女+贈り物)が合わさって、イタリアでは5日から6日にかけての夜、靴下をぶら下げておくと、箒に乗ってボロボロの洋服を着た年をとった魔女が、良い子にはお菓子を、悪い子には、灰と炭を靴下に入れるのです。

この時期、文房具屋さんやおもちゃ屋さんには、ぶら下げる用の靴下が売られています。早速ユキちゃんも昨日、近くの村の文房具屋さんで↑この靴下を選びました。藁で出来たのや、もっと可愛いのが色々あったのですが、ユキちゃんが選んだのは、ピンクの靴下。しかも一番沢山入りそうなものでした(笑)。


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早速、暖炉の前に靴下を吊るして・・・。さて、魔女は果たしてお菓子を入れてくれるのでしょうか?

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Commented by bianca at 2008-01-06 03:00 x
chihoさん、こんばんは。
Befanaにはそういう由来があったのですね。意味合いや形は違っても、同じようなお祭りが様々な所であるのですね。
日本でも小正月のあたりに門松やお飾りを焼いて、お正月に迎えた歳神を見送る。。。とか新年の健康を祈願する。。。というような習慣がありますね。地方によっていろいろな呼び方があるようです。
私の実家のある所ではわりと盛大で、子供の頃は毎年必ずお参りしていました。
ユキちゃん、かわいくて大きな!靴下を選んだのですね♪
確か去年も一番大きい靴下を選んでいたような。。。(笑)
明日の朝、沢山のお菓子を見つけて大喜びしているユキちゃんの姿を想像し、思わず微笑んでしまった私でした!
Commented by emi at 2008-01-06 04:31 x
 かわいい靴下ですね。(私がほしいです☆)
 こちらでは今日、ガレット・デ・ロワを食べる!ということになっている(と思います)ので、本日は、焼き専門(通常はパン職人)が深夜3時からやってきて一緒にガレットを焼くことになっています。

 こういう靴下を置く習慣であれば・・・私は楽できるのに!
          ・・・と思ってしまいました・・・
 今から出社です~♪
Commented by じゅんべ at 2008-01-06 08:54 x
昔は、多分イタリアにはサンタさんはいなくて、ベファーナだけだったんですよね?
お祭りの意味を知ると、「火による再生」は人類普遍の象徴なんだなと思いました。
Commented at 2008-01-06 09:10 x
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Commented at 2008-01-06 09:10 x
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Commented by 中国語アドバイザー愛沙 at 2008-01-06 11:10 x
こんにちは。今日もchihoさんとユキちゃんに癒されに来ました。
Befanaは初めて知りました。ユキちゃんは、可愛いピンクの靴下を選びましたね。魔女はどんなお菓子を入れてくれるかなあ?

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Commented by りろ at 2008-01-06 15:49 x
お〜、やはり、この年代の女の子たちの永遠のテーマって、「お姫様ファッション」と「装身具類」と、そして「ピンク色」なんですね〜!!誰が教えたわけでもないのに、どこの国でも小さい女の子の大半がそうなる、というのは、とっても不思議!!ユキちゃん、お気に入りの靴下が見つかって、良かったですね!!
Commented at 2008-01-06 17:01 x
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Commented by M.K. at 2008-01-06 21:03 x
夢がありますねー。M.K.も随分大きくなるまでサンタの存在を信じていました。家の暖炉は亡くなった主人が家を建て替えるときに、赤い屋根の煙突のある家を、子供の頃から想像していたことを話したので、そんな家にしてくれました。煙突からサンタが入って来るものとばかり思っていましたから。

今日6日は日本では小寒の入りですが、ポカポカのお日和でした。そんなわけで家のはまだ薪を焚いていませんが、恐らくこれから大寒、節分のころはグッと寒くなるに違いありません。薪も軒下に運んであります。暖炉の上で沸いたお湯が練られていて美味しいと何時も感じています。

子供の頃は戦中、戦後で物資は不足していましたし、食糧難でもありましたが、両親がクリスマスやお誕生日、お正月を何とか工夫して楽しく祝ってくれました。今でも思い出します。
Commented by chiho at 2008-01-07 20:05 x
biancaさん>焼くという行為に、古いものから、新しい再生を願うという気持ちが込められるのは、万国共通なんですね。面白いです。
Commented by chiho at 2008-01-07 20:07 x
emiさん>いつかパリで本場のガレット・デ・ロワを食べてみたいなあ・・・。お忙しい時期ですが頑張ってくださいね~。
Commented by chiho at 2008-01-07 20:09 x
じゅんべさん>子供にべファーナが贈り物をするって、意外に新しい習慣なんだそうです。ファシズムの時代に、誕生したキリスト探して、贈り物を持ってキリストに会いに行く途中、であった子供達にお菓子を配ったという老婆の話が今の習慣になったそうです。まあ、サンタクロースはもっと新しい習慣ですけれどね。
Commented by lacasamia3 at 2008-01-07 22:47
鍵コメcさん>魔女の日がお誕生日なんですね~(笑)。おめでとうございます。ユキちゃんは、お菓子がもらえてホクホクしています。(今のところは)約束どおり一個ずつ食べて、「まだあるもんね~」って笑っています。
Commented by lacasamia3 at 2008-01-07 22:49
愛沙さん>イタリアの子供はサンタさんとべファーナの両方から玩具やお菓子をもらえて幸せです。その代わりお年玉はないんですけれどね。お金を与えるっていう習慣は余りないなあ。
Commented by lacasamia3 at 2008-01-07 22:50
りろさん>ホント、フェミニン丸出しなユキちゃんです(笑)。ユキちゃんが特異なのか、私に何かが欠けているのか(爆)。ともかく、ピンク、キラキラ、フワフワが大好きです。
Commented by lacasamia3 at 2008-01-07 22:51
鍵コメmさん>Forse sei gia' partita oggi. Ti auguro un buon viaggio e spero di vederti un giorno a Firenze.
Commented by lacasamia3 at 2008-01-07 22:52
M.K. さん>暖炉ってやっぱり良いですよね~。家族が火の回りに不思議と集まります。アントネッロが暖炉にこだわった訳が、今更ながら良く判ります。
Commented at 2008-01-13 01:18 x
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by lacasamia3 | 2008-01-06 02:28 | イタリア子育て~幼稚園編 | Comments(18)

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