パンと一緒に今回はプーリアの保存食フリーゼを作りました。
生地は全粒粉のプーリアパンとまったく同じです。
窯に入れる1時間前にドーナッツ状に成型し、それを1時間ほど発酵させてから窯に入れて焼きます。

外側に丁度良い焼き色が付いたら、一旦窯から取り出して、包丁で上下に切り分けます。
こうして切れ目を上にし、少し冷めた石窯に入れて2度焼きをするとカチカチになります。
これで出来上がり♪
こうすることで2~3週間は十分日持ちするんです(うちではすぐになくなっちゃうんですけれどね・笑)
こうしてチャポンと水に入れます。浸しておくタイミングは人によって10秒だったり20秒だったり。私は固いほうが好きなので10秒。
そして表面にプチトマトをこすりつけ、汁を塗ります。その上にオリーブオイル、塩を振りかけて出来上がり♪
ちょっと水で湿っているから、噛むとホロっと砕けるんですが、でもまだカリカリに香ばしいパン、甘くて青臭いトマト、オリーブオイルがとっても良く合うんですよ。
早く畑のトマトが出来ると良いな。

フリーゼの話は以前から千穂さんのブログで何度か読んでいるのですが、どうしても味や食感がわからないのです。イタリアに旅行できるようになったらぜひ食べてみたいと思います。でもこれ、レストランで食べるというよりは、家庭料理なんでしょうか。
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Momo Irelandさん、レストランでもバールでも出てこない、いわゆる「お茶漬け」的な存在です。フィレンツェでもあまり売られていなくて、ナポリ以南のパン屋さんなどで見つかります

私の義母さんは日本人でしたが、カラブリアで結婚出産をしたんです。お相手はイタリアの方でした。
カラブリアでよく食べてだという、切ったトマトにオリーブオイル、塩、コショウ、オレガノをかけて
、パンを付けながら食べるひと皿。主人が、夏によく食べたと言ってました。似た味かもしれませんね。
カラブリアでよく食べてだという、切ったトマトにオリーブオイル、塩、コショウ、オレガノをかけて
、パンを付けながら食べるひと皿。主人が、夏によく食べたと言ってました。似た味かもしれませんね。

手作り、地のもの、旬のもの・・。羨ましいくらいの贅沢!・・いいなぁ~。。
noemiさん、カラブリアにもフリーゼに似たものがあるのかも知れませんね。あと、アックア・エ・サーレと呼ばれる、トマトとオリーブオイルにパンを浸したものもあるので、それかも知れません。カラブリアの田舎パンはとっても美味しいので、きっとお母様の思い出の中に残っているのでしょうね。
なかじさん、やっぱり何でも家で作るものが一番美味しいです。