
月曜日と火曜日は2日続けて夜勤だったので、一昨日は「やったー!久しぶりにパジャマに着替えて、自分のベッドで眠れる♪」とホクホクしながら、ベッドの中で携帯をいじっていました。するといきなりセンターから電話が入る(汗)。夜の23時30分。出てみると、センターのコーディネーターでした。どうやら深夜の搬送が急に入り、救急車を1台特別に出す必要があるとか。長距離搬送が得意で、2台の24時間対応の救急車の他に3台が余分にある我がセンターには、フィレンツェやフィレンツェ周辺で搬送が発生した場合、最後の切り札としてお呼びがかかるんです。
通常、州をまたぐ臓器移植患者の搬送の場合は、最も急を要するので、ヘリを使うことが多いのですが、夜間はトスカーナ州に3台あるヘリのうちの1台が夜間飛行が出来ないため、残りの2台は沿岸部の救急搬送のために残しておき、陸路で搬送することになります。
今回は、フィレンツェから臓器移植センターがあるパルマへの搬送でした。
午前3時半に相棒のドライバーRさんと一緒にセンターを出発し、まずはフィレンツェ市内に住む患者を迎えに行きました。今回移植を受けるのは40代の男性。臓器移植って、移植待ちのリストに登録して何年も待っていても、決まる時はいつも突然。この人も、友人とピザを食べていたら、夜の10時に急に知らない番号からの着信があり、何度もしつこいのでかけなおしたところ、パルマの臓器移植センターのスタッフからだったのだとか。
患者の住居から移植手術をする病院までの送迎は救急車が行います。以前、ローマまで移植待ちの患者を搬送した時は(夜間の大雨でヘリが飛べなかった)パトカーが先導してくれました。
何だか興奮して眠れなかったって言ってた男性は、ちょっと緊張した顔で、でも嬉しそうでした。
ブリオッシュと温かいカプチーノが美味しかったな。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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いつもチホさんの救急のお仕事のお話には、頭が下がります。
コロナ禍、どこへも出かけられない!孫たちにも自由に会えない!とブツクサ文句ばかりの私が恥ずかしくなります。(汗)
でも本当にこのコロナ禍、いつになったら終息するんでしょうか?
チホさん、くれぐれもお体ご自愛ください。
コロナ禍、どこへも出かけられない!孫たちにも自由に会えない!とブツクサ文句ばかりの私が恥ずかしくなります。(汗)
でも本当にこのコロナ禍、いつになったら終息するんでしょうか?
チホさん、くれぐれもお体ご自愛ください。
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