楽しいお喋りとパン焼き

本当は火曜日が私のパン焼きの日なのですが、明日はアパートのチェックインがあるので、Ｓちゃんと交代してもらって、今日、水車小屋に行っていました。朝はいつものバールで、カフェラッテとデニッシュ。これだけでモチベーションがぐっと上がる♪




今回お手伝いに来てくれたのは、前にも一度来たことがあるＭさんと、そのお友達のＬさんでした。Ｌさんはフィレンツェの南側のカビナーナ地区の出身で、お父さんがパン職人だったのだそうです。自分は事務職に就いちゃったから、お父さんからパン作りについて教わる機会がなくて、ずっと残念だったんだって。だから、水車小屋でパンを焼くのを前から楽しみにしていて、わざわざ有休を取って来てくれたのでした。

サルスベリが見事に紅葉していました。この木、やっぱり庭に植えたいなあ。

ジョヴァンナさん手作りの栗のケーキ。粉が全く入っていなくて、茹でた栗とチョコレートで作ったのだそうです。今度レシピを聞いてみますね。

ともかく今日のパン焼きはお喋りが楽しくて、終始笑いっぱなしでした。

話題は「うっかりした出来事」。Ｍさんはある日、車でごみを捨てに行って、車から降りてキーをロックして、何故か（？）ごみの袋に車のカギをポンと入れて、それをゴミ箱に投げ入れちゃったんだそうです。車に戻って鍵がない事に気が付いて、一瞬自分が何をしたのか分からなくてパニックになったのだとか。慌てて、向かいの車の修理工場を閉めようとしていたおじさんを呼び止めて、長い鉄の棒を借り、一緒に箱からゴミ袋を回収するのを手伝ってもらったのだそうです。幸い何とかゴミを回収できて、中に入っていた鍵も取り戻せたのだとか。

私も「うっかり」話は沢山あるけど、イタリア人だって結構うっかりさんです。

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