
フィレンツェでは月曜日から日曜日まで、毎日日替わりで様々なNPOが路上生活者の支援を行っています。ドクターと一緒に周る団体もあるんですが、今回、私たちは物資と食料の支援という事で、毛布、コート、温かい紅茶、ペットボトルの水、ジュース、衣服、靴、お菓子、スナック類などを用意して行きました。
参加したのはNPO3団体で合計16人。3台の車に分かれて、ホームレスの人が居そうな場所に行きました。中には、何もいらないとか、頑なに拒絶する人も居たけど、大概は紅茶を受け取ったり、コートや毛布を受け取る人が殆どでした。お菓子やスナックも。
話をすると、ホームレスとひとくくりに言っても色んな人がいる。昼間はピザ屋で働いているけど、そのお金だけでは家を借りることはできなくて路上で生活している人、丁度前の日に他のホームレスの人に全てを盗まれちゃって物資をすごく喜んでくれた人、帰りの電車賃がなくなっちゃって路上で寝てる人・・・。
救急病院の駐車場に寝泊まりしている40代の男性は、見た目は何だかシュッとして格好良いんだけど、家がない。
私たちの前でお礼にオペラのアリアを歌ってくれました。
花売りをして生活しているバングラディシュ人のおじさんは3人の子供持ち。ホームレスではないけれど、ボランティア仲間と顔見知りで、温かい紅茶を飲みながら、話をしました。子供達はシステムエンジニアになるために勉強しているんだって嬉しそうに話してた。売り物のバラを私や他の女性メンバーにタダでくれました。売り物なのに(苦笑)。お菓子を渡したら、子供達のために持って帰るって袋に入れてしまっていました。


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温かい飲み物と他愛のないお喋り、何よりだったと思います。今までは募金や物資提供が出来る余裕のあった人達も自分の事で精いっぱいになっていく・・・その中で何が出来るのか気づかせていただくお話しでした。ありがとうございます。最後の赤いボタン事件、頭の中で映像化出来てしまって爆笑!押さずにはいられなかったのでしょうね(笑)
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> しんしんさん
でしょー!!赤いボタン、ずーっと気になってたみたいなんです。で、「ねえ、この赤いボタンさ」って言いながらポチッと押しちゃうし(汗)そう、押さずにはいられなかったらしい・・・
でしょー!!赤いボタン、ずーっと気になってたみたいなんです。で、「ねえ、この赤いボタンさ」って言いながらポチッと押しちゃうし(汗)そう、押さずにはいられなかったらしい・・・