ここで、マルケ州側から、ウルビーノの近くの住んでいるyukikoさんと待ち合わせをして、ランチをご一緒し、この博物館を訪れました。
イタリアの野草に詳しいyukikoさん、日本の野草に詳しいakikoさんと一緒に、私もsawakinaちゃんにとっても、とても興味深い見学となりました
ここのミュージアムは、Abocaという企業が運営しているらしく、公立の博物館よりもちょっと豪華なんです。展示が素晴らしい。
このシャンデリア♩
ボタニカルアートがお好きな方に是非見て頂きたい植物図鑑の部屋。
本当に細かくて、緻密。
好奇心おう盛な4人で見ると、それぞれ面白いものを発見。sawakinaちゃんが、本の展示ケースの端に必ず置いてあるドライフラワーを発見しました。きっと虫除けの効果があるのでしょうね。
薬草にとっては容器も大切。
ガラスの容器と、陶器の容器はそれぞれの展示室に分かれています。
そして、このお部屋。
じゃーん。思わず、海老反りになって写真を撮りたくなっちゃう。
昔を再現して、天井から色々な種類のハーブがぶら下がっています。
展示室のあちこちには、こうして実際のハーブやスパイスが置いてあり、手で触ったり匂いをかいだりすることが出来ます。yukikoさん曰く、この右下のpsillioは今もエルボリステリーアで売られていて、水にふやかして飲むと便秘に良いらしいです。便秘で悩んでいる訳ではないけれど、月1でデトックスが出来るらしい・・・とちょっと興味あり♩
蒸留の道具や鍋なども展示されています。ハーブを潰すのも大量に行なうのは大変なので、滑車のし組みを利用した道具が使われていました。
注ぎ口も全てガラスで出来ている容器。Vino con acqua marina ( 海水入りワイン)だって!「もの凄く不味いものとか臭いものを飲ませると、意識が戻るんじゃない?」とか、皆勝手なことを言いながら大笑い。
Teriaqueと書いてある容器を見て、これは「照り焼きソースが入ってる壷だ」とか(笑)。
これは、病気と、その病気に効く聖人、その聖人のお祭りの日の早見表。
Disperati dai Medici (医者に見放された人)は聖パンタルコ、Poverta' ( 貧しさ) には聖サビーノ、なんていうのもありました。
ワンフロアーのみで9部屋の展示室だけの小さな博物館なのに、じっくり2時間半かけてみてしまった私たち(笑)。楽しかったなあ。
私とsawakinaちゃんは日帰りで戻り、akikoさんはyukikoさんと一緒に車で南マルケに向かいました。
アボカミュージアム ABOCA MUSEUM
無休(但し、12月25日、12月26日、1月1日は休館)
4月1日〜9月30日 10:00-13:00 15:00-19:00 10月1日〜3月31日 10:00-13:00 14:30-18:00
Via Niccolo' Aggiunti 75, Sansepolcro ( AR)
www.abocamuseum.it
フィレンツェからこの美術館のある街サンセポルクロとアンギアーリを周るワンデイトリップを組んでいます。
詳細はページが出来上がり次第お知らせします。
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chihoさん、こんにちは~
この美術館、本当に興味深くて面白そう!
昔ながらの道具にも惹かれるし、病気に効く聖人の早見表だなんて面白い!
わくわくしてしまいました♪
この美術館、本当に興味深くて面白そう!
昔ながらの道具にも惹かれるし、病気に効く聖人の早見表だなんて面白い!
わくわくしてしまいました♪
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la_mia_coccolinaさん、ここの美術館、全てが美しくて素敵でした。昔から大切に使われて来た道具の美しさがあります。是非是非、アンギアーリとセットで訪れてみて下さい。