
義母さんは、プーチャ以外に、石釜でパンも沢山焼きました。こうして10日に一度、沢山焼き、冷凍します。生地は、プーチャと同じ生地。義母さん曰く、"farina di grano duro"(ファリーナ・ディ・グラーノ・ドゥーロ=直訳すると「硬い小麦」)5キロに対して、"farina di garano tenero"(ファリーナ・ディ・グラーノ・テーネロ=「柔らかい小麦」)を1キロをあわせます。前者と後者の違いは、同じ小麦でも違う種類の植物だそうですが、日本の小麦がどのタイプに匹敵するのか判りません。前者が強力粉で後者が薄力粉なのかな?義母さんはキューブタイプのビール酵母を6キロの粉に対して2個入れ、3時間、毛布をかけて発酵させます。その後、もう一度こねて、型に入れ、30分ほど発酵させて釜に入れます。


こうして出来たパンは、小麦の香りがしてとっても美味しいです。石釜で焼かれる義母さんのパンの美味しさの秘密は小麦粉にあるのかもしれません。


同じ生地で"pizzetta"(ピッツェッタ=小さなピザ)も作りました。一口サイズに丸く型抜きした生地の上に、モッツァレラチーズと輪切りにしたプチトマト(オレガノとオリーブオイル、塩で下味をつけた)をのせて焼き上げたもの。冷凍しておいて、お客様のときに取り出し、トースターで焼くだけで、ちょっとしたおつまみになります。見た目も綺麗でしょ?

今回は、オリーブとアンチョビ、玉ねぎ入りのフォカッチャも作りました。これは、大人気で、半日も持たずなくなりました(笑)。
追伸:↓でご紹介したプーチャは、ピザ生地のレシピでも十分に出来ると思います。こうして中が空洞になるように膨らませるには、300度以上の高温で一気に焼き上げる必要があります。オーブンでも出来るかな?
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