お墓参り

今回はフィレンツェから寄り道をせずに、直接プーリアに到着しました。途中、ナポリ付近で高速で事故があり、普通道路に迂回させられてしまったので、結構、時間がかかったけど、何とか渋滞に巻き込まれずに、到着。早朝3時に家を出た甲斐がありました。私たちを待っていたのは義母さん手作りのオレッキエッテ。89歳でもこういう手仕事は忘れない。1個1個がこんなに美しいオレッキエッテは他に見たことがありません。

さて、今、日本はお盆の時期ですね。私たちもプーリアに到着してから、翌日に義父さんのお墓参りに行きました。

家族のチャペルに行って、中のお掃除をして、トスカーナから持ってきた大きなラヴェンダーのドライフラワーを祭壇に供えてきました。ふわりと良い香りが漂っています。

私は勿論ですが、アントネッロも、もしこの先何かあったら火葬を希望しています。イタリアには「火葬協会」なるものがいくつかあります。これは、生前にメンバー登録をすると、自分が亡くなった時に火葬してほしいという意思を法的にはっきりと残すことが出来、手続きなどを簡素化してくれる団体です。しかも、一年間に12ユーロの会費を20年間払い続けたら、もしくはその前に亡くなっても、火葬代が無料になるという太っ腹なシステム！

今まで周りにも火葬にしてほしい意思は伝えているけれど、こうしてきちんと書類で残しておくことは大切だなあと思いました。

義父さんの畑はお兄さんがたまに手入れをしてくれていますが、酷暑と水不足で今年は果実がとても小さいのだそうです。

イチヂクは小さいけれど沢山なっていました。甘くて美味しいです。

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