小麦を求めてボローニャへ

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水車小屋に関わるまで、小麦って年中あるものだと思っていました。
小麦の収穫は7月。年を明けると少しずつ小麦が少なくなっていきます。もちろん、7月にはまた新しい小麦が手に入るのだけれど、小さな農家さんではそろそろ在庫が尽きて来るのです。
さらに、まだまだ一般的ではない古代小麦(この場合、farroではなくて戦前までイタリアで育てられていた軟質小麦です)は見つけるのが大変です。
先週の金曜日は、シルヴィアと車でボローニャの小麦農家へ小麦を取りに行きました。


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小麦に関する知識がまだまだ足りない私たちに、ルチアーノさんが、丁寧に色んなことを教えてくれました。

有機栽培で、何も殺虫剤がかかっていない小麦の場合、気温が上がるとトンキオと呼ばれる虫が小麦に付着します。トンキオにはある種類の海藻を粉末にしたものがとても効果的なんだそうです。その粉末を小麦に混ぜて、挽く前に、ヴァーリオと呼ばれる機械で綺麗にします。

単一の種類の栽培ではなく、5種類の古代小麦をミックスして畑に撒くと、それぞれが助け合って、よく育つとか、それぞれの栄養価が混ざって、栄養のバランスが取れた小麦粉になるとか・・・

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彼の農場にはオーストリア製の電動の石臼がありました。自らの小麦を粉にしてここでも粉を売っています。
この左側にあるふるい、欲しいなあ。

小麦が届いて、水車小屋がにわかに賑やかになってきました。
さあ、じゃんじゃん粉挽きをするぞー!


美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

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Commented at 2019-02-23 21:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by lacasamia3 at 2019-02-26 17:04
鍵コメSさん、小麦を持って帰られたんですか!そうなんです気温が上がると虫が発生します。Terre Diatomeeという名前の海藻がとても効果的で、これを粉末にしたものを100kgの小麦にたった40g混ぜるだけで虫が死んでしまうのだそうです。人間には全く害はないので、そのあと、小麦を精製すれば、粉挽きには影響はないようです。
by lacasamia3 | 2019-02-21 19:14 | 水車小屋物語 | Comments(2)

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