思い出の場所


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昨日は水車小屋の最後の粉ひき職人、トーニオさんの誕生日でした。
2003年に93歳で亡くなるまで粉ひきをずっと続けていたのだそうです。残念ながら私は彼に会うことは出来なかったけれど、粉ひきをしながら、彼の気配を常に感じています。


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昔、水車小屋はサンタガタ村の人々の寄り合い所だったのだそうです。
小さい頃、良くお爺ちゃんに連れられて水車小屋に来て、ぐるぐる回る石臼と山のような粉を見たことを覚えている人が、今も懐かしそうにここを訪れます。



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毎回帰国する度に、街の様子が変わってしまう東京近郊で育った私にとって、50年以上前の想い出の場所が変わらずに残っていることは、とっても羨ましく感じます。

いつも見守ってくれているような、温かいトーニオのさんの気配を感じつつ、昨日も朝の粉ひきをしてきました。
いつまでも水車が回り続けることが出来るように、私の代から次の世代へ橋渡しができますように・・・



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Commented by Nichola at 2020-11-03 09:43 x
素晴らしい!
これらのお写真には語り尽くせないものがありますね。

ところで、老生は50年前まで中野区に住んでいました。その後、用あって出かける度に、広い道路だとその両側にぎっしりとマンションが次から次へと建てられ、また、戸建てがどんどん小さくなってきていることに気づきます。

(注)老生が住んでいた頃は、水道も下水もない田舎だったので、どの家も100坪以上の敷地でした。しかし、今は相続のさらなる相続で1/3以下の敷地に切り分けられ、マイクロハウスがぎっしりと。

それから、この20年くらいはあちこちに著名企業の経営になる老人ホームが増えていることにも驚かされます。(小金を貯めた団塊世代を狙っているのでしょうか??20年も入居すると合計で1億円くらいかかるように設計されていますーちょうど貯金を使い切ってassumption。) 
Commented by なごなご at 2020-11-03 14:39 x
よいお顔をされてますねえ
Commented by junko at 2020-11-03 19:46 x
お久しぶりです。ずっと楽しく拝見させていただいております。

さて、この方が腕を載せている目盛り付きの棒のようなものは何ですか?
Commented by 内山奈美 at 2020-11-03 20:56 x
Chihoさん、こんにちは!
トーニオさん、いいお顔してますね^^ イタリアって80歳・90歳でもピンピンしてる人が多いような気がします。いつまでも現役で人との繋がりがあるのがいいのかも。
私も東京育ちなので全く同じ。帰国するたびに浦島花子状態です^^; 建築家の夫は日本に来るたび、新しくできた建物を色々見学して喜んでいますが。
Commented by あずみ at 2020-11-05 02:06 x
ほんとですよね。府中もここのところやっと少し落ち着きましたけど、甲州街道沿いは帰るたびに新しいマンションが建てられて、空がどんどん狭くなっていったのが悲しかったです。もうちょっと変わらないことの大切さを考えてほしいと思います。
Commented by ヲヤヂ at 2020-11-05 11:52 x
ジェレミー・アイアンに似たおじいちゃんですね。
by lacasamia3 | 2020-11-02 18:13 | 水車小屋物語 | Comments(6)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


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