Gallipoli(ガッリーポリ)は南イタリアプーリア州のイオニア海側の町です。ギリシャ語のCalipolis(cali=美しい+polis=町)という言葉から由来している通り、イオニア海にせり出した、プーリアでも有数の美しい町です。
ギリシャ風の白壁の建物。2~3階建ての平らな屋根の建物が並んでいます。
どの小道も海に突き当たります。迷路のように伸びる小道は殆どが住宅。皆、椅子を外に出して夕涼みをしながら、おしゃべりに夢中です。
私たちが入ったトラットリーアは、海沿いにある、"pescatore"、その名もずばり「漁師」という名のトラットリーア。まず、おじさんに、"Vino ?" (ワイン?)と聞かれ、"Si"と答えると、いきなりこのカラッファと呼ばれるテラコッタのワイン入れにたっぷり入った白ワインが出てきました。そっか~、フィレンツェだと、「ワイン」と言うと、キャンティの赤ワインですが、プーリアではロゼか白ワインです。程よく冷えた白ワインは、地元産malvasia(マルバズィーア)旨っ!
ユキちゃんは、前菜でダウン。爆睡です(笑)。
私たちは、魚介の前菜の盛り合わせと、セコンドを頼みました。
前菜は、赤ピーマンの細切とイカのマリネ、タコとジャガイモと玉ねぎのマリネ、一口芋コロッケと肉団子、ムール貝のフリッタータ)でした。タコもイカも柔らかくてとても美味しかったです。ムール貝のフリットは、卵とパン粉、パセリを混ぜたものを、殻を片側取り除いたムール貝の貝の上に流し込み、パン粉とニンニクのすりおろしを上にかけたものをオーブンでカリッと焼き上げたものです)
セコンドには、アントネッロは魚介のフリット、私はサラゴと呼ばれる鯛を薄くしたようなお魚の網焼きを頼みました。フリットも美味しかったけれど、特に身がしまったサラゴは絶品でした。
洗練されたレストランではないのですが、新鮮な魚を食べるのならお勧めのトラットリーアです。この後、レモンのソルべとコーヒーを頼んで、料金は二人で45ユーロ(一人あたり23ユーロ)でした。観光地なので、格安!というわけではないけれど、フィレンツェのレストランの相場からすると半額です。
生ムール貝を売る魚屋さんは夜遅くまで繁盛。
アントネッロも、来年は、是非、ガッリーポリに2泊くらいして、ゆっくりとこの周辺を周りたいねと言っていました。
プーリア編はまだまだ続きます・・・
人気blogランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪
Commented
by
Sette
at 2006-08-20 23:25
x
お泊りできると、のんびりできますね~♪美味しそうでした。海の近くでは海のものがおいしいですもんね。新鮮だし。生ムール、食べてみた~い!
0
Commented
by
mariko
at 2006-08-21 03:37
x
お・おっ!おいしそう♪
このレストランに行ってみたい!
偶然ですが昨日我が家も、帰宅したダニエルと、
旅の話をポツリ・ポツリと聞きながら、
久しぶりに親子3人で「スズキのポアレ」を食べました。(^^)
この夏また大人に一歩踏みだしているようです。
あと・12日したら日本に交換留学で12月まで行く予定です。
今年はなんだかいつも遠い所に行く息子を、
送り出している・子離れいまだ修行中のわたしです。
少し痩せていましたが、この夏また大人になりました・・・
このレストランに行ってみたい!
偶然ですが昨日我が家も、帰宅したダニエルと、
旅の話をポツリ・ポツリと聞きながら、
久しぶりに親子3人で「スズキのポアレ」を食べました。(^^)
この夏また大人に一歩踏みだしているようです。
あと・12日したら日本に交換留学で12月まで行く予定です。
今年はなんだかいつも遠い所に行く息子を、
送り出している・子離れいまだ修行中のわたしです。
少し痩せていましたが、この夏また大人になりました・・・
Setteさん>去年も、「来年は、ガッリーポリあたりに2泊くらいして・・・」と言っていたのですが、結局実現しませんでした(すっかり忘れていた)。いつもは行き当たりばったりの計画性のない夏休みですが、来年こそは、実現させるぞおっ!
marikoさん>ダニエル君の無事のご帰宅、良かったですね。久しぶりの親子三人でのお夕食、きっとダニエル君も嬉しかったと思いますよ。寂しいけれど、こうして大人になっていくんでしょうね。私も先日、語学研究者のイタリア人の友人をカザフスタンへ送り出しました。6ヶ月間、現地の山岳民族の言語を録音するのが目的だそうですが、かなり危険な地域だそうで、待つ者としては心配です。無事に帰ってきてくれることを祈っています。