
昨日は日本人の友人3人でランチ&お茶をしました。
こうして気軽に会ったりするのはこれから難しくなるかな―?って思いながら、楽しかった時間を反芻しています。
今朝は珍しくエマージェンシーではなく、膝の手術をして車が運転できない人を、センターの乗用車を私が運転して(私で良いのか?って思いましたが)、リハビリ施設に送りました。
午後からはエマージェンシーで、そのまま泊りです。午後の15時にサイレンが鳴り、大やけどをした男性の病院間搬送。ピサの火傷専門チサネッロ病院まで行き、治療が終わるのを待って、もう一度元の病院へ搬送しました。
コロナコロナと騒いでいますが、通常の疾患や怪我も発生するわけで、病院側はそれらにも粛々と対応しています。
センターのテレビでフィレンツェの街の中心部で、コロナに関する首相令に反対するデモがあり、人々が騒いでいる姿が伝えられました。同僚が「あー、石とか投げて・・・怪我しないでよ」ってボソッと呟いていて、不謹慎ながらちょっと笑ってしまいました。「コロナなんか怖くない」とか、「俺たちは自由でいたいんだ」って強がりながら、最終的にお世話になるのは、救急車と救急外来なので。
私たちみたいに、今晩、泊りで救急待機しているボランティア、そしてERで働き続ける夜勤の医療スタッフ。皆にとって今日は穏やかな夜にはならなそうですが、せめて重傷者だけは出ないで欲しいなと思います。あと、マスクしてね。

イタリアのデモはテレビで見ましたよ。感染が広がってしまうと、最終的に救急と救急外来にお世話になり、ちほさんや医療従事者の皆さんに負担をかけてしまうんですね。困ったものです。カフェが閉まることが無いよう感染が収まりますように。
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欧米のニュースを見ていると「大丈夫、私は感染しないし、もししたとしても軽症で済むから」と言ってマスクもせずデモに参加している人がいます。どうしてそんな根拠のないことを言えるのか…日本でも大きな声でおしゃべりしながら長時間友達と外食を楽しんでいる人がいるそうです。自分の不注意で多くの人に迷惑をかけるかもしれないこと想像できないのか?と悲しくなります。
どうか世界中のみんなが想像力を持って少しでも早くコロナとの戦いに打ち勝てますように。
どうか世界中のみんなが想像力を持って少しでも早くコロナとの戦いに打ち勝てますように。