アルベルゴ・ディフーゾという宿のカタチ

さて、ロッカ・カラーショでは "Rifugio della Rocca"に泊まりました。このお城のある場所には駐車スペースがないので、車の侵入は禁止されており、通常は3キロ下の街カラーショに車を置いて、有料のシャトルバスで上がります。ところが、お城のすぐそばにある宿を予約した人だけは、車で直接上まで上がることが出来るのです。




Rifugio della Rocca はアルベルゴ・ディフーゾと呼ばれる宿泊施設です。これは過疎で住民が居なくなった集落自体を宿にしたもので、その多くは食事をとることが出来るレストランやバールも集落の中にあります。私たちが泊まったお部屋はこの建物の二階です。

ラーラ、早速くつろいでる（笑）中世の建物そのままのお部屋には、ダブルベッドがあって、シャワーとトイレもついています。


窓から見える向いの建物はレストランです。徒歩10秒以内にお食事処があるのって本当に便利。






前菜のレバー入りサラミが美味しかったなー（また食べたい・・・）



アブルッツォ料理では羊肉を多く使います。ハーブが効いた煮込みも美味しかった。

そして、レストランのオーナーのシニョーラ手作りのケーキ（チェリーと羊のリコッタチーズのクロスタータ）も美味しかったです。

翌朝は朝食をとりにメインの建物に行きました。





朝食のお部屋も可愛かったのですが、ラーラがいたので私たちは外のテーブルで朝ご飯。

手作りのチョコレートケーキ、ブリオッシュ、トーストしたてのパンと手作りジャム。

山の澄んだ空気の中で頂いた朝ご飯は格別でした。

この村の住民のこの子。見た目とは違って、とってもフレンドリーです。背中に「食べ物をあげないでください」って札がついている（笑）。きっと食いしん坊なんでしょうね。
さて、私たちはこの後、ここを起点にしてトレッキングをしました。その話はまた後程・・・
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