キャンティの小さな村をグルグルと

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トントコとキャンティ地方をドライブ。
割と道が分かり易いので、レンタカーでのドライブもお勧めです。但し、ネットが入り難い場所もあるので、カーナビに頼るのも良いけれど、プリントアウトした地図を持って、事前に予習してから行くと便利でしょう。県道×号線などという表示はきちんと出ています。
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お勧めのコースは、グレーベ・イン・キャンティ→パンツァーノ・イン・キャンティ→ラッダ・イン・キャンティ→カステッリーナ・イン・キャンティの順番です。どの村にも村の外側に、P(パーキング)の表示が出ていて、道沿い、もしくはパーキングに停めます。無料の所もあれば、パーキングメーターがある所も。ちなみに、今の所は、パンツァーノ・イン・キャンティの村の入り口を過ぎてすぐ右手の駐車場(DARIO DOCの前)は無料でした。
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こちらはラッダ・イン・キャンティの村の中心にあるサンニッコロ教会。
下のアーチの中に納められた泉と、上にある教会の段差が独特な建築空間をつくりあげています。

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ガッロ・ネーロ(黒い雄鶏)と呼ばれるキャンティクラッシコのラベル。
勿論、このラベルが付いているワインは美味しいのですが、付いていなくても美味しいワインは沢山あるので、美味しいかどうかという基準ではなく、このラベルを表示するには。サンジョヴェーゼという種類の葡萄が80%〜100%使われている事、フィレンツェとシエナの間の地域で生産されている事等の条件を満たしていなくてはなりません。
流石に、キャンティ地方の村ではあちこちにこのシンボルが見当たります。
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こちらはカステッリーナ・イン・キャンティ。
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どの村も、村の人の生活と観光のバランスが丁度良く取れていて、サンジミニアーノのように観光ずれしていないのは、きっと大きな観光バスが来ないからなのでしょうね。
夏はレンタカーでキャンティを周る欧米のツーリストで少し賑わう程度です。

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この村には、村のメインストリートに平行してこんなトンネルがあるんです。中は雑貨屋さんやギャラリー、レストランになっていますが、面白いので是非通ってみて下さい。
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村の教会。この後、可愛い幼稚園児達がお散歩で、先生達と一列になって歩いていました。
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夏休みの時期だったからか、男の子が店番をしていました。エラいっ!
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1つの村から次の村へ移動する途中は、こんな葡萄畑が広がっています。
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フィレンツェに帰る途中、レアンドロさんが、こんな眺めの良いポイントに案内してくれました。
同じ森でも、私が住んでいる北側とはまた少し違った、優しい緩やかな山並みです。

今までは11月にしては信じられない程、暖かかったのですが、今週の半ばからフィレンツェはギューンと寒くなります。
夏も楽しいけれど、秋冬も楽しみもまた色々と見つけましょう。

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by lacasamia3 | 2016-11-08 02:08 | フィレンツェから日帰りで行く町 | Comments(0)

フィレンツェで山暮らしをするchihoの田舎便りです。フィレンツェの街歩き情報、イタリア風家庭菜園、お勧めレストラン現地情報、日帰りで行ける街の情報など。フィレンツェの滞在型アパートの紹介サイト「ラ・カーサ・ミーア」を運営しています。


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