水車小屋に行ってきました

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今日の午前中、GASの仲間と一緒に、総勢6人+ワンコ2匹で、近くの村の水車小屋に行ってきました。

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水車小屋は実際に使われている所は、この辺りでも随分と少なくなってきました。それでも、まだ幾つか小麦を挽いている所があります。この水車小屋は、持ち主お父さんの代までは実際に粉挽き所として使われていたのですが、今のオーナーさんの代で職業としては辞めてしまい、趣味でたまに使っているのだそうです。
最近、歳をとって、体力的にも維持が難しいけれど、直して使い続けたいと希望され、おらが村のGASで、何とかそれを手伝えないかどうか見に行ったのです。

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すぐ近くには、真夏の今でも豊かに水が流れる川があります。
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トスカーナで現在残っている水車は、いわゆる日本の絵本で見る様な車輪が直接川の流れに沿ってまわるものではなく、水を迂回させ、大きなプールの様な貯水槽に水を溜めます。
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水車小屋の一番下の部分に付いているタービンに上から水が落下し、その力でグルリと回り、上に直結している石臼がぐるぐると回る仕組みです。
これは交換したタービンの部分。このスプーンの様な部分に水が当たって回るのです。だから水量と水の方向はとっても大事。
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ここで小麦を挽きます。左側の2つの円い部分が石臼。1つはトウモロコシの粉用、1つは小麦粉用です。
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これは、水車を動かし始める時に開く水門。真ん中に鉄の板が入り、それを上下させることで水を止めたり、流したりします。この部分が壊れているそうで、これを直すのはアントネッロが担当。

外の水槽の掃除などは、シャベルカーなどの重機を入れる必要があるから、かなり大掛かりになりそうですが、出来ないことはない!というのが私たちの印象です。
今は、畑や花壇の水遣り用に水を溜めておく必要があるので、9月末頃まで待ってから、一旦、水槽の水を抜き、水門を作り直して、皆で周辺のお掃除をしようという話になりました。
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外には、こんな素敵なタベルナーコロ(聖母像や聖人を飾るお地蔵さんの様なもの)がありました。
ここには、昔、小さな礼拝所もあったのだそうです。
オーナーさんがおっしゃっていた言葉がちょっと素敵でした。

「礼拝所と粉挽き所、魂と肉体(anima e corpo)さ」と。

今年の秋、石臼が上手く回れば良いなあ・・・

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Commented by mummi at 2016-08-01 13:44 x
素晴らしい活動ですね!アントネッロの腕はここでも大活躍ですね。
Commented by lacasamia3 at 2016-08-01 16:53
mummiさん、いえいえ、アントネッロが出来るのはほんの一部で、シャベルカーで周りをお掃除したり、生えてしまった木をチェーンソーで切ったり、色んな人の助けが必要です。実現すると良いな。
by lacasamia3 | 2016-08-01 01:51 | 水車小屋物語 | Comments(2)

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