大きな月のパン

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昨日もパン係で水車小屋でのパン作りをアシストして来ました。
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いつも元気な天然酵母。前の日の夜、粉とぬるま湯でちょっと起こされて(笑)、翌日の朝6時頃、また粉とぬるま湯でちょっと起こされて。
ちょっとずつ活発になって来ます。
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私がパン作りで一番好きな瞬間がこれ。
朝から、薪で石窯をおこしたり、粉を量ったり、麻の種を煎ったり、バタバタと作業をしている中、一瞬心が静かになる瞬間。
量ったぬるま湯を大きなフラスコに入れ、お塩を加えて、Sちゃんがグルグルと回します。
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回すと中で渦巻きが起きて、底に沈んでいた塩が渦の中に巻き込まれて上に上昇しながら溶けて行きます。この渦がまわっている間、二人で目を閉じて、心の中でお願い事をします。そして、"Grazie "と水に感謝します。水は生命の源だから。そしてパンにも欠かせないもの。
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この後また、バタバタした作業が続くのですが、一瞬気持ちを落ち着けて、キリッとさせられる瞬間。

Sちゃんは、毎回のパン焼きに、その日の名前をつけています。昨日のパン焼きは、Panificazione della luna grande. スーパームーンにちなんで、「大きな月のパン」
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何故かこの日は、パンの膨らみが普段以上に良かった!
ますますパン作りにはまっています(笑)

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Commented by tomomato at 2016-11-17 21:55
美し〜〜〜〜  このSさんのパンの焼き方、 なんだかとっても神聖で好きです。 このパンを食べる方たちに何かとっても大切なものが届きそう。  シンプルで、でも心がこもっていますよね。  そして、 そういうものはいつも美しい。 
Commented by lacasamia3 at 2016-11-18 06:58
tomomatoさん、何だかね、彼女のパン作りを見ていると、パンを焼くという行為がとても神聖な儀式の様に見えるんです。生地にナイフを入れるのが嫌で、表面にクープも入れないの。毎回、石窯の火が自然と作ってくれる自然のクープを絵の様に楽しんでいます。
Commented by lacasamia3 at 2016-11-18 07:00
鍵コメAさん、どのようにお届けしたら良いかしら?わーい、是非味わって頂きたいなあ。焼きたてをお届けしたい。良かったら、info.lacasamia@gmail.com にご連絡下さい。
Commented by africaj at 2016-11-19 23:17
本当に!美しいねー。
Sさんが修道女さんに見える。横顔美しい方だし余計に。
そして、このフラスコの渦と塩、光の写真。
溜息だわ。
生地にナイフを入れるのが嫌い・・・なんだかこちらまで神聖な気持ちをおすそ分けしてもらったよ。
今、初めての古代小麦のパン、発酵させてるよ。
私も昨日なちゃに餌をあげて発酵させて、朝に小麦粉と水でまた目を覚まさせた。今回はクープを入れないで好きに裂けるのを楽しんでみるよー。
「古代」に思いを馳せてみるね。
素敵な記事だったーありがとう。
Commented by lacasamia3 at 2016-11-21 16:20
africaさん、うん、彼女に出会ってから、パンに対する意識が随分変わった様な気がする。古代小麦は、水を吸うのに時間がかかるから、結構水分多めで焼くと良いよ。美味しく焼けると良いね。
by lacasamia3 | 2016-11-17 05:41 | 水車小屋物語 | Comments(5)

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