今年も小さな村の食祭りへ : フィレンツェ田舎生活便り２

昨晩は嵐のトスカーナでした。夜中にラーラが怯えてキュンキュン鳴いていたので起こされ、アントネッロを起こさないようにそっと下に降りた時、スリッパが見つからなかったので素足でフローリングの階段を下りていたのです。そしたらいきなり足に激痛！一瞬で何かの虫に刺されたのだと分かりました。とにかく痛みが普通じゃないので、四つん這いになりながら寝室に戻ってアントネッロを起こしました。まずはアントネッロが私を刺したオオスズメバチ（オレンジ色の太ったスズメバチでした）を退治してくれました。私は足の中指を刺されたんですが、とにかく激痛が足の付け根まで凄くて、七転八倒！幸いうちにあったステロイド系の塗り薬を塗って、氷を当てて、痛みが治まるのを待ちました。イタリアではguardia medicaといって夜間、電話で相談ができる地域のお医者さんが居ます。念のためそこにも電話をしたのですが、アレルギー症状がない場合は、治療としてはやはり同じで氷+炎症薬のみということで、家で様子を見ることにしました。しばらくは足全体が痛くて眠れなかったけど、やっと朝方痛みが治まって、今日は患部がちょっと痒い程度です。いやいや、普通のハチやアシナガバチには刺されたことがあるけど、オオスズメバチの毒の威力って凄いです。皆さんもお気を付けください・・・

さて、去年も行ったマルッジョの食祭りに、今年も、別荘友達のミーノとアンジェリカを誘って行ってきました。

二人ともトスカーナに住んでいるのに普段はなかなか会えないけど、ヴァカンスの間は、お互いの海の家が歩いて5分の距離なので、会う丁度良い機会なのです。

お年頃、話題は親の介護の話（苦笑）。でも久しぶりに会えて楽しかったな。

凄い人出なのですが、私たちはチームワークで食べ物をゲット！

私とアンジェリカが肉団子の列に並んでいる間、ミーノはオレッキエッテを取って来てくれました。

さらに、これはアントネッロが取って来てくれた揚げた生地にモルタデッラハムと茄子のオリーブ付けを挟んだもの。茄子は細切りになってて、ちょっとビネガー風味でこれ凄く美味しかったなー

そして肉団子もゲット！少なそうに見えますが、1個ずつが結構大きくて8個入って4ユーロ。地元のおばちゃんたちが1個ずつ手で丸めて、その場で揚げていました。9時の時点で私たちの番号が520番だったから、一晩で一体何個揚げるんだろう？って皆で計算してて可笑しかった（笑）。

この後、路地にあったバールで一杯飲んで帰りました。

これもまた楽しかったプーリアの思い出。いつもの仲間といつものお祭り。

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Commented by atelier-cuisine

at 2025-08-30 00:23

こんにちは。
わたしも嵐の突風に流されててきたオオスズメバチに頭を刺された際には、アイスピックで刺されたかのような鋭い痛みで地面にしゃがみ込んでしまいました。
ホメオパシーのApisを飲んで、痛いけどマッサージを繰り返ししていたら気持ち早く治ったような。
アレルギーがなくて良かったですね。

そして夏の海辺の食祭り、どれも美味しそうでテンション上がりそう。

Commented by lacasamia3

at 2025-08-30 01:09

> atelier-cuisineさん、そっかーきっと嵐で避難していたんでしょうね。踏んづけてゴメン。いやいや凄い痛みでした。ブログ拝見しました。果実が羨ましいです。うちは植えたばっかりだから、収穫にはあと数年かかりそう。イタリアではズッキーニはオムレツに入れたり、パスタにしたり、くり抜いて卵＋モッツアレラチーズ＋パン粉を混ぜたものを詰めて、パン粉をかけてオーブンで焼いたり、茹でて冷ましてビネガー風味にしたり、結構使い勝手があります。

Commented by Jiji at 2025-08-30 17:18

イタリアの各地でこういう食祭りに出会いました。簡素な屋台で酵母パン、サラミ、ジャム、オリーブオイルワイン、などなど
販売していますね。もちろん試食もできますしね。露店のようで、テント張りしたりもしている。概ね商品も風にさらされている。日本人の方が、衛生的にはどうかと、
言っていたけど、そういう販売の仕方がイタリアらしい。
いろいろ買い物して、イタリア語も楽しみました。よい体験。イタリア人からRエッレの発音なおしてもらったりして、、。話したり食べたり、ワイン飲んだり、楽しい思い出。