
ここ2日間、友人マリオのトゥルッロに泊まっていました。"trullo"(トゥルッロ)とは、プーリア内陸部に多く見られる三角屋根の歴史的な建造物です。もともとは、その昔、重税に苦しんだ農民が、建造物に課せられる税金から逃れるために、この三角屋根を考え出したそうです(義父さん談)。屋根の部分は、石を重ねただけで、セメントなど接着をする材料を使っていません。てっぺんに乗せた重石を取り除くと、屋根が崩れ落ち、建造物とみなされず税金がかからないという農民の知恵です。まあ、中世の話ですが。
トゥルッロにもいろいろなタイプがあり、マリオのトゥルッロは下の部分が白く、屋根はグレーの石がむき出しになっています。また、屋根の部分に白い漆喰を塗り固めたトゥルッロもあります。トゥルッロのてっぺんに乗せられた重石の形にも雄鶏、太陽、十字架、丸、三角などいろいろなパターンがあります。


写真左 手前に見えているのは手漕ぎポンプが付いたシンクです。すべてマリオ作。
写真右 昔はこの穴で鳩を放し飼いにしていたそうです。夜になったらここに戻ってくるのかな?もちろん食用・・・


ここはトゥルッロの屋根の上。石は積み重ねただけです。屋根の上にもスペースがあり、昔はそこにトマトを干したりしていたそうです。
ユキちゃんは、たいそう屋根の上が気に入ったそうで、ここで寝ると言い張っていました。


これがトゥルッロの内部。最近は、観光用に内部を広くしたトゥルッロや、土台をセメントで固めて大きな窓を開けるトゥルッロなどもありますが、マリオのトゥルッロはほぼオリジナルそのまま。昔のプーリア人って背が低かったんでしょうね。かがまないと通れない廊下などがあり、ユキちゃんは思いっきり楽しんでいました。
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とんがり屋根はガイドブックとかでよく見ます。色も統一されてるようで、青い空に白い壁が映えてました。でも・・・・・中を見たのは初めて!天井ひくいんですね~!壁の部分が柔らかい曲線で、なんとなく、エリンギを思い出しました。温かみのあるおうちでした。
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へぇ~、トゥルッロって近くで見るとこうなっているんだー。
旅行本で全体像を写したのはよく見るけど、こういう近いアングルは初めてみました。
冬は寒くないのかなぁ。すきま風。クーラーも取り付けられないだろうから結構厳しい環境ですね。
旅行本で全体像を写したのはよく見るけど、こういう近いアングルは初めてみました。
冬は寒くないのかなぁ。すきま風。クーラーも取り付けられないだろうから結構厳しい環境ですね。
古いものが存在できる場所っていうのはほんとうに大切ですね。
古いものと新しいものが同居している国ですよね。木造文化と石造り文化の違いを感じさせられます。トゥルッロという名前なんですね。初めて聞きました。日本と違って、友人達が集まるっていいですね。
Setteさん>トゥルッロって天井がとっても低く扉も小さいので、本当に小人のお家のようです。昔のプーリア人は背が低かったんでしょうね。
Hina Pinaさん>へへ~ん。マリオのトゥルッロには、去年まで電気も通っていなかったので、冷房どころではありません。でも、トゥルッロの壁は2メートル近くあり!とってもぶ厚いので、冬は暖かく夏はひんやり涼しいんですよ。冷房いらずです。
らふぁえろさん>3ヶ月たっぷりかけて周る旅、良いですね~。車で周られるのでしょうか?アルベロベッロはとても観光地化されているので、車で行かれるのであれば、CEGLIE やOSTUNI近郊に沢山あるトゥルッロを改造したアグリツーリズモにご滞在になるのもよいと思いますよ。
couさん>couさんのコメントを頂いてふと考えてみたのですが、市の建築許可云々よりも、基本的にイタリア人は古いものを大切にする気持ちがあるのかも知れません。日本人が公共の場を汚さないようにする気持ちと同じように、古いものに対する敬意の気持ちを持っているイタリア人が多いのかも知れませんね。
piace16さん>友人達とは「今年の夏もマリオのトゥルッロで会おうぜ~」と言い合っています。皆、マリオのトゥルッロで勝手に、バーベキューをしたり、トマトを収穫してトマトソースを作ったり、石釜でピザを焼いたり、自分の家のように楽しんでいます。
おとぎ話の世界・・のようですねぇ~♪素敵です。ゆきちゃんにとってもとっても魅力的な場所なんでしょうねぇ~

















