
今日は秋の「FAI」の日でした。FAIとは「季節で綴るフィレンツェ 」の最初のエッセイでも書いたFondo Ambiente Italianoという団体のことです。この団体は、イタリア中の古い邸宅やお城、自然公園などの保存、活性化を目的とし、年に二回、4月と10月に各地のボランティアメンバーが主催して、様々な建物を一般公開しています。今日は秋の「FAIの日」でした。

私たちが訪れたのは、Campiglia Marittimaというリヴォルノの南側の要塞がある小さな街。今日はFAIのボランティアの案内で要塞を見学することが出来ました。一枚目の写真はその要塞から海を眺めた風景です。

要塞も良かったけど、特に面白かったのは街の中の路地。この辺りは海が近くて気候が良いから多肉植物がとっても良く育っていて、街のあちこちに飾ってあります。
この壁、貝殻でできてるの!しかもついでに子供の玩具らしいインディアンがくっついているの見えるかな?

この扉の色が何とも可愛かった。

ベンチの上にも多肉。
こんな風に棚にするのも可愛いな。
坂道が多くて、足腰が鍛えられそうな街でした。住民が自分の趣味で好きに家の前を飾っているのがとっても素敵で、見ていて楽しかったです。きっとご近所さん同士で多肉を交換したりしてるんだろうなあ。

この後、トレッキングをしながら、もう一つのサン・シルヴェストロ要塞も訪れました。
ラーラは、道中、すれ違った赤ちゃんに「バウバウ(ワンワン)」と言われ、ナデナデされてジッとしていました(実はそれほど子供は得意ではない・笑)。大人になったなあ・・・。


残念ながら大部分は崩れてしまっていて、廃墟となっています。

でもここからの眺めはとっても良くて、海が見えました。見てたら海に行きたくなって(ここから車で20分くらいです)ビーチに行くことに決定。

10月なのにまだ暖かくて、泳いでいる人もいてビックリ。向かいにはエルバ島がうっすらと見えていました。
我が家からは車で2時間。秋晴れの日曜日の遠足でした。この暖かさもあと1週間ほどらしいです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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