
トゥルッロには、とんがり帽子の屋根を白く漆喰で塗ったトゥルッロと、漆喰を塗らずに積み上げた石をそのまま見せているトゥルッロの2種類があります。去年のブログでも書きましたが、アントネッロ曰く、「昔、高い税金の徴収に苦しんだプーリアの農民達が、建物に課される税金を逃れるために、収税人の姿が見えたら、屋根のてっぺんについている重石を取り除き、ガラガラと屋根を崩して建物とみなされないようにし、税金を逃れていた」ことが始まりだそうです。
確かに、屋根の石は、それぞれセメントなどで接着されておらず、平らな石をただ重ねただけなんです。


小さいころからこのトゥルッロを何度も訪れているユキちゃんは、トゥルッロの屋根に上ることが出来ることも良く覚えていて、さっさと梯子に登って、トゥルッロの屋根の上を探検し始めました。


この石造りの屋根を作ることが出来る職人は"trullaro"(トゥルッラーロ)と呼ばれ、今ではもう僅かしかいないそうです。


マリオのトゥルッロには大きな石釜が付いています。屋根があるから、雨の日でも釜に火を入れることが出来るんですよ。勿論、現役。ここで、マリオはパンを焼いたり、トマトを乾燥させたりしています。


トゥルッロの内部の床は、外の床の続きになっていて、"pietra viva"(ピエトラ・ヴィーヴァ 方言ではペートラ・ヴィーア)と呼ばれるつるつるした石が敷かれています。これは、先日訪れたチステルニーノ村の路地の床と同じ石材です。
内部は、小さなドーム状の天井を持つ小さな部屋がいくつかあり、それぞれの部屋の間には背をかがめないと通れないほどの小さな通路があります。ユキちゃんには丁度良い大きさ。まるで小人の家のようなトゥルッロを訪れるたびにユキちゃんは楽しそうにこの通路をうろうろとしています。


写真左 奥のスペースの床から50センチほどの高さに左右の壁に出っ張りがあるのがみえますか?昔はここに板を渡して、その上に寝ていたそうです。
写真右 この何ともレトロな薪ストーブの向かい側に、マリオはやはり壁の出っ張りに板を渡して、その上にマットレスを置き、ベッドとして使っています。


男の一人暮らしとは思えないようなラブリーなキッチンです(笑)。
壁を利用した棚や、収納が多いのもトゥルッロの特徴なんですよ。
長くなったので、残りは次回へ・・・(引きずるっ!)
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Chihoさん、こんにちは。
マリオさんのトゥルッロ素敵ですねぇ~。
本当に色々なところに先人の知恵というか何というか、工夫が施されていて・・・。
プーリアはまだ未踏の地なのですが、ますます興味が沸いてきました。
寝るための出っ張りもおおっ!と思いましたが、個人的にはこの一番下の
壁の棚が好みです♪
↓のタラッリもおいしそう・・・。これをおつまみにワインなんか飲み始めたら
もう止まりませんよね~!!
このタラッリ、アントネッロさんのマンマ(あ、Chihoさんのマンマでもありますね~)は
自作されるのでしょうか?それともやっぱりパンやさんで買うものですか?
マリオさんのトゥルッロ素敵ですねぇ~。
本当に色々なところに先人の知恵というか何というか、工夫が施されていて・・・。
プーリアはまだ未踏の地なのですが、ますます興味が沸いてきました。
寝るための出っ張りもおおっ!と思いましたが、個人的にはこの一番下の
壁の棚が好みです♪
↓のタラッリもおいしそう・・・。これをおつまみにワインなんか飲み始めたら
もう止まりませんよね~!!
このタラッリ、アントネッロさんのマンマ(あ、Chihoさんのマンマでもありますね~)は
自作されるのでしょうか?それともやっぱりパンやさんで買うものですか?
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おもしろーい!壁の出っ張りに板を渡してベッドにするなんて!
プーリアに行ってみたいなあ~・・・。
プーリアに行ってみたいなあ~・・・。
うわ~。可愛い!とっても原始的?だけどシンプルでなおかつ合理的!屋根も積み上げてるだけなのね~。
イタリアのデザイナーズホテルも、それはそれでいいけれど、アンはやっぱりこういうところがいいな~。。。一つ一つ意味があって、ストーリーがあって。。。
で、キッチンの壁にかけてあるワインオープナー。。高すぎじゃない??マリオ、いったい身長何センチ?(笑)
イタリアのデザイナーズホテルも、それはそれでいいけれど、アンはやっぱりこういうところがいいな~。。。一つ一つ意味があって、ストーリーがあって。。。
で、キッチンの壁にかけてあるワインオープナー。。高すぎじゃない??マリオ、いったい身長何センチ?(笑)
こんにちは。
はじめてコメントします。
Chihoさんの優しい文章と、やわらかな写真と、愛らしいユキちゃんに
日々、癒されています。
大阪に居ながら、今日のイタリアに吹く風の匂いまで届けてもらえる気がしてステキです。
これからもどうぞよろしく。
はじめてコメントします。
Chihoさんの優しい文章と、やわらかな写真と、愛らしいユキちゃんに
日々、癒されています。
大阪に居ながら、今日のイタリアに吹く風の匂いまで届けてもらえる気がしてステキです。
これからもどうぞよろしく。
わたしもアルベロベッロに4日ほど滞在したことがあります。
トゥルッロのホテルに泊まりましたが、真冬にシャワーのお湯の出が悪かった意外、不思議な景色を堪能しました。
ただ4日は滞在しすぎた感があって、慣れてしまうとえらい暇でした。
仕事の関係で行ったので仕方ありませんでしたが、現地の人がとても
素朴で親切だったことを覚えています。
日本人だとわかってるせいか、お店に入ると何やら営業トークがすごかったんですが、びっくりしたのは世界遺産だからでしょうか日本人観光客が意外に多かったことです。
しかし、イタリアほど石を上手に使う国もないでしょうね。
とても素敵でした。
トゥルッロのホテルに泊まりましたが、真冬にシャワーのお湯の出が悪かった意外、不思議な景色を堪能しました。
ただ4日は滞在しすぎた感があって、慣れてしまうとえらい暇でした。
仕事の関係で行ったので仕方ありませんでしたが、現地の人がとても
素朴で親切だったことを覚えています。
日本人だとわかってるせいか、お店に入ると何やら営業トークがすごかったんですが、びっくりしたのは世界遺産だからでしょうか日本人観光客が意外に多かったことです。
しかし、イタリアほど石を上手に使う国もないでしょうね。
とても素敵でした。
そっか、トゥルッロは外の石畳が家の中まで続いているのよね。なんとなく不思議な感覚よね。それにしても、アントネッロのお話、イタリアの税金はきっと昔から高かったのでしょね~。今の税金が高いのも、昔からの名残でしょうか、、、、。
なつかしい・・・!暑いとき行ってみんなでラビオリ作って食べたのを思い出しました。当時よりキッチンが機能的になっています。
マリオもアントネッロも真っ黒に日に焼けて
暑そう~な顔していますネ(^ー^)。
マリオもアントネッロも真っ黒に日に焼けて
暑そう~な顔していますネ(^ー^)。
kchan0221さん>タラッリは自分で作る人もいますが、普通はパン屋さんや食料品屋さんで購入します。プーリアはお薦めですよ。アルベロベッロよりも、周辺の小さな村のほうが面白いかも。ブリンディシ、バーリ、ターラントなどの大きな町はかなり気をつけなくてはいけませんが、その他の小さな町は治安が良く、安心して歩けます。是非っ!
mitchypitchyさん>こんにちは。プーリアはお薦めですよ。8月は混むので避けたほうが良いかも。7月、9月がお薦めです。ボローニャからmy airという格安エアーで、一人往復70ユーロ(空港税込み)でした。
crazyangieさん>マリオはこのトゥルッロの廃墟から見つかった家庭用品を大切に保管していて、この栓抜きもその1つなんです(右の黄色いのは違うんですが)。味のある家って良いですよね。私も大好きです。
gavu-lanceさん>毎日読んでくださっているんですね。本当に有難うございます。今年で2年目となり、ユキちゃんももうすぐ5歳になります。のんびり更新ですが、どうぞこれからも宜しくお願いします♪
takaさん>アルベロベッロにいらしたんですね。アルベロベッロは突出してかなり観光地化していますが、他の町はのんびりとしています。またプーリアにいらっしゃる機会があれば良いですね。
税金が高いのも、税金逃れをするイタリア人も、今も昔も同じですね(笑)。プーリアは今日からやっと涼しくなりました。シチリアは暑い?
iikayoさん>ミニチュアサイズの家に良くあった小さなストーブですよね。このトゥルッロは壁がとても厚いので、夏涼しくて冬は暖かいんですよ。
みよしちゃん>そうそう、マリオが「みよしは元気かな?」と言っていました。相変わらずののんびり屋さんです。いつかトゥルッロで皆で会えると良いね。

















