家族で囲む食卓

もうプーリアの海から帰ってきて10日以上経ったのに、まだまだアップする写真が沢山あります。それくらい、今回の夏休みは盛り沢山でした。私たちがいよいよフィレンツェに帰る前日、アントネッロのお兄さん夫婦、甥っ子二人と姪っ子が集まって、賑やかなファミリーランチでした。



張り切って暗いうちからオレッキエッテを仕込む人↑（苦笑）しかもめちゃくちゃ手際が良いのですぐにできちゃうからつまらないらしく、また気に入らないのははじいて捏ねなおして、また作り直してる（爆）。

少し全粒粉が混ざっているので乾くと色が濃くなります。

沢山出来たよ～。

量りも使わないで、手のひらでこんもりのせてひと家族（4人）分を目安にしてる。そんな適当な量り方なのに、男衆がモリモリ食べて、私たちは普通盛りで、甥っ子たちがお替りして丁度なくなるくらいの量になるの。

トマトソースにからめて、上にはカチョリコッタをたっぷりすりおろして食べました。
家族の結びつきが強いといわれているイタリア。普段はアントネッロは、そんなにお母さんに電話をしたり、兄弟同士で頻繁に電話をし合うことはないけれど、こうして年に1回か2回、久しぶりに顔を合わせて食卓を囲む時間はとっても大事にしてる。そしてそのランチに欠かせないのは義母さんが作るオレッキエッテ。義母さんは年をとって、最近では色んな料理のレシピを忘れちゃってることが多いんですが、オレッキエッテだけは手が覚えているらしく、粉と卵を用意するとチャッチャと作ってくれます。

早起きをして作ってくれたオレッキエッテは、どのお店のものよりも美味しい、忘れられない味でした。

さて、思いっきり満喫した思い出の海を後にし、私たちは寄り道をしながらフィレンツェに戻ってきました。

その寄り道話もお伝えしますね。

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