
プーリア滞在も残すところあと少し。
混んでいる場所は避けたいけれど、何処かにちょっとだけ行ってみたいねと、昨日、アントネッロと二人で、今いる場所から車で2時間ほどのサレント地方に移動しました。長靴のかかとの先っぽのあたりです。
行きたいビーチがあって、そこの混雑を避けるために、朝5時起きで出発(昔のアントネッロにとってはこんな出発時間は奇跡ですが、今は結構、朝活の良さを理解した様子)。
何より私が楽しみにしていたのは、このサレント地方の小さな村で食べる朝ごはん。
本当に小さな村、ウッジャーノ・ラ・キエーザの村の広場にあるバロック様式の教会の真ん前のバールにて、教会のファサードを眺めながら、外テーブルで食べる朝ご飯。もう、最高のロケーションじゃないですか。
この辺りで採掘されるトゥーフォと呼ばれる凝灰岩(ぎょうかいがん)は、大理石などに比べると柔らかく、加工しやすいので、彫刻に適しています。プーリアでは1600年代から1700年代に流行ったバロック様式の教会の装飾に使われています。この教会では、窓の格子もトゥーフォで出来ていました。
これこれ!
カッフェ・サレンティーノと呼ばれるアイスコーヒー。プーリアでは、カッフェ・コン・ギアッチョと注文すると、こんな風に、既に砂糖を入れたエスプレッソコーヒーに氷を沢山いれて、持ってきてくれます(わざわざ注文の時に砂糖をどの位入れてほしいか聞いてくれる)。更に、サレント地方では、これに、アーモンドミルクを入れてくれるんです。ほろ苦いエスプレッソコーヒーに合うプーリア特産のアーモンドの香り。
そして一緒に食べるのが、パスティッチョット。
サクサクのサブレ生地の中にクリームが詰まってます。サーブする前に温めてくれるので、ほんのりと温かくて、クリームがとろり。
朝のサレントでは、どのバールに入っても、ブリオッシュと一緒にパスティッチョットが必ず並んでいます。
サレント風の幸せな朝ごはんで始まった遠足話、あと少し続きます・・・

小さな村にこんな素敵な教会があって、すてきな朝食を食べられるなんて、いいですね~♪
美味しいご飯、いつものびのび暮らすラーラちゃんの様子を楽しく拝見しています。
美味しいご飯、いつものびのび暮らすラーラちゃんの様子を楽しく拝見しています。
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こんばんは。ずーっと前にコメントしたものです。現在はドイツ在住なのですが、ウッジャーノラキエーザ!!この協会から少しのところに義両親のアパートがありよく訪れるので思わずコメントせずにはいられませんでした!!近くのお魚やさんが新鮮でとにかく安くてサービスもすごくて大好きです。
今年はコロナの影響でサレントに里帰りできなかったのでこちらでプーリアの夏を拝見して癒されています。残りの滞在も楽しんでください😊
今年はコロナの影響でサレントに里帰りできなかったのでこちらでプーリアの夏を拝見して癒されています。残りの滞在も楽しんでください😊

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
私もイタリアの町や村を訪れる時は、教会の前や路地にひっそりとするカフェでエスプレッソとペイストリーをいただくのが至福の時間でした。
今年はそれができないので、こちらでその雰囲気を楽しませていただいてます!
今年はそれができないので、こちらでその雰囲気を楽しませていただいてます!



イタリアの甘いパンとエスプレッソの朝ごはんはほんとに懐かしい。はじめて、この朝食に出会った時はちょっとびっくりしましたが、おいしくて手軽なイタリアの朝ごはんのファンになりました。
