プーリア滞在お出掛け編〜グロッタ・ディ・ポエジーア

去年の遠足に味をしめ、今年も1日だけ何処に行きたいねえと言っていた私たち。
今年はアントネッロが、サプライズで一日の遠足を企画してくれました。行先を知らされなくて車に乗るってワクワクする~。早朝6時に海の家を出て、延々と続くオリーブ畑を2時間程走って、到着したのは・・・

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こんなワイルドな岩場のある海岸でした。

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海の青が綺麗だ!
どの位断崖絶壁かというと・・・


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ラーラっ!(汗)アントネッロもラーラも腰が引けてる。
風がビュービュー吹いてて、火曜サスペンス劇場みたい。


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絶景を楽しめる、こんな洞窟もありました。





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そしてここの一番の見どころがこちら、グロッタ・ディ・ポエジーア。poesiaは「詩」という意味なので、一般的には「詩の洞窟」と思われていますが、実はこの洞窟の名前は、posia という古代ギリシャ語から由来していて、「水に浸かった」という意味なのです。
元々、海側から波によって洞窟が作られた後、上の部分が崩落して、まるでプールのように丸い形の枠の部分が残ってしまったという面白い形の洞窟です。下に降りるには、岩場の端っこに作られたツルツルの階段を下りるか(ミッションインポッシブルな感じ)、ドボンとヘリから飛び込みます。(老いも若きも皆飛び込んでた)。水深はかなりあります。


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早速、アントネッロも私にラーラを預けてドボン。

ネットで結構有名になった場所なので、この夏休みの人が多い時期は混雑してていけないだろうなって諦めていたから、本当に嬉しかった♪8時前に行ったから人も少なくて、のんびり楽しめました。



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海水浴の後の朝ごはんはコリリアーノ・ドートラントという小さな町のバールで。
この辺りはグレチ―アと呼ばれ、その昔、ギリシャ人が船に乗ってプーリアに到着し、次々と街を築いた時に作られた地域なのです。方言にギリシャ語が残っているのが面白いんですよ。このバールの看板も、ギリシャ語とイタリア語の両方で書かれていました。

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去年から恒例になってしまった遠足の朝ごはん、カッフェ・レッチェーゼとパスティッチョット。カスタードクリームとアマレーナが両方入っています。


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バールなどでは、トースターでちょっと温めなおして生地をサクサクにさせてサーブします。
この時は、ここで作っている自家製で、丁度焼き立てでした。ううう・・・美味しすぎる。

さて、朝ごはんが終わって次にアントネッロが連れて行ってくれたのは、この街のお城でした。(続きます)



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by lacasamia3 | 2021-09-01 14:29 | プーリア滞在記 | Comments(0)

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