カーニバルと子供達 : フィレンツェ田舎生活便り２

さて、土曜日の午後は山の村の集会所で開かれたカーニバルのお祭りに行ってきました。この集会所は村の有志によって運営されていて、誕生日パーティやダンスパーティ、ビンゴ会などに利用されています。持ち寄りの手作りケーキやお菓子や飲み物がずらりと並び、仮装をした子供達が両親やおじいちゃん、おばあちゃん達に連れられてやって来ました。子供達がお互いの仮装を見比べながら「イヒヒ～」と笑っちゃうのが可笑しいです。そうだよね、普段と違うんだもんね。
今回は、写真が多いので、ドンドン行きますっ。

子供の仮装の楽しいところは、何でもアリなところ。犬と妖精がおやつを分け合っていたり、お姫様が忍者と喧嘩したり・・・まさにおとぎの国に来たようです。

写真右：あっ、怪盗ゾロが犬にほえられています！ゾロおされ気味（笑）

彼女は、ユキちゃんと幼稚園で仲良しさんのキアラちゃん。プリンチペッサ・スィスィーだそうです。スィスィーはイタリアで今も人気のある実在したお姫様です。今回のパーティの間中、ふと見るといつも二人でくっついて遊んでいました。幼稚園でもこうなんだろうなあ。

写真左：　この子は何故か柔道着。どうせだったら黒帯にすれば良かったのになあ。イタリア版ヤワラちゃんといったところでしょうか。でも何だか強そう・・・

写真右：　スーパーヒーローも大集合。パーティのはじめから終わりまで、地球の平和のために「戦って」いました。ご苦労様。

写真左：　女の子の夢はやっぱり「お姫様」ですよね。でも余りに、ピンクのドレスの姫が多いので、かすんじゃうかな。本人達は楽しそうでしたよ。

写真右：　何故か姫君の横ですまし顔のユキちゃん。

カーニバルのお祭りでは無礼講なので、紙ふぶきをお互いにかけ合うんです。袋の中に沢山持っていた紙ふぶきを撒き終わってしまった子供達は、プラスチックのコップに再び紙ふぶきを集め始め・・・・
座っている大人を「襲撃」し始めました。私も紙ふぶき攻撃にヤラレました（笑）。

ユキちゃんがどれだけ楽しんだかは・・・ご想像にお任せします。

歌って、踊って、楽しかったなあ。

日曜日もカーニバルのパレードに行ってきました。その模様も後ほどお伝えします。
まだまだ、引きずるっ！

人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪

Commented by naolicu

at 2007-02-20 03:24

お疲れ様でした～。
ユキちゃんをはじめ、みんなすっごく可愛いです。
キアラちゃんとのツーショット、実に美しい！
気が付いたのですが、どの写真もユキちゃんの
目線いいですねえ～。
目は人格を語ります（と、私は信じています）
ユキちゃんって「誰からも好かれる人」になると思います。

Commented by cucina_amalfitana

at 2007-02-20 05:06

こんにちは。

ミニーちゃんに仮装したユキちゃん、きゃわい～～(*_*)
カーニバルで仮装した子供たちを週末見かけましたが
たしかにピンクのドレスの子供は多かったきがします。
衣装は、毎年違うものを着るのですか？

Commented by komorebi at 2007-02-20 07:17 x

写真を見て確信！
ユキ姫ちゃんがベストドレッサー賞です!!!!
それにしても楽しそう!!
イタリアは何処もこんな風にカーニバルで和気ｱｲｱｲなのでしょうか。

Commented by usatoru

at 2007-02-20 09:56

こんにちは。
なんだか思うんです。子供が子供らしく生きられるってことは、結局は親力（？）なんだなあって。

僕には子供はいないけれど、こんな風に毎日食卓の上を工夫を凝らしたマンマの味を、そして夜なべをしての針仕事(笑）、僕も子育てするなら来世は田舎住まいだ！と固く心に決めるような、ユキちゃんの笑顔です。（今の僕らの場合、都会は僕らをある種居心地よくかくまってくれます＜笑）今日は帰ったら「Tuscan Skies」のDVDでも見て、フィレンツェの田舎暮らしを妄想しますーー。

Commented by もも at 2007-02-20 10:08 x

チコさんのファッションセンスに脱帽です。そして、「私もピンクのお姫様になりたい」と言わない、ユキちゃんにも、並々ならぬものを感じます。
黒と赤の、しかもスカートから白いレースのズロースが絶妙の配分で見えている、なんて、ニクい。
子供のときから「何を身に着けているか」は、とても大切なことなんでしょうね。大きくなったら、どうなることやら、いまからドキドキします。
カーニバルの写真が楽しみです。

Commented by ayas_kitchen

at 2007-02-20 10:16

衣装がとっても可愛らしいですね。小悪魔的な感じも伝わってきます！
昨年の楽しかったハロウィンを思い出しました。

Commented by まさ３１４１ at 2007-02-20 10:40 x

初めまして、広島で農業をやっている小谷政弘と申します。
イタリア野菜（タルディーボ、プンタレッラ、ロマネスコ、カーボロネロなど）を悪戦苦闘しながら栽培しています。
カーニバルは楽しそうですね！ゆきちゃんも可愛いですね☆
良い習慣だと思います。

話は変わりますが、アスパラソバージュなどの珍野菜の種を探しています。（ネットで種を販売している所を見つけたのですが　発芽しませんでした。）
本場のものが欲しいなー（笑　と思っている所です。
畑で野菜栽培も少しされているのですよね？美味しいお勧めの品種とか有りませんかー？

Commented by fleur-delys

at 2007-02-20 15:18

はじめまして。はじめてコメントさせてもらってます。
2年前まで主人の赴任でミラノにいました。イタリアのことを懐かしく思いながら、また私も2歳の女の子の子育て真っ最中なのでユキちゃんネタも楽しみに読ませてもらっています。私もネットで仕事をしており、ブログを書いています。リンクさせてもらったのですがよろしいですか。お時間あればこちらにも遊びにきてくださいね！

Commented at 2007-02-20 17:06 x

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

Commented by africaespa

at 2007-02-20 18:00

ユキちゃん、軽快でいいですね～。
髪を切って、ずるずるした服をすっきりさせた、「ローマの休日」のオードリーみたいねっ。

Commented by raffaello at 2007-02-20 19:07 x

やっぱりお姫様が人気高いんですね。

その分、ミニーちゃん目立ってるぞ！

Commented by chiho at 2007-02-20 23:00 x

naolicuさん＞面白いんですよ～。ユキちゃんは、日本人のお友達と一緒に写真を撮るときにはVサインするんです。イタリア人の子と撮るときにはしないのに。使い分けているのが可笑しいです。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:03 x

cucina_amalfitanaさん＞衣装は結構、身内や友人同士で回し着をしたりするんですよ。従姉妹の着古しがあるからとか。衣装は毎年、変えますが、毎回買うのもモッタイナイでしょう。だから特に豪華なお姫様の衣装なんかは、安全ピンで裾上げをしてあったりします。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:05 x

komorebiさん＞カーニバルの時期は、大人が子供達をより楽しませようとこうしたパーティをあちこちで開きます。大人も楽しんじゃうけれど、基本は子供のためのお祭りです。イタリア中、何処でもこんな光景ですよ。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:07 x

usatoruさん＞どうなんでしょうねえ。我が家はいたって自然体です。あんまりしつけのことは深く考えたことないなあ。健康で、やさしい子に育ってくれれば良いなあと思っています。いつかお二人で是非、フィレンツェに遊びに来てくださいね。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:09 x

ももさん＞ユキちゃんは今回、被りものの楽しさを覚えたようで、来年は、カリメロ（卵の殻を被ったキャラクターです）になりたいそうです。ひえ～、難しいお題だ・・・去年はお姫様になりたがったんですが、もう卒業したようです（笑）。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:10 x

ayas_kitchenさん＞子悪魔どころか、かなりデビルでした（笑）。楽しんでいましたよ。

Commented by chiho at 2007-02-20 23:16 x

まさ３１４１さん＞サイト拝見しました。日本でイタリア野菜を作って販売されているんですね。カルチョーフィも作られているんですか？プンタレッラも作られるとはすごいですね。アスパラソバージュって、こちらで言う野生のアスパラガスのことでしょうか？細～いアスパラガスかな？こちらでも結構、珍野菜で、高級品です。私が住んでいる場所には、きのこ名人ならぬアスパラ名人が居て、春に生えてくる野生のアスパラ狩りをするんですよ。アスパラは種からは難しいですよね（って勝手にアスパラだと思い込んでいるのですが、違う野菜かも？）。こちらではzampe（ザンペ＝足）と呼ばれる根っこが売られていて、それを地中に埋めて３年待ちます。コレをご縁に、これからも、どうぞ宜しくお願いします。