春の足音

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まだまだ真冬だと思っていたけど、庭ではクロッカスが綺麗に咲いていました。今年も咲いてくれてありがとう!秋に新しい球根を植えて増やしたいな。

先週から救急のシフトに入っていない日は、放射線治療を行なっている人を、センターの車で自宅から病院まで送り迎えするボランティアしています。


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このイタリアのシステムは本当に良い。

病気や怪我の種類に関わらず、検査、再診、治療のために通院しなくてはいけないけれど、仕事などで家族の車での送迎ができない人、一人暮らしで頼れる家族がいない人、家族は車を運転しなかったり、それぞれ色んな理由で病院へのアクセスが難しいケースがあります。ちょっと大きな街を外れるとタクシーが全くなくて、公共の交通網も余り整っていないイタリアでは、移動の問題はとても大きいのです。特に、放射線治療は化学療法などのガン治療は平日の毎日に通院となるので、家族への負担が大きいのですが、イタリアの場合、医師の診断書があれば、地元の救急センターが無料で送迎をすることができるんです。救急センターは無料で車を提供し、ボランティアが運転して、走行距離に相応した燃料費は州の保健局(ASL)がセンターに支払います。

今、私が他のボランティアと交代で送迎をしている人は、ご家族と二人暮らしで、普段、家にいると転倒の危険があるので、彼を置いて買い物に行くこともできない状態です。放射線治療のために、私たちが彼を病院に連れて行っている3時間の間に、買い物をしたり、色々な用事ができると喜んでもらえています。

通院のための交通費の領収書を提出すれば、税金から控除されたりする制度も有難いけれど、お金だけではない、イタリアのこんな支援のシステムにも、なるほどなーと感心しました。



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Commented by 青柳 at 2022-02-23 07:16 x
私も2020年まで自力歩行ができない状態だったので、こういう制度は本当に患者としては助かります。日本でも導入されるといいですが、弱者の弱みにつけ込もうとする人もいるので難しいのかな。いつもイタリアの素敵な写真や記事をありがとうございます。
Commented by tawaraya at 2022-02-25 19:48 x
素敵なシステムですね。日本でも通院に困っている人はいっぱいいますものね。このようなシステムが導入されるといいですね。似たようなことやっている市町村もあるのかしら?
Commented by kiki at 2022-03-10 23:26 x
お元気ですか
あなたが、どんな時でも、ボランティア活動に精を出していらっしゃるだろうな、と思ったり、体調崩していないといいな、と思ったりしています。パン焼きに夢中になっていらしたら、とっても嬉しい。。
私はいつか、フランスアルザスでの生活を終えて、日本に帰りたいと思っていますが、その前に、あなたの案内で、イタリアを旅するのが夢です。
by lacasamia3 | 2022-02-21 17:10 | イタリア救急車ライフ | Comments(3)

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