
今回のマルケ滞在はマルケ在住のお友達yukikoさん が企画してくれました。
やっぱり見どころは地元の人に聞くべし。彼女と無事に出会えて、一緒にまずは絶景ビューを楽しめるフルロという場所へ。ここは自然公園になっていて、サイクリングやトレッキングをする人が多く訪れています。マルケは自然が豊かなので、フリークライミングやサイクリング、トレッキング目的のイタリア人ツーリストがとても多いんです。
そして、ルネッサンスの街、ウルビーノへ。
ここは画家ラファエッロが生まれた街で、ウルビーノ大公フェデリコ・ディ・モンテフェルトロ(1422-1482)が治めた時代に最も栄えました。
丘を下るように街が広がっています。
この日は丁度、「ウルビーノ大公のお祭り」で、中世の服装をした人たちが街を練り歩いたり、沢山の屋台が工芸品を売っていました。
お昼はクレッシャ。これはウルビーノで絶対食べたかった一品。ラードを練りこんだ生地を、ねじったり、細くひも状にして渦巻き型にし、それを綿棒で伸ばして・・・というとても難しい工程で伸ばした生地を焼いたものです。これに具を挟んで食べます。ラードが生地の層に細かく入り込んでいるので、サクサクパイのような歯ごたえ。本当においしかった。どれも美味しかったけれど、茹でた野草とサルシッチャが一番おいしかったな。
マルケに行かれたら是非食べてみてください。
ドゥカーレ宮殿からの眺め。
トスカーナとはまた少し違う自然がとても新鮮です。
お祭りだったので、宮殿の中でもイベントが行われていました。中世のダンスを今も受け継いでいる市民団体がいくつかあるのだそうです。衣装も本格的。これはフィレンツェでもそうだけど、イタリア人が中世の服装や髪形にするとシャレにならない位、本物っぽくなる。タイムスリップしたような気分でした。
まだまだマルケ話が続きます。
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