おっさん二人で水車と格闘


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暫くブログが滞っていてスミマセン。
実は頭の中が水車小屋で一杯で、他の話題が浮かばない(爆)。特にこだわりのないブログだけれど、テーマは偏らないようにしたいなっていうのだけはこだわりだったんです。今は、粉、水車、パンがグルグル頭の中を巡っていて、浮かんで来るのは水車小屋のことばかり。毎週末、水車小屋に行っているし。暫くこの話題が続きそうですが、飽きずに読んで下さい。

もう既にこのブログを読んで下さっている方にはお馴染みの、トスカーナ式水車のタービン部分。今まで、5回程実験で回していますが、パーフェクト。ずれ、歪みは見つかりません。親方大満足。
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こちらはタービンに直結している石臼の部分。建物の地上階になります。
このコーン型の部分に小麦を入れて、下に付いている口から麦が少しずつこぼれ落ちて石臼の真ん中の穴に入る仕組みです。このこぼれ落ちさせる量を調節するのが上に付いている重しの部分。口を支えている横棒と紐で繋がっていて、重しを引っ張ったり緩めたりして、口の傾斜を調節するのです。

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水車を回す前にしなくてはいけないことはいくつかありますが、2枚の石臼の上の一枚(回転する方)の高さを調節するのも大切。
Gさんが持っているハンドルをぐるぐる回すと上の臼が上下します。

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これが、水車の始動スイッチ。
只の棒のように見えますが、下の階の壁に付いている水門(直径15センチくらいの穴)に繋がっていて、上に引き上げると水門が開いて勢い良く水が噴出して、タービンの羽根に直撃し、水車を回し始めます。

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回り始めました。
わーい。石臼の中央に落ちた麦は、すり潰されながら遠心力で石臼の外側へと移動して行き、最後は一番外側の部分から外に落ちます。真ん中から材料を入れるタイプのフードプロセッサーみたいな感じ。
粉はふるいにかけて、ふすまと粉に分けます。製粉するという作業もまた奥が深いの。これはまだまだ研究段階で、またいつかブログに書きたいと思います。

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この日、水車小屋に行く前にアントネッロが「あ、いらない枕カバーが必要だから持って来て」っていわれて、何に必要なのか分からなかったのですが、粉を持って帰るのに必要だったみたい。えええー!って驚いてたら「え、小麦粉って言ったら普通、古い枕カバーに入れるものでしょう?」だって。アントネッロの実家でも昔からそうしていたらしい。
同居して20年以上経ちますが、サプライズはまだまだ続く・・・

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水車小屋には秤が付き物。
こんな古い秤が残っていてちゃんと機能しています。

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「あ、もうちょっと頑張ったら100キロ超え」とか・・・やめてー!
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こうして、おっさん二人が楽しそうにしているの、見てて楽しいです。
いよいよ来月の始めにはNPOが正式に立ち上がるはず。
今週の日曜日は、ちょっと水車小屋をお休みしてユキの遠足に付き合ってきます。良い週末をお過ごし下さい♩


しばらく新刊のお知らせを表示します。
2月22日Amazon、書店にて発売開始しました

美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ (旅のヒントBOOK)

奥村 千穂/イカロス出版

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Commented by rico at 2018-06-09 19:08 x
こんにちは。水車小屋の情報、様子、とても楽しいデス。このまま続けて、どんどんアップお願いいたします。
千穂さんのブログ、とても魅力的で、楽しいです。私もイタリアで暮らしている気分になります!
私は初めの方から順に見始めておりますが、いつも一番最後から遡り読んでいます。たとえば「740」のページにすぐ飛べるような方法がありましたら、教えていただけますか?
Commented by Take at 2018-06-18 20:07 x
頑張って👍お父さん!
by lacasamia3 | 2018-06-09 16:59 | 水車小屋物語 | Comments(2)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


by chiho