ボランティアでやっている水車小屋の粉挽きが軌道に乗って、小麦粉を買いたい人だけでなく、自分が栽培した小麦を挽きに来る人から連絡をもらう事も増えました。
トスカーナには、panificatore(パニフィカトーレ)と呼ばれる人たちが居ます。
本業は農業の場合、自分で育てた小麦を粉にして、その小麦粉を使うのであれば、パンを作って売って良いというシステムがあるのです。私たちが住んでいるフィレンツェの北側でも、かなり山奥まで小麦を栽培する事が出来るようで、細々ながらパンを作っている人がいます。それぞれ売り先は個人のオーダーだったり、地元のオーガニック市だったり。
先日も、おらが村の土曜日の朝市で、以前小麦を挽きに来たレオナルドが自分が焼いたパンを売っていました。
パンを自分で焼いていると、他の人がどんなパンを焼いているか気になる(笑)。普段は外でパンを買う事はほとんどありませんが、興味があったので、半分分けてもらいました。
レオナルドは型に入れて高さを出したパンを焼いています。
生地の部分はフンワリと柔らかく、上手に発酵しています。天然酵母で、しかも古代小麦の全粒粉なのに、これだけ膨らむのは凄い!
噛むとじんわり粉の旨味が口の中に広がります。
関係ないけど、先日のラーラ。
水車小屋に連れて行っても、お部屋の中に入っちゃいけないのを分かってて入り口でじーっと待ってる。
明日の朝も水車小屋です♩
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こんにちは。小麦もこうして挽くとまた格別の風味があるんでしょうね!市販のパスタでも、中には小麦の風味がするやつがあって、多少割高でもそれを買っちゃいます。水車小屋万歳!
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kotaro_koyamaさん、ウンブリア州は小麦の大生産地帯だからきっと良質の小麦が手に入るでしょうね。稼働している水車小屋もありそう・・・・。