ニューシネマパラダイスを見ました

先週、ユキちゃんが寝た後で、アントネッロと"Nuovo Cinema Paradiso"(ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ=ニューシネマ・パラダイス)を見ました。いつ見てもしみじみと良い作品ですね。
途中、村人が椅子持参で映画館に行くシーンがあります。ここで一言アントネッロが
「懐かしいなあ・・・」。プーリアの地元の小さな町にも、こんな映画館があったそうです。もともとはオペレッタを上演していた劇場で、ちゃんとオーケストラのボックスが残っていたり、テラス席があったそうです。そこに、皆、椅子持ち込みで映画を見に行っていたんですって。おじいちゃんに連れて行ってもらった夜の映画館は、大人の社交場のような場所だったそうです。映画などそっちのけでトランプに夢中になっている人や、厚化粧のマダム(お仕事・笑)もチラホラ見かけたそうです。
余談ですが、アントネッロの小さい頃の話を聞くと、私の小さい頃の記憶との差にビックリします。私と5つしか年が離れていないのですが、アントネッロが小さかった頃は、

・家に電話がなかった(近所の家に電話を借りに行っていたそうです。勿論テレビもなかったそうです。)
・ローカル列車座席が木だった(コレは今もそうかも・笑)
・ジェラートは、小さな屋台を引いた「ジェラート売り」がチリチリ鐘を鳴らしながら売り歩いていた(蓋がついた金属製の容器にジェラートが入っていたそうです。私はコレを聞いて小さい頃良く見かけた「自転車で屋台を引く豆腐屋さん」を思い出しました・爆)

う~ん、南イタリアの70年代初頭ってかなりレトロかも。

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ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B000YL90DI
Commented by 中国語アドバイザー愛沙 at 2007-12-04 08:00 x
ニューシネマ・パラダイスは、3丁目の夕日みたいに古き良きあの日を思い起こさせるのですね。有名なだけにタイトルは耳にした事がありますが残念ながら拝見したことがございません。

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Commented by gri-suru at 2007-12-04 08:04
ニューシネマパラダイス、何度見ても泣けちゃウンですよね。。
でもあの映画館を見て懐かしいって…。
たしかにレトロですね~。
そんなイタリアのムードは、どこかでこれからも生き続けてほしいなぁと思います。
Commented at 2007-12-04 08:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bianca at 2007-12-04 08:33 x
すみません。上のコメントが間違って鍵コメになっていました。
Commented by juliavonlea at 2007-12-04 09:00
ちょうど、今やっている、「続・3丁目の夕日」を見に行ってみようかなぁ~と思っているところでした。おとといは東京タワーを見に行ったし、何だか昔懐かしい感じに浸りたい気分です。イタリアと日本、ちょっとは違うかもしれないけれど、その時代への郷愁って、同じ世代だとわかるものがありますよね。私、電話は、小学生の時、黒電話がうちに来た!っていう印象が残ってます。それまではどうしてたんだろう?テレビ、白黒だった時もあったような気がするし、洗濯機は、ぺろ~んとぺっちゃんこになって出てきたことも覚えてます。ニューシネマパラダイス、ずーーっと前に見たきりです。また見てみようかなという気持ちになりました。^^
Commented by taccoalto at 2007-12-04 09:09
イタリア語を勉強しはじめてから主人に誕生日プレゼントにもらったのが
このDVDだったんですよ。
イタリア語の勉強になるかはさておいて(笑)とても好きな作品です。

日本の私たちからみると、イタリアは古いものもちゃんと残されていて
かわっていないようにみえますが、やはり変わってきているんですね。
Commented by ふゆさくら at 2007-12-04 09:16 x
おお~、私の大好きな映画ですわ♪
何を隠そう、このテーマソングが好きで好きで、ぜひともバイオリンで弾きたいと0才と2才のわが子を連れ、バイオリン教室のドアをたたいてしまった私です(笑)
映画も素敵ですよね。。。なんともいえないあたたかさが映画全体から溢れていて、またその情景にぴったりのあの音楽・・・また観たいです♪
Commented by taormina at 2007-12-04 11:03 x
シチリアに行きたくなる気持ちのひとつに、70年代の日曜の午前中があるから、と友人に言ったことがあるが伝わったかな?
Commented by gabbyna at 2007-12-04 12:18
イタリアは、ブラジルのある意味、母国的な部分があって、この映画を見るとブラジルの田舎(今のですよ)を重ねてしまいます。
いい映画ですよね、これ、見ると泣けてしまいます。
私の小さい時は、家に電話はあったけど、TVは、後から入ってきたのを覚えてます。何とも懐かしい感じがしますね。
Commented by ☆★*すずらん☆★* at 2007-12-04 15:55 x
マクロビオティックで美味しい生活の☆★*:;;;すずらん;;;:*☆★。です。
(^ー^)/こんにちは!!

その映画は残念ながら見たことはありません。
昔は、そんな小さな映画館が日本にもありましたが、
今は大型スーパーなどに併設されたものが多いですね。

きのうのラビオリも美味しそうですね(⌒-⌒)ニコニコ
Commented by greenlove at 2007-12-04 17:46 x
ニューシネマパラダイスは私もだいすき!洋画苦手の夫も
この映画だけは再放送も必ず2人で見ます。
特に子役がなんとも言えない名演技ですね。
バックの音楽もとても素敵です。私なんかはもちろん字幕スーパーですが chihoさんのように原語で見れば
もっと感動でしょうね、うらやましい!!
Commented by polidoro at 2007-12-04 18:35 x
私もこの映画大好きです。特にラストシーン。いつも号泣です(笑)。
サントラも好きで、Ennio Morriconeの音楽をよくBGMにかけてますよ。そういえば、イタリア語で見たことなかったかも。今度、見てみようっと。ちょっと雰囲気変わって見えるかな?
Commented by chiho at 2007-12-05 03:31 x
愛沙さん>私は逆に「3丁目の夕日」は聞いたがあるのですが、見たことがありません(笑)。この映画、お薦めですよ。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:35 x
gri-suruさん>私も、何でも新しくて新品なものに囲まれた生活よりも、古いものを大切に使っていく生活に惹かれます。
Commented by lacasamia3 at 2007-12-05 03:39
biancaさん>アントネッロの小さい頃の写真を見ると、この映画の主人公の男の子に似ています。半ズボンで、目がキョロキョロしていて(笑)。アントネッロにとってはこの映画の色んな場面が懐かしく感じるようです。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:43 x
juliavonleaさん>70年代って家電用品がどんどん発達していった時期ですよね。テレビだって私が小さかった頃はまだ、ダイヤル式のチャンネルだったし(古っ)、リモコンなんてなかったです。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:45 x
taccoaltoさん>うんうん、イタリアには古いものが残っているようで、それでも少しずつ変わってきているんですよね。排ガス規制で、ここ10年間でべスパやチャオという自転車型の原付バイクもすっかり数が減りました。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:48 x
ふゆさくらさん>名作ってきっとこういう作品のことを指すんでしょうね。何度も見たくなるような・・・。うん、サウンドトラックもなかなか良いです。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:50 x
gabbynaさん>ははは、ブラジルの「今の田舎」がこんな感じっていうのがなかなか良いですねえ。私たちって、映画→テレビ→インターネットという大きな変化の中で生きているんでしょうね。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:52 x
すずらんさん>イタリアはまだまだ映画館は現役です。郊外に行くと、大型のワーナーの映画館が1つだけありますが、市内は大概、いわゆる映画館です。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:54 x
greenloveさん>うんうん、イタリア語だとビミョーに訛っている子役の子が可愛いんです。お年寄り達がしゃべる時は完全にシチリア弁で、映画技師のアルフレードもかなり訛っています。
Commented by chiho at 2007-12-05 03:55 x
polidoroさん>イタリア語で見ると面白いですよ。判るんだけれど、シチリア弁的な言い回しがところどころにあって、使う動詞がちょっと違っていたりして面白いです。
Commented by sicilia_trapani at 2007-12-05 22:49
chihoちゃん、無事に日本に上陸しました。
そう、南イタリアの70年代って、私達の両親の子供時代くらいな感じがするわ・・・。そしてハード面だけじゃなく、ソフト面、つまり人間もやっぱりレトロだと思います(笑)

映画、美しい風景と少年トトの愛くるしい笑顔、アルフレドの渋い演技、そしてなんといってもエンニオ・モリコーネの音楽が涙を誘います・・・。
Commented by coquille at 2007-12-06 03:08 x
あの映画見て、少年時代を懐かしめるなんてっ!いいですねぇ~♪
日本の田舎の70年代初頭も結構似たようなものかも知れませんね。
Commented by kchan0221 at 2007-12-06 09:27
こんにちは~。
私もこの映画、大好きな映画のうちの1本で、DVD買ってから何度見たことか~です。去年のシチリア行きでは舞台のチェファルーにパラッツォアドリアーノにまで行ってしまいました。
イタリアの各地ではこの映画のような世界が広がっていたのですね。
今週末にでもまた久しぶりに見てみようと思います。
by lacasamia3 | 2007-12-04 03:53 | 私の本棚 | Comments(25)

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