水車小屋の仲間と一緒に色々な事をやるとき、イタリア人のアイデアの豊富さに驚かされます。

上手にインタビューを切り分けて、それぞれの水車小屋プロジェクトのメンバーが昔の人の服装で、会話形式で語るというお芝居になりました!

たった5回しか練習していないのに、皆凄い上手。(あ、アントネッロは裏方専門なのでいません)
もともと、最後の粉挽き職人だったトーニオさんが91歳で亡くなる直前に行なわれたインタビューが載った地元新聞の記事をオーナーさんの奥様が見せてくれたのが始まりでした。そこには粉挽き職人としての毎日、昔は人が沢山水車小屋に集まって賑やかだった事、粉は挽いても代金の支払いの受け取りは遅れるばかりだったこと、貯水池に洗濯に来た村の女性達が場所選びで喧嘩をしたりしていたこと、などが活き活きと、トスカーナの方言で綴られていました。
「これを水車小屋に来た人に聞かせてあげたいよね」という一言から始まったイベント。
てっきり1人の人が朗読するのかと思いきや・・・


写真がたくさんあるので、どんどん行きますね。
多分、日本人が侍の格好をしたらシャレにならない位、本物感が出るのだと思いますが、この方達も同じく。
実は、フィレンツェの有名な劇場の演出家が我々の水車小屋グループの中に居るのです。で、衣装の一部は劇場からお借りしました♩でも自分たちで手作りした衣装もあります。
えへへ、私も案内役としてガルツォーネのチョイ役を頂きました。
カウベルをガランガランと鳴らしながら、見に来てくれた人たちを先導する役です。
お部屋に入りきれない程、多くの人が水車小屋に来てくれました。
皆で大笑いしたり涙ぐんだり・・・演じる方も観る方も1つになれるお芝居って最高。
いやいや、本当は本番前日のリハーサルがメタメタでどうなる事か?と本当に心配していたのですが、本番はバッチリ。
奇跡的な出来でした。
今年亡くなったオーナーさんに見せてあげたかったねって、皆心の中で思っていたと思う。
水車小屋のグループ内には、フリマグループ、メンテナンスグループ、粉挽きグループ、パン焼きグループがありますが、演劇グループも出来てしまったようです。演じる方はこれに味をしめて、来年の春にもまたやるのだとか。
そして先週末のイベントはまだまだ続くのです・・・
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お芝居なんて素敵ー。
昔の事もわかるし、いいですよねーこういうの。
羨ましいです。
みなさん本物っぽいし(知らないけど 笑)
アントネッロさんにも出てほしかったなあ。
仲代達矢さん似の人が居る 笑
昔の事もわかるし、いいですよねーこういうの。
羨ましいです。
みなさん本物っぽいし(知らないけど 笑)
アントネッロさんにも出てほしかったなあ。
仲代達矢さん似の人が居る 笑
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舞台セットがないのに時代背景に違和感ないってところがすごい。時間が経って変わったのは洋服だけ?みんなが進んで参加するという、このコミュニティの絆、すばらしいですね。

うちの水車小屋でもお芝居やコンサート、朗読会をすることがありますが、趣のある背景に衣装まで揃うとパーフェクトですね!いつかイベントにお伺いしたいです。